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キッチンを快適にする収納テク

キッチンは作る人が立つ場所です。作る側が作っているときの不便な点を他の家族に訴えても返ってくる言葉は「ふ~ん」とか「必要ないでしょ」等だったりします。

悲しいかな・・・・わかってもらえないことが多々ありますよね。いきなり大がかりなリフォームを考える前に『何が不便か』を少し考えてみましょう。

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家事導線を見直す

収納を始める前に【料理をする順序】【食事後の片づける順序】を改めて考えてみましょう。そうすることで不便な動きが見えてきます。そこから何がどこにあるとスムーズに動けるかを紐解いていきます。動かせる棚や小物は配置を変えていきます。大きな動きとしてはこれで大丈夫です。

無駄な動きはストレスを生みます。何かを出す時他を出してからでは無いとだせない様な収納だとプチストレスがたまって行くものです。冷蔵庫内も同様です。何かを出すのに手前をどかさないと出せない・・・どかせば出るならまだいいですが買ったことすら忘れるほど隠れているなどありませんか?

取りあえず『今』使いやすいようにレイアウトを変えて行きましょう!ダメだったらやり直せばいいのです。試行錯誤しながらマイレイアウトにして行けばいいのです。使いながら直していく余裕も楽しみながら行いましょう。

さて収納という言葉。収める納めると書きますよね。【おさめる】という言葉にはまだ漢字にできる物もありますね。収納の収と納の漢字で共通する意味合いは【一定の場所におさめる】時など枠などにはめる意味で用いられます。収納のコツは【必ず元に戻す事】が大切だという事です。

ですから家事導線から無駄な動きを省き、最善の場所に収納する必要があるのです。これが『面倒・・・』と感じる場所に収納しないことが上手な収納のコツとなります。

では収納する前にストック数の把握も大切になってきますね!『買いすぎない』は収納術に繋がります。安いからと買いだめをする、しかしながらきっとそれらは使い切る前に又売り出しになる事が多いのです。ですから収納する場所→それ以上は場所を使わないことも重要で、収まりきれない物をそこら変にちょっと置いておこう!は散らかる元となります。では次へのステップはその収納方法です。

見せる収納にするか、隠す収納にするか

見せる収納とは文字通りあえて食器や調味料などを飾るように収納する方法です。その場合見せるための食器を選定しましょう。見せる収納の場合は程よい『余裕』があることを勧めます。何故程よいかと言うと、実は『見せる』は『魅せる』にしたいからです。私も!私も!と沢山のもの達が訴えてきたら折角魅せたいものに目が行かなくなるからです。

棚にキツキツに詰め込むのではなく、1つの飾り棚!ここは収納ではなくディスプレーとして置いてみましょう。全部を魅せる必要はありません。洋服の衣替えの様に魅せたいもの隠すものを季節ごとにわけてもいいと思います。お皿の整理も大切です。景品などのお皿は数もバラバラだったりサイズもバラバラの事が多いですよね。本当に必要かどうかをこの期に再確認してみるのもいいですね。

魅せる収納にはちょっとセンスも大切になって来ます。一度飾ってあとは引き算で減らしていく方法がいいと思います。自分が憧れるキッチンの雑誌などを真似るところから始めるのもいいですね。デメリットと取るかひと手間で楽しむと取るかがありますが、見せる収納はキッチン特有で油汚れが付くこともありますので頭の片隅に入れて置いてください。

隠す収納はスッキリ何もないような状態にする方法です。先ず真っさらにしてみます。そして先ほどの見せる収納とは逆に足し算で出すものを足していきます。調味料やスパイス類も見せても素敵ですし、使う時にだけ出すのもご自分のスタイルに合わせてチョイスしましょう。

シンク周りに一切物がない方もいますよね。それが生活感がないと思う人もいるし、すごい綺麗と思う人もいる。はじめにお話をしたように使うのはあなた自身です!あなたらしい選択でいいと思います。見せる隠すの割合も人それぞれです。使いやすくワクワクする場所にきっとなりますから、毎日配置を変えてもいいのではないでしょうか。それで楽しいなら私は楽しいを選びます(笑)

怖いのは収納のリバウンド

収納してスッキリしたのはいいけど、何処に何をしまったかを忘れてはそれこそリバウンド!ダイエットにもリバウンドがあるように、片付けや収納術にもリバウンドはあります。これはオシャレに収納しようと揃えて買い過ぎた収納ケースや便利グッズが、活躍の場を失い元より更に物が溢れる事態となる事です。

