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子供もブーツで足元をキメよう!子供用ブーツの選び方

子供とはいえ、年頃になるとファッションに興味を持ち始めますよね。お友達の影響を受けたのか、急に「あれが着たい、これが着たい」と自己主張しだしたり……。そんなときに困るのがブーツ。秋冬の必須おしゃれアイテムでありながら、どんなブーツが子供の足に合うのか、なかなか判断しにくいものです。

ここでは、子供の足に合ったブーツの選び方をご紹介します。みなさんのお役に立てれば幸いです。

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子供のブーツ選びの5ポイント

せっかく気に入って買ったのに足に合わなくて靴箱の肥やしにしてしまった、なんていう悲しいことにならないように、足に合ったブーツ選びのポイントをおさえましょう。デザインで選ぶのではなく、足との相性で選ぶのです。

①爪先部分が広い

ブーツ全般に言えることですが、基本的に爪先、かかとに捨て寸と呼ばれる余裕があります。歩行しやすいように足を自由に動かせるようになっているのです。逆に、ブーツを履いたときに捨て寸がないものはサイズが小さすぎるということ。

爪先は、履いたときに足指でパーができるくらい余裕のあるブーツにしましょう。ブーツと爪先の間は5~9mmくらいの余裕が理想的です。

②かかとをしっかり固定できる

かかとの骨を固定できるブーツを選ぶと、歩き疲れしにくいでしょう。特に、子供の足は未発達なので、安定した歩行ができるようにするためにもチェックを。かかとがガバガバ動くようでは危険です。ブーツのデザインによってはかかとが固定しづらく、子供の履き物として不向きなことも。

③歩きやすい設計になっている

幼い子供はベタ足なので、爪先がやや反り上がって角度のついているブーツが歩きやすいです。反り上がりがあると、蹴り出しやすく転びづらいためです。

また、踏ん張りがきくブーツのほうが歩きやすいので、弾力性の弱い靴底のブーツや厚底ブーツは避けましょう。

④足幅が調節できる

成長期の子供には、絞めつけの微調節ができるヒモのついたブーツが無難かもしれません。「ヒモが引っかかりそうで怖い」という方は、微調整なら中敷きを利用しましょう。ブーツは寒い時期に履くものですから、微調整がきかないデザインの場合は靴下で足にフィットさせることもできますね。

⑤ブーツが骨にあたらない

特に注意したいのが足囲とくるぶしの2カ所です。足囲とは、親指と小指の付け根にあるでっぱりをぐるりと測ったときの長さです。ここが締め付けられるようだと歩いているうちに足が痛くなり、逆に余裕がありすぎると足の変形につながってしまいます。

くるぶしに関しては、ブーツの側面についたファスナーやショートブーツのふちがあたっていないか注意しましょう。

デザインによってはこれらの条件を満たせないこともありますが、何はともあれ、歩きやすくて軽いもの、これに限ります。ブーツは実際に履き、足に合ったものを選びましょう。

デザイン別 ブーツの選び方

様々なデザインがあるブーツ。ここでは、それらのブーツの特徴や履くときの注意点に焦点をあて、ブーツの選び方をご説明します。

サイドゴアブーツ

出典: zozo.jp

ブーツの側面に伸縮性のある素材を使ったブーツです。定番のデザインなので最初のブーツにおすすめです。スカートにもパンツスタイルにも合わせやすく、1足あれば重宝するでしょう。スポッと履けて楽ですが、サイズの微調整はできません。靴下や中敷きで調整しましょう。

ヒールの低いものが定番ですが、ヒールの高いものにするならかかとのサイズが合うものに。かかとが安定すると歩行しやすくなります。

また、側面の伸縮素材は履いているうちに伸びてくるので、甲幅が小さく足の薄い子には向かないかもしれません。

ムートンブーツ

出典: zozo.jp

羊の毛皮をスウェード加工した、内側がモコモコのブーツです。フェイクファーなら安く購入できますが、温かさは本物には叶いません。サイドゴア同様、こちらもスポッと履くタイプです。毛皮のおかげでブーツが足にフィットし、足になじみます。反面、毛皮のせいで踏ん張りがきかず、転倒の原因にもなるので実は中敷きを使用したほうが安全とか。

問題点は、内側のケアです。汗や雨で湿った毛皮は雑菌の温床に。乾燥させるには、新聞を吸水性の良いタオルで巻き、ブーツに入れます。2~3時間後、これを取り出して消臭スプレーをかければ完成。ブーツ用乾燥剤も効果的です。

ムートンブーツの多くはヒールがなく、靴底がすべりやすいことも。雨や雪の日の歩行には注意しましょう。

エンジニアブーツ

出典: zozo.jp

丈の長いシンプルなブーツです。技術者の作業靴がもとになったと言われ、丸みのある爪先部分とストンとした筒状の飾り気の少ないデザインが一般的です。筒状なので、サイズの微調整はききません。履くうちに革が伸びてくることを想定し、筒状の部分は着脱がしづらいくらいぴったりとしたサイズを選んだ方がいいでしょう。

レースアップブーツ

出典: zozo.jp

丈が長く、紐が編み上げされた定番ブーツです。ヒモでサイズ調整できるため、便利ですね。ヒモは、足とブーツとがフィットするように、特に甲のあたりをきっちり編みましょう。

ただし、ヒモのせいで着脱はやや面倒です。そんなときは、ぱっと見たところレースアップなのにファスナーがついているものもあるので、ぜひ探してみてください。

スノーブーツ

出典: zozo.jp

雪を想定してデザインされたブーツです。温かく滑りにくく、防水加工もされています。がっしりしたイメージがあるかもしれませんが、最近は町歩きもしやすいデザインのものもたくさん出回っています。合理性を求める方におすすめです。

ヒモ付き、ファー付き、様々なデザインがあります。履き口にゴムが通っており、絞れるものも。幼い子供でも一人で履けそうですね。

足との相性を第一に

自分の好みのブーツに出合ったら、買いたい衝動にかられる気持ちはわかります。しかし、そんな衝動をぐっと抑え、ぜひ合理性にも注目してください。

未発達な子供の足にもやさしい構造か、滑りにくかったり踏ん張りやすかったりといった工夫があるか、着脱は自分でできるか。考えるポイントは様々ありますが、まずは第一に、子供の足に合ったブーツであることを確認して購入しましょう。これと決めたブーツがあったら、使用の際には防水スプレーも忘れずに!

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