サイズも小さくお世話もそこまで大変ではないので、犬や猫よりも比較的飼いやすいとされています。実際私の周りでも、ハムスターと一緒に住んでいる友人は結構います。
ハムスターは、あちこち動き回ったり押し車を動かしたりと色々忙しそうにしているようなイメージがあるかと思います。しかしハムスターは、私達人間以上に睡眠をとるんです。
ハムスターと一緒に住んでいない方は、その睡眠時間が意外と長いという事実はご存知ないかと思います。
本記事では、なぜハムスターの睡眠時間がそんなに長いのか?という理由と快適にハムスターに眠ってもらうための環境を作る3つのポイントをご紹介します。
これからハムスターと一緒に暮らす予定がある方は、本記事をぜひ参考にしてくださいね。
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目次
なぜハムスターは長く寝る?
この世の全ての生き物は、その生活習慣や習性によって睡眠時間はそれぞれ異なります。一般的にハムスターは1日平均として14時間ほど寝るといわれています。結構長いですね。
夜行性なので夜は起きてますし、昼間もハウスの中で忙しく動き回っている姿を想像すると、いつそんなにも睡眠をとっているのかちょっと疑問に感じてしまうかもしれません。
私達人間は、夜睡眠をまとめてとります。しかしハムスターは、まとめて睡眠をとるのではなく1日のうちに50回ほど寝たり起きたりを繰り返しているんです。1回の睡眠時間は約15分ほどといわれています。
通常は上記のように、昼間でも寝たり起きたりを繰り返しているハムスターですが、気温が下がるとその睡眠のサイクルは少し変化します。
ハムスターの種類にもよりますが、ジャンガリアンハムスターは日内休暇といって、昼間はハウスの中で体温を下げて眠り体力を温存します。また、ゴールデンハムスターは気温が10度以下に下がると冬眠に入るといわれています。
冬眠に入る前は、昼間はたっぷり寝てエネルギーを蓄え、夜は餌を食べて体力を消費しないように生活するのが特徴です。
大切なのは「室温」
以上のようにハムスターは睡眠をとりますが、その中で大切なポイントは「温度」といえるでしょう。寒すぎたら冬眠してしまったり、日内休暇の活動を取るなどの生活に入ってしまいます。
ハムスターの本来の、1日14時間ほど睡眠をとり活動する生活をキープするには、部屋の温度をしっかりと把握することが大切です。
ハムスターに快適な室温は、一緒に暮らしているハムスターよって異なりますが、大体20度前後が良いでしょう。寒すぎる場合、冬眠に入ったり体調を崩したりしてしまいます。
特に、温かい場所から急に寒い場所に移すなど突然の温度変化には注意しましょう。温度計などを近くに置いて、こまめに温度を確認してあげると良いですよ。
温度がバッチリであれば大丈夫です。しかし、可愛いハムスターに快適な睡眠をとってもらうための環境作りとして、ちょっとしたポイントがあるんです。次にそのポイントについてご紹介します。
ハムスターの快適な睡眠をとるのための3つのポイント
ハムスターに快適な睡眠をとってもらるためのポイントは、次の3つです。
- ケージを置く場所
- 巣材をしっかり整える
- 人間が使う暖房器具も注意が必要
それでは、上記の3つのポイントについてそれぞれみていきましょう。
ケージを置く場所
冷えやすい場所は絶対に避けてください。窓際、玄関などは隙間風が入りやすくハムスターにとっては良い環境とはいえません。温度変化があまりないリビングなどにケージを設置してあげてください。
また、その際ケージの下に保湿マットや毛布などを置いてあげると、少し暖かくなりますので試してみてくださいね。
巣材をしっかり整える
ケージの中も温かい環境が必要です。ペット用のヒーターなどを入れてあげて温めてあげましょう。しかし、ハムスターはストレスを溜めやすい動物です。
ケージの中にヒーターが突然入ってくると驚いてしまいます。そのためヒーターは端の方に置き、ハムスターが逃げれるように場所を作ってあげることが大切です。
人間が使う暖房器具も注意が必要
私たちが日頃使用する暖房器具もハムスターのために使用してあげることもできます。しかし、「部屋の温度を一定に保つことができるもの」にしましょう。パネルヒーターやオイルヒーターなどが良いですね。
逆にハロゲンヒーターやストーブは、つけっ放しにしておくと温度が高くなりすぎる危険があります。これらの暖房器具をハムスターに使用することは控えましょう。
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まとめ:温度だけはしっかり気をつけることが大切
いかがでしたでしたか。本記事では、なぜハムスターの睡眠時間がそんなに長いのか、という理由と快適にハムスターに眠ってもらうための環境を作る3つのポイントをご紹介してきました。もう一度その3つのポイントをおさらいしましょう。
- ケージを置く場所
- 巣材をしっかり整える
- 人間が使う暖房器具も注意が必要
ハムスターは冬眠をしてしまうと、身体にとっても負担がかかってしまうといわれています。ひどいときはそのまま天国にいってしまうこともあるようです。
そうならないためにも、室温の管理はしっかりとしてあげることが大切といえるでしょう。一日14時間小刻みに寝るという正常な睡眠をとってもらうためにも、本記事が参考になれば嬉しいです。
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