Home / 暮らし / 夫婦 / 夫婦で実践できる節約術

夫婦で実践できる節約術

あなたの節約理由はなんですか?憧れのマイホーム、自家用車の購入、子供の養育費、頑張る自分へのご褒美、旅行や様々な理由がおありですよね。

ですが、目的のために向かって節約するというのは決意までは完璧なのに継続していくことがなかなか難しいものです。毎月の収入はあまり変わらないし、支出は変わらないどころか増えて困ってしまうことも少なくありません。

効率的に節約し、貯金を増やす方法はあれやこれや試してみたものの、目に見える成果は上がらない。

どうしよう、どうしようと一人で息巻いていませんか?家計を預かるのは自分だから、節約も貯金も自分がなんとかしなければ!と責任感の強さは素敵ですが、一人では限界があります。夫婦で一緒に、実践できる節約を重ねて目標に向かって努力いたしましょう!

まずは家族会議!


まずは現状の状況を夫婦で共有しましょう。節約と直接関係無いのでは、と思われるかもしれませんが、何の前触れも成しに明日から節約します!と言ってもご主人がノリ気になってくれるとは限りません。

男性はきちっとした計画書やデータが揃うと、何をして欲しいか、何をしなくてはいけないかを理解してくれるのでスムーズに協力を仰げるでしょう。また話し合いもご主人の都合をなるべく考えてあげるのが良いでしょう。お仕事帰りにいきなり話し合い、や、休みなんだからいいでしょ、と言う気持ちでは不満が出ます。

夫婦の問題なのに、どうして譲歩しなくてはいけないのか!と言う気持ちも最もですが、まずは気持ちよく協力させることが先決です。節約は一人で頑張っても、それぞれが好き勝手にやってもうまくいきません。

協力体制は必ず良好でなくてはならないのです。お子さんが小学校は中学年以上の年齢であればお子さんにも会議に出席してもらいましょう。

目標金額の話し合い


家族を話し合いの席に着かせたら目標金額を告げます。内容はそれだけで十分です。

毎月いくらの収入があり、毎月いくらの支出があるか、などの細かいお話はしません。家族で協力してこれだけの金額が必要です、と説明するだけでよいのです。

そんな小さな話のために、と思われるかもしれませんが家族全員が同じ目的を共有し、理解しているというのは節約において必ず必要なことです。
みんなで目標に向かって頑張る意識を、一緒に努力する協力を力説しましょう。

目標金額は一ヶ月でいくら、三ヶ月でいくら、半年でいくらと目先の近い金額を設定しましょう。最終的な目標金額を常に追いかけていると、なかなか目的に追いつかなくて節約の満足感が得られません。また目標はあくまで目標ですので、いつかたどり着く、と言う気楽な気持ちで節約しましょう。

節約を始めよう!

いくつかの節約方法を提示してゆきます。

1.ご主人のお小遣いは節約しすぎない

まず最初に不要と思う場所から節約を、と思うとご主人のお小遣いに目が行くのではないでしょうか。タバコや交際費、妻の目からすればいくらでも切り詰められるように見えますが、一方的に切り詰められると節約のモチベーションが保てないものです。

なので、ご主人のお小遣いは月額いくらの定額制ではなく、お給料の何%と変動制にするのが宜しいでしょう。

変動制にすることで残業や仕事の達成率によって月々のお小遣いが変わってくるとご主人も仕事にやる気が出ます。何よりも家庭の収入が増える要因にもなるので一石二鳥です。勿論共働きであった場合、自分のお小遣いも収入の何%と同じように定めておきましょう。

2.共同の口座でお金を管理

毎月の交通費や昼食代、お小遣いなど必要経費を抜いた残額を全部共同口座へ入れます。家賃や光熱費などの公共料金、お子さんの教育費などは共同口座から出し入れし、通帳にて管理しましょう。

共働きの際、どちらが何をどれだけ払っている、というのは意外と気にかけていることなのではないでしょうか。どちらの負担が大きいか、などという瑣末なことで喧嘩など無意味な事、極まりありません。一つの家計を二人で支えているのだと言う認識のために共同口座はとても有益です。
是非節約、貯蓄を考えた日に作成し実行してみましょう。

3.それぞれの得意分野を活かす

夫婦にはそれぞれいつのまにか家庭内での役割がおのずと決まってしまうものです。例えば、ご主人はは通信機器、インターネットや機械、家電などに詳しいのが一般的で、奥様は日々の食材や日用品の買い物に長けているもの。

それぞれ自分の得意分野で、なにを、どのように、どれだけ節約できるのか考えて実行してみましょう。またそれが実行できたなら、お互いに報告し、報告されたほうは節約できたほうをきちんと褒めてあげましょう。

小学生みたいなものの言い方ですが、毎日頑張っている状況に対して何も言われず当たり前に接されるのはモチベーションが保てないものです。

たった一言でも頑張っているね、すごいね!と言われるとモチベーションを保つことは勿論、次に繋げようと頑張れるものです。夫婦の会話、コミュニケーションにも一役買いますので導入を強くお勧めしますよ。

4.目標金額に達したらちょっと贅沢する

最初に一ヶ月、三ヶ月、半年と設定した目標金額を達成したら少しの贅沢を自分たちに許してあげましょう。節約や貯金においてモチベーションを保ち、上向きの気持ちで節約を続けるというのは最も大切なことです。

目標金額に達したならもっと、もっと節約しよう!もっと切り詰めよう!と思う気持ちも大切ですが、そのまま続けていくといつまでもキツイ状況を何処までも続けていかなくてはなりません。ちょっとの贅沢を許してあげる心のゆとりは、後々の投資と思い、目標達成後の贅沢をする日は存分に自分たちをねぎらってあげてください。

5.目に見えるところに小さな貯金箱

例えばテレビ台や、玄関、毎日目にする場所に小さな貯金箱をお気お財布の小銭などを貯める習慣をつけましょう。
金額は1円や5円、お財布の中で嵩張って邪魔だな、と思った金額で構いません。

家族全員で貯金をしているな、節約しているなと目に見えるシンボルがあると節約や貯金は気持ちよく出来るものです。

すぐにでも実践できるものをいくつか提案させていただきました。
節約は意識して難しく考えてしまうものですが、必要に応じて、ゆとりをもってやらなければ達成できないこともあります。

ぜひ、一つ一つ出来ることから始めてみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

Check Also

あなたは「自称」イクメンパパ?妻がイラつく言動3選と育児の心得3選

子育てを女性だけに押し付けず、 …