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大人には大人のピアノレッスン

子どもほど多くはないですが、大人になってからピアノを始める人はたくさんいます。子どもの頃に少し習っていた方から一から始める方まで、レベルはさまざまですが、子どもと違いゆっくり長く続けていかれるのが特徴です。決して上達を望んでいないわけではないのですが、発表会で難しい曲を演奏したり、テストを受けたりするわけではないので、自分にあったペースで進めていけ、無理がかからないのです。

仕事の後や休みの日にレッスンに来て、毎日忙しい中で練習をして、子どもよりも時間がないはずなのにとても楽しそうです。自分の意志で始め、自分のペースで進められ本当に音楽をピアノを楽しもうとされています。そこには、単にピアノを上達したいという気持ちの他にも、目的があるような気がします。

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外出して気分が変わる


仕事をしている方であれば、職場と家の往復ばかりになってしまいがちですが、そこに週に一日だけ寄り道をする、人に会うという行動が加われば、気分も変わります。お仕事をリタイアされた方でしたら、非日常的な出来事が気分を若返らせてくれることでしょう。人と会うということは、程よい緊張感を与え身を引き締めてくれます。お化粧やファッションに気を使うようになり、自分に気を使えるようになります。

レッスンで変われること

もしかすると自分よりも若い先生に習うことになるかもしれませんが、そんな相手にでも教えを請う身として、尊敬し謙虚な気持ちになります。年齢を重ねると、人の上に立つ立場になる方が多いので、謙虚な気持ちが失われ気味です。一人の人間として生涯成長するとすればその気持はとても大切に持ち続けていたいものです。

人と会話をしてストレス解消

年を重ねると、外に出歩くのも億劫になったり、天候により無理な場合もあります。どんどん籠もるようになってしまうと、人と話をすることがなくなってきてしまいます。表情も無くなり、ストレスも溜まってくるでしょう。

レッスンに来て先生と会話をすることで、新しい情報を知ることができ悩みも解消されるでしょう。時には仕事の愚痴を言うのもいいかもしれません。レッスン時間をピアノだけに費やすのではなく、自分の時間として必要な過ごし方をされるのが、大人の方の上手なレッスンの受け方だと思います。

練習とレッスンで日常生活にハリがでる

レッスンに行くこともそうですが、家にピアノがあるということ、ピアノの音があるということは、生活が明るくなります。それは上手なピアノでなくてもいいのです。ポロンポロロンと聴こえてくる音であっても、家族や近所には暖かく伝わります。

そして、子どもと違うのが、子どもはレッスンがゴールと考えますが、大人はピアノを弾くということ自体がゴールでもありスタートでもあるので、練習が嫌ではないのです。毎日少しずつピアノの時間を持ち生活のリズムを作っていってるのです。

集中した時間を作る

ピアノを家で弾く時間というのは、一人の有意義な時間になるのです。じっとピアノに向かって楽譜を読み解き音にしていくという行為が、集中力を高めてくれます。無心になれるので、仕事や日常のストレスからも開放される時間になります。

脳への影響も良い

ピアノは頭で考えながら手を動かす動作の繰り返しなので、脳の活性化につながります。長い集中力もついてきますし、少しずつのスキルアップも目標にしていくので、いつまでも若い気持ちでいることができます。毎日同じことの繰り返しのような生活の中でしたら、新しい事を覚えるだけでも脳の活性化です。

発表会に参加してみる

小学生の頃は授業中に発表するだけでも、ドキドキしたものです。それが、どんどん大人になると緊張する機会が減ってきます。人から注目されることも減り、刺激が少なくなってしまうのでつい、自分を甘やかしてしまうことになりがちです。せっかくピアノを習っているのだから、1年や2年に一回ぐらいは発表会に参加されてみてもよいのではないでしょうか。

家で練習していても、家族はその成果がよくわからないものです。ぜひご家族に披露して拍手をもらって、また次へのステップにつなげていただきたいです。

聴いてくれる人がいて音楽になる

お家でポロンポロロンと弾かれるのもいいのですが、音は人に聴いてもらって初めて音楽になるのです。一人で音を出しているのはただの運動です。人に音を伝えるということは、より表現が豊かになります。そして、相手の気持ちを考えるようにもなります。いつもの自分の音が音楽になる瞬間を味わうと、やみつきになる方も多いようです。毎年発表会に参加される大人の生徒さんもたくさんいらっしゃいますよ。

自分を高める努力をする

ステージに立てば、痛いほど人の視線を感じます。それはそうです、みなさんは主役を見つめるのですから。人に見られる事で、自分を磨きます。人が聴いていると思うと、上手な演奏をしなければ、止まってはいけないと思います。ですから、自然と練習量も増え、丁寧な練習をするようになり、いつの間にかレベルが上がっているのです。他人の演奏を聴いて自分を知る事もあります。

それはステージマナーだったり見た目の印象だったりします。自分では気付かない事を人から間接的に教えてもらうチャンスなのだと思って、勇気を持ってステージに上ることをお勧めします。

まとめ


子どもと違って自分の意志で習いにこらるので、明確な目的があります。趣味でいろいろな曲を弾きに来られる方、イベントで一曲披露したくて習いに来られる方、教育者になるために習いに来られる方、みなさん様々な理由で来られます。

ほとんどの方が楽しんで休まずレッスンに来てくださいます。無理に手の形を直したり、子どもの楽譜を使って指遣いを守らせたり、あまり深くこだわり過ぎるよりも、一曲を課題としてクリアしていくレッスンがほとんどです。それぞれ、人生の中で経験されてきたこと、生活の中で感じていること、いろいろな気持ちを抱えていらっしゃいます。

そんな中にピアノという時間を作っていただけることに感謝して、こちらも尊敬の気持ちを持って接していかなければと思っています。貴重な時間を無駄にしない努力を私たちはしなければならなく、教える立場だからとおごり高ぶらず、同じ大人として学び合って行けたら素晴らしいのではないかと考えています。

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