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ダニを防ぐ布団

最近テレビのニュースなどでダニやマダニに刺される人が後を絶たないことを見かけます。そんなダニのニュースを見た人はダニを介しての感染症が引き起こされるなどを知ってしまうとかなり不安になりますよね。

そこで今回はダニとは何なのか?そして今回は防ダニ布団に焦点を当ててダニから身を守る対策をご紹介していければと思います!
防ダニ布団を比較しながら種類や価格、メリット・デメリットについてもご紹介します!

ここでは布団に住みつき、アレルゲンとしてかゆみ、咳などを引き起こしかねないダニから身を守るための方策をお伝えしています。

特に最近はマダニによる感染SFTFウイルスが怖いです。
SFTFウイルスは別名、重症熱性血小板減少症候群ウイルスと言われ、主に発熱や消化器系に症状が出ます。
重症化すると死亡に至ることも…

ダニが好むのは湿ったところです。
梅雨や湿度の高い時期は要注意です!
ダニは私たちの日常に潜んでいます。

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ダニの特徴


全世界でも日本でもいろんな呼び方がありますが、節足動物門鋏角亜門クモ網ダニ目に属する動物の総称がダニと一般的には呼ばれています。

体の構造としては前頭部(頭胸部)と後体部(腹部)に分かれていて、頭胸部は付属肢として1対の鋏角と触肢4本の歩肢、腹部は後端に尾部はありません。

虫と言えば虫の見た目ではありますが意外にも節足動物として動物の部類に入ります。
ダニの中にはツツガムシ病、ライム病、日本紅斑熱などの人獣共通の感染症を持っているダニもいて、さらに複数の感染症を持っているダニもいます。

私たちの暮らしの中で身近に密かに潜み、私たち人間の健康を脅かす恐ろしい存在の1つでもあります。

ダニには刺すもの、血を吸うものなど種類があります.

ちなみにダニはレモンの香りが苦手で天敵はクモです。
クモ網ダニ目なのに天敵がクモなのは意外です。

大きさ

体系はずんぐりで楕円形が多いですが中には扁平なものや細長いものもいます。
具体的な大きさはほとんど小型で1mm以下、マダニであれば吸血時には体調が1cm以上に肥大します。

ダニに刺される前は気づかないくらいの大きさでダニだと気づいた時には1cm以上としっかりと目認できるようになりますがダニが黙認できてからではもう刺された跡だという事で非常に気づきづらい存在だと思います。

繁殖

ダニは全世界で約2万種にものぼり、様々な環境に適応することで熱帯から極域まで世界中に分布しています。

ダニは家のベッドなどあちこち潜んでおり、人の健康を蝕むアレルゲンとして存在しています。

衛生状態が良くないところに多く潜んでいますが、衛生状態が良い日本では稀なケースでも人間だけでなく動物にもついたりしますので動物についていることはよくあり、身近なところに潜んでいます。

またダニは白い綿の素材によくつくそうなのでベッドなど布生地を使うところに多いようにも思います。

寿命は平均して3か月だと言われています。
3か月しか生きないとしても次々と卵を産み、繁殖が進むことによって私たち人間を困らている現状でもあります。

アレルギー反応

ダニの中でもニキビダニは直接吸血はしませんが主に顔の毛包に寄生していることがあり、症状がないこともありますがアレルギー性皮膚炎の原因にもなります。

また、ダニに刺されることによってアレルギーになるだけでなく、ダニが家にあるハウスダストを食べることによってでた糞、脱皮殻、個体の死骸により皮膚炎や気管支炎のアレルギー性疾患を引き起こす原因にもなります。

さらにダニがダニを捕食するツメダニが体を刺す皮膚炎も発生することもあります。

防ダニ布団について

防ダニ布団をよく知らない人でこれからダニ対策をする人にも防ダニ布団についてご紹介します。

防ダニ布団とは

防ダニ布団とはその名からも想像がつくように布団にダニの繁殖を防ぐため、布団にダニが寄り付かないようにするための布団の事を指します。
防ダニとつく商品は防ダニシートくらいでしょうか?

中にはダニに殺虫効果があり死滅させる殺虫剤なんかもありますが、こちらの防ダニ布団は寄せ付けないことがメインの商品になっています。
布団のあちこちから侵入を防ぎ、繁殖させない、糞や死骸、抜け殻を布団の上に残さない。

そういった人間がアレルギーになる原因を作らないための商品です。

そして防ダニ布団が作られた理由としては湿気があり、布団の細部まで侵入でき、ダニが好む天然素材があり、ダニが潜む場所にはかなりの高条件だったからと見受けられます。

日本でも布団で寝て朝何気なく、体のどこかがかゆいなんてこともあるのではないでしょうか?

布団はダニが好む場所として人間が7時間くらいいることも高条件に当てはまります。
なぜなら人間のフケや髪の毛、アカなどがダニのエサになるからです。
ダニの種類によってはフケやアカ、汗たったの1gだけで約300匹生きるダニもいます。

そのような次々と増殖するダニを防ぐために防ダニ布団が開発されて幅広い種類の商品が販売されています。

防ダニ布団はいくつかの種類がありますが、中綿繊維に薬剤を吹き付けた物、薬剤をマイクロカプセルに入れて中綿繊維に編み込んだりしている物が一般的な防ダニ布団です。

中には揮発性の薬品や殺虫剤の薬品を中綿繊維に吹き込んだりして加工している物もあり人間への安全性が欠けている製品もあります。

防ダニ布団は天然素材ではない?

実は防ダニ布団は天然素材ではないのです。
なぜなら天然素材をダニは好むからです。しかし、人間にとっては天然素材でないのでフカフカの布団でないと嫌だという人も多いのでは?

