大好きな皮ジャンがシーズンオフの間にカビが生えてしまった!などのトラブルを経験した人は多いと思いますが自宅で洗濯できることは知っていますか。
ライダージャケットやレザージャケットなど革製品はとてもおしゃれですよね。しかしお手入れの方法を知っている人は少なく多くの人がクリーニングにお願いしていると思います。しかし毎回クリーニングでは出費も多く大変です。
革製品はものによってはしっかりメンテナンスすることで一生ものにすることができます。今日は革製品の洗濯方法を覚えて自宅でメンテナスできるようにしましょう。
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目次
優しく生地を傷めないように洗いましょう
革ジャンは痛みなども自然な感じで味がでますがあまり痛みすぎると長く着ることはできません。洗濯の際はできるだけ生地が傷まないように洗濯しましょう。
多少の注意点はあるものの工程はいたって簡単なので誰でも自宅で洗濯することができます。
まずは表面の汚れを落としましょう
住宅用の拭き掃除スプレーを使って革の表面を手で撫で洗いします。手荒れなどが気になる人や汚れがひどくない場合などはこの工程は飛ばしても大丈夫です。
次に洗濯用洗剤を溶かした溶液につけて革製品全体をスポンジなどで洗っていきます。この時使う洗剤はおしゃれ着用洗剤を使用すると失敗が少ないです。
ステッチやファスナー部分などの細かい部分もブラシなどを使って丁寧に洗っていきます。細かい部分は使い古した歯ブラシなどを使ってもきれいに洗濯することができます。
ボアやウールがついている場合は柔軟仕上げ剤を使うことで柔らかくすることができます。
すすぎは洗濯機でも可能
洗い終わったらすすぎに入りますがそのまま手ですすぎをすれば生地を傷めることが減ります。
洗濯機ですすぎをする場合はネットに入れてすすぎましょう。この時落としきれなかった汚れがある場合は汚れ部分が表側にくるように畳みましょう。初めに20分ほど回しまだ洗剤が残っている場合はさらにすすぎます。生地を傷めないように水流などを弱くしてすすぎましょう。
すすぎの段階で完全に洗剤を洗い流すようにしましょう。洗剤を完全に洗い流すまですすぎを繰り返します。
脱水後は形を整える
脱水も洗濯機で行えます。長い時間かけると型崩れの原因になるので30秒程度にしておきましょう。脱水後吸水性のいいタオルで水気を押し付けるように拭き十分水分が拭き取れたらしわを伸ばすように形を整えて乾燥させます。
乾燥は自然乾燥で
革製品は熱に弱いので乾燥機を使うと縮みの原因になります。必ず自然乾燥で干しましょう。
乾燥機を使わなくても乾燥後は若干縮みます。そのため半乾きの状態で一度袖を通すなどをしてシワを伸ばして形を整えるようにしましょう。
干すときは必ず日陰で干します。直射日光は退色の原因になるので避けましょう。
水を含んだ革製品はとても重くなります。ハンガーで干すときに伸びてしまったり型崩れしてしまうこともあるので肩部分に厚みのあるハンガーを使用しましょう。袖部分などに新聞紙を入れて干すと型崩れも防止できるうえに水を吸ってくれるので乾燥にも助かります。
半乾きの状態で皮用オイルを擦り込むときれいに柔らかく仕上がります。ニベアなどのハンドクリームでも代用できますが、できれば皮用オイルを使用しましょう。完全に乾いた後に余分な油分を拭き取れば完成です。
普段のお手入れや保管方法
せっかくきれいに洗濯しても普段のお手入れや保管方法が違うとまたカビの発生の原因になったりとトラブルになります。
せっかく洗濯したのですから普段のお手入れもしっかり覚えましょう。
普段のお手入れはブラッシング
普段は軽くブラッシングするか乾いた布で拭き取りましょう。表面の汚れを落としてあげるだけで十分です。
頻繁に着ていれば肌や髪の毛から油分を吸っているのでオイルの補充も必要ありません。
シーズンで2回程度オイルを塗れば十分です。
水に濡れてしまった場合はすぐにポンポンと叩くように水分を拭き取ってください。ごしごしこすると生地を傷めてしまうので注意が必要です。
シーズンオフの保管はカバーをつけて
シーズンオフの間の保管方法も重要です。ここでしっかり保管しておかないと次のシーズンの時にカビが発生していたりとトラブルの原因になります。
革ジャンに湿気は大敵です。できれば風通しの良い場所に保管することがおすすめですがクローゼットの中などに保管する場合は2か月くらいに1度の頻度で外にだして空気にふれさせてください。
他の衣類への色移りなどを防止するためにカバーをつけて保管しますがビニール製のカバーだとカビ発生の原因になり逆効果ですので不織布カバーを使いましょう。
こまめなお手入れで一生ものにしましょう
革ジャンなどの布製品は使えば使うほど個性が出てきてきます。きちんとメンテナスすることで一生ものにすることができます。
洗濯からメンテナンスまで自分でやるとさらに愛着も出てくると思います。ぜひ自宅で洗濯してみてはいかがでしょうか。
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