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子供用タンス・チェストの選び方とおすすめ商品

子供ができると、考えもしなかった意外なことに気づくことも多いはず。その一つに「どうしてこんなに着るものが多いんだ」という衣類の問題が挙げられます。

生まれた直後は、多くの人からのプレゼントで服が溢れかえります。さらに赤ちゃんの頃は肌が弱く多くの着替えが必要になり、外で遊ぶようになると汚れものが多くなるので、これまた、たくさんの洋服が必要です。

とにかく時期を選ばず子育てには大量の服が必要。そんな子供服を効率的に収納できる子供用タンス・チェストの選び方を紹介します。

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生まれてすぐの 新生児〜1歳

生まれてすぐの頃は、服のバリエーションがほとんどありません。というのも、この時期はまだ肌がとても弱く、汗をかかせることを避けるため、基本的には何枚も重ね着をすることがありません。

そのかわり、肌着はかなり頻繁に交換をします。

またミルクをこぼしたり、乳歯が生え始めておもちゃなどを口に含むことでよだれが出るため、たくさんのガーゼが必要になります。

さらに肌が弱いのでおむつ交換を頻繁にしなくてはいけないのもこの時期。

ですのでこの時期は、使う頻度が多い「肌着」「ガーゼ」「おむつ」をいかに取り出しやすく収納するかがポイントです。

小分けになっていて引き出し自体が小さいもの

子供の体が小さいためそれぞれ衣類のサイズも小さくかさばらないため、小分けになっているチェストで収納するのが良いでしょう。

着替えの頻度が多いので、すぐに取り出せるものがオススメです。ふたのついた収納ボックスなどは避けた方が良いでしょう。

親が使い勝手が重要 1歳~2歳

1歳から2歳くらいまでは子供が自らの足で行動する範囲も増えるため、写真を撮る機会も格段に増えます。外出の機会も増えることから、まるで親の着せ替え人形ように、あれやこれやと可愛い洋服を好きに着せれる至福の時期でもあります。それによって服の量が増えるのもまた悩み。

洋服の種類ごとに引き出しを分ける

衣類のバリエーションが増えるため、用途に応じて洋服を分ける必要があります。

例えば、スタイや生地の薄い部屋着、パジャマなどを入れる「おうち用」。靴下や外出用の洋服を入れる「お外用」、そして「おむつ」などです。おむつは15枚程度のおむつとお尻ふきを入れられる縦長のものを使用すると、取り出しに便利です。

上と下がセパレートされていないものを着用し始めるので、上着とズボンも分けた方がよいでしょう。

新生児の頃と違い、体が大きくなるので若干服もかさばるようになります。それに合わせて縦サイズ(深さ)も少し大きいものを選びましょう。

子供の使い勝手を優先 3~6歳

3歳からは少しずつ自我が芽生え、好みの洋服を着たがる時期です。また保育園や幼稚園に通わせていると、園で子供自ら洋服を出して着替えるよう指導されるため、子供が自ら使いやすいようなチェスト・タンスを選んであげましょう。

タンスは背が低く、引き出しは軽いもの

1つの引き出しが大きく奥行きがあるものだと、力が足りず引き出すことができません。店舗などで選ぶ時、引き出し自体は軽くても容量が大きなものだと入れる服の重量が重たくなるので、子供自身が引っ張れなくなってしまう可能性があります。

また、引き出しを上に重ねて使うタイプだと、高い所の引き出しを引く力が子供にはないため、これも自分で洋服を取ることができなくなってしまいます。また高い位置にあるものは固定されていないと子供の上に落ちてくる危険もあるので避けた方が良いでしょう。3段以下の、引き出しの小さいタイプがオススメです。

中身はシールや色で判別

子供がまだ小さい頃は、いきなりすべての引き出しに何が入っているのかすぐには把握はできません。そこで引き出しの取っ手近くなどの目立つ場所に、入っているもののイラストのシールなどを貼ってあげると、覚えが良くなります。引き出しを色別に分けて「緑は下着」、「赤は上着」などど色で覚えさせるのも良いでしょう。

整理のしやすさで選ぶ 7歳〜

7歳以降は衣類の管理はすべて自分でできるようにならなくてはいけません。自分で畳んだ洗濯物を、子供でも収納しやすいような形状のタンス・チェストを選ぶ必要があります。

底面積は広く浅いもの
引き出しの深さが深いタイプだと、下の方の洋服は見えづらく、特に男の子などは横着をして、上のものばかりを着回すようになってしまいます。自分の持っている服を把握するため縦×横の面積は大きくても、深さの浅いものの方が使い勝手が良いでしょう。

頑丈さも重要
また7歳以降に使用するタンスやチェストは、長ければ子供が独立をするまで使う可能性もあります。キャラクターや可愛い絵柄などではなくなるべくシンプルで丈夫なものがオススメです。

子供がキャラクターや絵柄のものを希望している場合には、シールを貼るなどしてあげると、愛着も湧くでしょう。

 

子供用タンス・チェスと選びのまとめ

説明したように「子供用のタンス・チェスト」は子供の成長に合わせて選ぶことが重要です。小さい頃は親が使いやすいもの、大きくなったら子供自身が使いやすいものと使い分けることで、洋服を効率よく管理することができます。

洋服を着替えるという行為は、子供の成長には欠かせないものです。ぜひその成長をサポートしてあげるようなものを選びましょう。

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