ですから初めは必要な物を選別し、既存の物で視点を変え収納に活用してみましょう。収納ケースの中身が見えない物にはマスキングテープやネームシールなど工夫して、題名を付けてあげましょう。題名を付けるというと、その一つの収納が作品に思えてきます。

固定観念は捨てましょう


固定観念を捨てて物を見ると、今あるものでも十分活すことができます。ラベルを剥がしたトマトや豆類の空き缶は、資源ゴミになる前に調理器具入れにもなります。おたまや木ベラなどを入れて見せる収納に使えます。

収納しスッキリしたシンク横に、その缶の中に又々資源ゴミになるはずだったジャムやプリンの空き瓶を入れて水を差し花を一輪飾る。それだけでキッチンは華やかにもなります。

収納アイテムで見せる収納として私が活用している物で和カゴがあります。昔ながらの梅干しを干す時に母が使っていたものです。それに買ってきた野菜を入れています。小洒落た居酒屋の店の前にディスプレーの様に野菜類がカゴ盛りされていたりしますよね。あんな感じです。

野菜類こそ買いだめは新鮮さを損ねてしまうものです。カゴに入るだけの野菜類だけを買うようにすると見せる収納になり、尚且つ腐らせる野菜もなくなり実は節約術にもなるのです。

一つ一つの家庭がある様に、キッチンの形態も様々だと思います。今は収納力抜群のシステムキッチンも多くありますが、我が家の様に築30年ともなると古臭いですしキッチンと言うよりはTHE!台所と言う感じ…そのようなキッチンにありがちなのが高い位置にある収納場所です。高すぎて踏み台が無いと物が取れない天収納…

私は身長が168㎝あり高い方ですが、それでもあの天収納は不便です。天収納には行楽用のお弁当箱や水筒。一年に一回使うか使わないかのボール類など、重さの無い物を入れています。そして築30年、ガスコンロ下の扉の取っ手が取れていまして2年前母から受け継いだキッチンですが取っ手が無いストレスもマックスになり思いついたのが【扉をとってしまえ!】でした。

もともと私は業務用キッチン仕様に憧れがあったのでシンク下ががら空きでも、カゴを使ったりして素敵に変身させればいいと思っていましたので

【扉をとってしまえ!】には全く抵抗はなくワクワクしていました。しかしそれはバッサリ切られたのです。築30年ということは私の実家でありながら建てたのは私の父。マスオさん的同居なので一応父に扉をとってしまいたいのですがと言ったら、見た目が悪い!ホコリが入るなど色々言われバッサリ…
扉なんか外すことで切るのかとも言われました。

私はそんな事ではへこたれません。扉は大概ネジや蝶番だから外せると確信していましたし一応相談したという事で扉はとってしまいました(笑)ホコリといわれたので突っ張り棒で、カーテン風にしました。あとは見た通り扉は外されていますが、何か言われてら答えますが言ってこないのでいいかなと思っています。

勝手にやるのではなく一応「どうかな?」と相談することも大切ですので聞いたので、まぁそれに従うかどうかは私次第ですからね!

まとめ

いかがでしたか?片づけや収納が苦手と言う方は多いかと思いますが、苦手ではなくコツをつかめば楽しくなると思います。それでも散らかってしまう・・・うまく行かない方は少し大きめの箱やかごをご用意ください。

その箱はスペアです!散らかってここに置いちゃえと思ったものを『とりあえず』その箱に入れます。取りあえず箱に入れるので見た目は散らかりません。
そして時間が空いた時にその箱に入っているものを整理してください。一旦間を置くことでその箱の物は本当に必要だったか確認ができます。買い過ぎてしまった物は次回から買いすぎなければいいのですから。

よくわからず散らかることを避けて、なんで散らかったかを人から言われずに自分自身で確認することが大切です。

一度決めたからと意地は張らず柔軟に配置や模様替えもジャンジャンしても大丈夫です。何故なら生活スタイルは年々日に日に変化するものですから。赤ちゃんだった子供が手のかからない大人へ成長すれば、危険だからと高い所へ上げていたものは下しても大丈夫な環境に変化していくものです。

今の時を感じながらキッチン収納を楽しみましょう!だって人には食欲という欲があるのですからキッチンは大切な場所です。キッチンは家族が集う場所であり、ひとり暮らしでも大切な食生活を送る場所です。気持ちよく食事をするために収納を工夫することで同じ毎日が快適に変化していくでしょう。

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