セーターをのばさずに洗濯する方法

kohmeimanabe 2015年6月16日洗濯セーターをのばさずに洗濯する方法はコメントを受け付けていません 2,149 Views

お気に入りのセーターの洗濯ってどうしていますか？着る度にクリーニングに出すとなると出費がかさむし、洗濯すると縮んで残念なことに…なんてことありませんか？おしゃれ着・セーターをのばさずに洗濯できていい香りを楽しめたら嬉しいですよね。

私の失敗談とほんの少しのポイントをご紹介。一笑して頂き少しだけヒントになれば嬉しいです。

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家で洗濯できるもの、できないもの
洗濯ネットは必須
少しの量ならハンドウォッシュ
干し方に問題アリ?!
タグの小話
最後に

家で洗濯できるもの、できないもの

自身のお気に入りの物はもちろん子どもが気に入っている衣類の洗濯って「もし縮んだら…」のプレッシャーがかかりませんか？実は私自身、息子のカシミヤセーターを洗濯機でゴロゴロ。ふたまわり位縮ませてしまいました。ちょうど私サイズになったのですが（笑）、カシミヤのふんわり感はなく目の詰まった硬く残念なセーターに。息子には怒られ洗濯できない人呼ばわり。これではイケナイ！と一大奮起しセーター洗濯という敵に立ち向ってみました。

今まで気にしていなかった事、それはショップで品定めしている時意外とタグを見ていなかったこと。デザイン重視で購入時にタグに書いてある取扱表示を見ていなかったのです。（タグとは衣類裏側の左わきに縫い付けてある取扱いみたいな布の事です）そりゃあ失敗しても仕方ないねって聞こえてきそうですが（苦笑）人間、学習するものです。タグにはどんな成分構成になっているか、何度のお水で洗えるのか、洗濯OKマークがあるかなど細かく表記してありますので、ぜひ確認して活用してください。洗濯機のマークに×が付いているものはご注意デス。

洗濯ネットは必須

さて、ホームクリーニングについて少しご紹介していきたいと思います。通常の洗濯なら洗濯漕に直接入れて回せばいいのですが、何せおしゃれ着・セーターですもの。優しく洗いたいですね。例えば前章に書いたカシミヤセーターの洗濯時も優しく洗うことを知っていれば一回り小さく縮むだけで済んだのかもしれません。

けれど、忙しい合間の洗濯に時間を取るわけにいかなかったのが現状。そこで代わりに優しく守って洗濯してくれるのが「洗濯ネット」です。他の衣類と絡まりのばしてしまう事を防いでくれるだけでなく、毛玉発生からも守ってくれる優れものです。大切なおしゃれ着・セーターを優しく洗うなら是非洗濯ネットを活用してください。ドラッグストアやホームセンター、１００均でも購入できますし大きさも多種多様。洗う物によっていくつか揃えておくのがいいですね。

少しの量ならハンドウォッシュ

小中学生の時、家庭科の授業で洗濯について学習したこと覚えていますか？学校にもよりますが、私はハンカチと靴下を手洗いした覚えがあります。ほんの少しの洗濯に洗濯機を回すのは不経済です。セーター１～２枚くらいならハンドウォッシュしてみませんか？洗面台やバケツ（タライがあれば嬉しい）におしゃれ着洗い用の洗剤をキャップ半分くらい３０～４０度のお湯に溶いてセーターを浸し押し洗いするだけ。揉むことも擦ることもしなくていいんです。

３分程度押し洗いしてから泡がスッキリなくなる位すすいだら洗濯ネットに入れて洗濯機の脱水コース１分で完了です。洗濯機を回している時間よりウンと早く済ますことができますし伸びたり縮んだり型崩れすることもありません。が、洗濯できるかどうかタグの確認は必須です。

干し方に問題アリ?!

水気を含んだセーターをハンガーや竿に引っかけたりして干していませんか？襟グリが伸びてしまったり洗濯ばさみで止めた跡が残ったり、せっかく洗濯が上手くいったのに干し方ひとつで残念な結果になってしまいます。オススメしたいのが室内用バスタオル掛け。「旅館の客室などに置いてあるもの」といえば想像つくでしょうか？

タオルを干す円形になっている物ではなく折り畳みできるタイプの物です。セーターなど伸びやすいものを広げ置きし風通しの良いところで陰干します。また、ネットタイプでセーター干し専用のものがネット通販やホームセンターにありますので探してみてください。

タグの小話

洗濯機マークが×でもホームクリーニングできるものもあります。アクリル・ナイロン・カシミヤ・毛などいろんな表示があり、アクリルやナイロンなど洗濯機の手洗いコースでも大丈夫な物があります。毛１００％は押し洗いでないと縮んでしまいますが、アクリルが入っていれば洗濯機の手洗いコースで洗えます。

洗濯機がダメなら手洗いすればいいのです。ハンドウォッシュの方法をご紹介しましたが、要領は同じです。クリーニングに出すといい香りは付いてきませんがホームクリーニングすれば出費を抑えられますし、自身の気に入った香り付きになります。また、洗剤を選ぶことも大事な要素になります。エマールやボールドなどおしゃれ着洗い専用の洗剤でぜひお試しい頂きたいですね。ただし、ダウンや皮革は押し洗いする手洗いもできませんのでご注意ください。

余談ですが、肌着などに多い綿１００％の衣類は通常洗濯で伸びます。