壁のカビの正しい除去方法

masa456 2016年10月27日お掃除壁のカビの正しい除去方法はコメントを受け付けていません 6,647 Views

壁のカビが落ちづらいとお悩みのあなたに提案したいカビの除去方法です。壁のカビは上手く掃除ができずについつい見て見ぬふりをしがちです。

今回は手順を追って壁のカビ取り方法をご紹介していきます。

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壁のタイルの目地
壁紙
まとめ

壁のタイルの目地

タイルの目地は漆喰やセメントでできていて吸水性が高く凸凹した形状が石けんカスなどの汚れを捉えやすくなっているのでカビにとっては格好の繁殖場所となります。タイルには釉薬が塗られて表面が焼き固められているので水がとどまりにくくカビが繁殖しづらいですが、その点タイルの目地はむき出しの状態なのでカビが好んで繁殖をして真っ白な目地が黒く変わるので余計に汚い印象を与えますよね。

床のタイルはカビ取り剤を使えば簡単に取り去ることができますが、壁のタイルは薬剤が垂れてしまってうまくカビ取りができません。そこでご紹介したい方法がティッシュを使ったパック除去方法です。

まず汚れを落とす

中性洗剤を使ってカビ周りの汚れを落とします。汚れを落としておかないとカビ取り剤の効き目が弱くなります。汚れが落ちたら水で洗い流してぞうきんなどで水分を拭き取って乾燥させておきましょう。

ティッシュを用意

洗面器にカビ取り剤を溜めて細く切ったティッシュを浸しながら張り付けていくと効果的で、スムーズに作業できます。面倒な方は目地にティッシュをあててカビ取り剤をスプレーしてもいいでしょう。こうすることでカビ取り剤の液ダレを防ぐことができます。手に薬剤が付かないようにゴム手袋を付けて行ったほうが安全です。

30分間放置する

取り扱い説明に書かれている時間だけじっくりと置いてカビが分解されるのを待ちます。今回使用したジョンソンのカビキラーは頑固なカビには20～30分放置とありますので30分間放置します。

水で洗い流す

30分放置した後ティッシュを剥がしたら、水でしっかりとカビ取り剤を洗い流します。

乾燥させる

ぞうきんで水分を拭き取ってタイルを乾燥させます。濡らしたままだとカビの繁殖条件を作ってしまうので水分は拭きとって乾燥させることが大事です。
落ちづらい目地のカビもかなりきれいになりました。

今回使ったカビ取り剤

出典：http://store.shopping.yahoo.co.jp/

・ジョンソンカビキラー
塩素系のカビ取り剤でスプレー式のノズルから泡の薬剤がカビにしっかり浸透して強力にカビを落とします。

ジェル状のカビ取り剤

出典：http://store.shopping.yahoo.co.jp/

・レック激落ちカビ取りジェル
壁のタイルの目地にはジェル状になったカビ取り剤がおすすめです。ジェルは液ダレの心配がなく乾燥しづらいので長時間カビの分解を続けることができてカビ取りの効果が高いのが特徴です。

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レックの激落ちカビ取りジェルは先端がノズル状になっているのでカビの上にピンポイントで塗布することができます。

壁紙

梅雨の時期、洗面所に飛び散った水分が壁紙に浸透したり、加湿器の湯気が壁紙にあたっていてカビ生えてきたという経験はないですか。壁紙のカビはいつの間にか繁殖していて気づいたら大変なことになっていたりします。壁紙にカビ取り剤はにおいも気になるし、という方はまずエタノールで拭き取ることからはじめてください。

エタノールで拭き取る

気がついたら壁紙がひどい状態に。

まず、ぞうきんにエタノールを含ませてカビの上を抑えながら落としていきます。グッとぞうきんのエタノールをカビに押し付けながら拭いていくのがポイントです。

メラミンスポンジで掻き出す

それでも落ちなかったカビにはメラミンスポンジが効果的です。メラミンスポンジはメラミン樹脂をミクロン単位で発泡させて作られているので非常に細かい形状の網が汚れを絡み取ってくれます。メラミンスポンジにエタノールを吹き付けて残ったカビを掻き出すようにして落としていきます。スポンジの目が詰まってきたら新しい箇所を使用してきれいな面で作業をしてください。メラミンスポンジはポロポロとクズが出る場合もあるので、ぞうきんで拭いて仕上げます。

エタノールとメラミンスポンジでここまできれいになりました。
もしこれでもカビが落ちないほど根が深かったり、カビの色素で染まっている場合は、キッチン用の漂白剤を使ってティッシュパックをしてみてください。白い壁紙以外に使用すると色が抜けてしまうので注意が必要です。