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お風呂にカビがでやすい原因と種類、カビ除去の方法

お風呂はカビがでやすくて困りますよね。なぜお風呂にカビがでやすいのかや、どんなカビが発生しているのかを調べてみました。またそれらのカビを除去する方法も合わせて見ていきましょう。

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お風呂にカビがでやすい原因

お風呂にカビがでやすい原因とはいったい何でしょうか。

湿度と温度

カビが繁殖する条件には
1、カビにとって栄養となるものがあり
2、酸素があって
3、適度な湿度と
4、適度な温度の
条件がそろうことで発生します。
お風呂はその条件がそろいやすいのでカビが繁殖するんですね。
湿度80%を超えるとカビはできやすくなります。温度は20度から30度の間で、25度くらいになるとカビの繁殖力がかなり増しますが、30度以上になると逆に繁殖力は衰えてきます。35度以上になるとカビは繁殖できなくなり成長が止まります。低温でも繁殖する菌もいますから注意が必要です。

天井に潜む菌

いくらカビ取りをしても次から次へと生えるカビにうんざりとしたことはありませんか。なぜカビ取りをしてもすぐにカビが生えてくるのか、その原因は天井にありました。天井のカビはなかなか取りづらく、殲滅させることが難しいのでどうしても取り残してしまいます。カビはそこから胞子を飛ばしてカビを媒介させているのです。

お風呂のカビの種類

お風呂に生えるカビにはどんなものがあるのでしょうか。

クロカビ

黒色のカビで、もともとは土壌に潜むカビですが土から空気中へと飛散されてお風呂場にも潜んでいます。湿気がこもりやすく濡れている場所に繁殖しますからお風呂場は格好の繁殖場所です。

ススカビ

アレルギー症状の原因にもなるカビで薬剤や紫外線に強いのが特徴です。ススカビは冷蔵庫の中でも繁殖するように低温でも繁殖することができます。

アカアビ

アカカビは土壌のカビで、よく畑や汚水などに見られ農作物もしばしばアカカビの被害を受けます。お風呂場ではよくピンク色のヌメヌメした状態のカビが見られますが、これがアカカビです。

カビの除去方法

カビを除去するには市販のカビ取り専用の薬剤を使って作業をしていきます。

まずは汚れを

カビ取りをする前にまずお風呂場の汚れを取り除きましょう。石けんカスや皮脂などの汚れをたわしでこすり落とします。汚れがこびりついているとしっかりとカビに薬剤が届かずに取り残しの原因になります。カビだと思っていた汚れが実は黒ずみ汚れだったりすることもあります。はじめに汚れを落とすことはとても重要です。

カビ取り剤をスプレーする

カビにカビ取り剤をスプレーするときはカビを除去したい場所を乾燥させてから使用することが大事です。濡れた状態のままカビ取り剤をスプレーしてしまうと薬剤が水に流れやすくなってしまい効果が半減してしまいます。

壁のタイルにスプレーする場合は横に吹きかけて溝にカビ取り剤が溜まりやすいようにしましょう。また頑固なカビにはキッチンペーパーやティッシュなどを使って薬剤をパックしてあげると効きやすいのでお試しください。カビ取り剤が流れてしまうような壁面や天井などにも有効的です。

注意したい点

もっとしっかり効くようにとカビ取り剤をふきかけた場所をこすってしまうとカビの菌糸が奥に入り込んでしまって取れなくなってしまいます。スプレーをしたら何もせずに待つことが大事です。

カビ取り剤を使いたくない場合は

カビ取り剤を使わずにカビを除去する方法をご紹介します。手荒れが気になる方や小さいお子さんがいらっしゃるご家庭におすすめです。

用意する物

・酢
・水
・重曹

使用方法

まず水3に対して酢1をスプレー容器に混ぜてからカビに吹き付けていきます。その後に重曹を振りかけて再びスプレーをしてから1時間放置します。
1時間経ったら使い古しの歯ブラシなどでカビを優しくこすり取ります。これを雑巾で拭き取ったら終了です。

カビが取れていない時は繰り返しこの作業を行ってください。くれぐれもこの後に塩素系のカビ取り剤を使わないようにしてください。化学反応を起こし猛毒な塩素ガスが発生してしまいます。お気を付けください。

それでも取れない頑固なカビには酸素系漂白剤と洗濯洗剤とを混ぜ合わせてカビ取り液を作ります。それを塗布して1時間ほど放置します。1時間経ったら同じように歯ブラシなどで優しくこすって落としてください。最後は水で流して終了です。酸素系の漂白剤であれば酢と混ざっても危険はありませんのでカビが取れないようでしたらおためしください。

まとめ

カビは油断をするとすぐにでてきてしまいます。重要なことは現在繁殖しているカビをすべて駆除してそこから防カビ予防に努めることです。天井までしっかりと駆除をしたらカビを寄せ付けないために防カビ剤を使うことも有効です。薬品を使いたくない方は酢水をかけておくと予防になります。

さらに肝心なことは、常に換気を心がけて湿気がこもらないようにお風呂場を保つことです。お風呂から上がったら換気扇を回したり窓を開けることを習慣にしてカビを予防してください。

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