もちろん防ダニ布団には天然素材の物もあります。
むしろそっちの方が今は主流です。

なぜ防ダニ布団を利用するのか?

布団の場合はダニの栄養源にもなるフケや髪の毛などが多いから防ダニ布団を使うのだと思います。
最近ではダニを除去する掃除機も販売されていますので日本ではダニは布団に多く生息しているものだと受け取れます。

さらに布団はダニ意外はほかによりつく敵がいないので非常に環境にも適しており、卵を産む場所にもなっています。

ダニは普段から目に見えません。唯一吸血したダニは大きさが1cmほどになりますのでその時に見えるくらいです。

目に見えないからこそ対策をしなければいつの間にか自分の身にも危険が迫ります。
その前に防ダニのために防ダニ布団を購入するのはやりすぎだとお思いかもしれませんが、徹底対策をすることで被害をかなり防げます。

しかし、ほとんどの日本人はダニ対策となると布団を干す。そしてたたく、洗うこれくらいだと思います。
身近な所に潜んでいるダニなのにあまり関心がないのでしょうか?

防ダニ布団比較

日本には稀に見ると言われるダニですが日本もグローバル化も進んでいて海外からの人がくるようになっています。

ついこの前、日本にヒアリが発見されたことで話題になりましたがあの出来事も海外から運ばれたコンテナから発見されたいう事なのでいつダニによる害が出るかはわかりません。

被害にあう前にダニ対策として防ダニ布団をご紹介していきます!

種類

種類というか掛布団、敷布団、布団カバーこんなところではないでしょうか?

薬剤を使ってダニを除去しますのでほとんど同じ物かと…

しかし、高密度織りという除去方法もあり。布団の繊維をダニが入れなくなるなるように細かく織り込むのです。

生地の素材は化学繊維でも綿でもできる防ダニ方法になっています。

薬剤に不安がある人は高密度織りはオススメできます!

しかし、布団と言ってもそのカバーのみ防ダニすればいいようにも思います。

例えいろんな種類があったとしてもダニを布団の内側に入れないで外側で門前払いをすれば良いと思います。

夏場シートやカバーなどを外す場合は布団の方も防ダニ対策をしていないと大変です。

価格

掛布団、敷布団、布団カバーどの商品も比較的安い物から高い物まであります。しかし、布団カバーは掛布団、敷布団と比べると比較的安価です。

安い価格で言えばカバーを外さなかったりする人にはカバーだけで十分だと思います。

しかし、普通の布団に比べれば高いとは思います。

どちらかというと薬剤が入った防ダニ布団より高密度織りの防ダニ布団の方が価格が高いです。
そのため保証が5年の物もありますが中にはないメーカーもありますので、買い替えの際はよく考えてから購入をお勧めします。

意外と掃除機の方が安上がりになる場合もあると思います。
3万円の防ダニ布団を購入するより3万円くらいの防ダニ掃除機どちらを選ぶかはあなた次第。

メリット・デメリット

メリットととして今まで手間がかかっていたダニ対策に困ることが無くなります。購入してしまえば後のダニ対策は手抜きできます。

また、生息しやすい布団にダニを寄せ付けないことで家の中にも生息する確率が少なくなる。

そして高密度織りの防ダニ布団であれば繊維が高密度に織られているのでホコリが出にくくなり、薬剤が入っているわけではないので赤ちゃんにも優しいです。

デメリットとしては実は防ダニ布団はダニだけに害があるのではなく、人間にも害が出てきたりします。その含まれている薬剤が化学物質過敏症引き起こしてしまうことがあります。

特に免疫力が低くなってしまっている場合は、さらに危険性が増します。さらに薬剤のアレルギーによる危険性もありますのでご注意を!赤ちゃんには薬剤の防ダニ布団は特に危険!

防ダニ布団は安価な物から高い物までありますのが高い物を買ったとしても薬剤の効き目がなくなってきますのでコスパが良くないかもしれません。
そして、高密度織りの防ダニ布団の場合も使用して時間が経つにつれ高密度に織っている化学繊維や綿も伸びたりしますのであまり長持ちしないかと思います。

さらに高密度織りはその名の通り高密度により通気性が悪いです。
したがって通気性が悪いと湿気が増えたり、寝た時に暑苦しくで寝苦しいと思います。
逆に薬剤が入った布団より、ダニ除去の掃除機を購入した方が良いのかもしれませんね。

何より薬剤が入っている防ダニ布団は洗えないのではないでしょうか?
飲み物をこぼした場合も洗えずじまいだと匂いなどの問題もあると思います。

まとめ

もし天然素材の布団を使用するのであればダニ対策は手間がかかります。

布団を干すだけではダニ対策としては完璧ではありません。

掃除機で布団を吸うことも必要です。

掃除機でもダニ専用の掃除機も売っているくらいですが、とりあえずふとんに掃除機をかけることは大切です。

しかし、一番大切なのはダニが好む環境を作らないことです。

ダニが好む環境は湿った布などです。

特に白の中綿がお気に入りらしいです。

普通の布団でも丸洗いできる布団であればただ洗うだけでなく、浴槽の熱湯(50度以上)に30分以上漬けて、丸洗いすればかなりのダニが処理できると思います。

ダニが潜みやすい環境をつくらない方法として手っ取り早いのは散布性の殺虫剤を使う事です。

これがあれば家中のダニだけでなく、いろんな虫までも退治できますので防ダニ布団を購入するよりいいのかもしれませn。

もし体のどこかがかゆい場合は注意も必要です!

もし体がかゆければダニにさされているかもしれません。

とにかくダニに刺されたりしたらその部分を掻かないで病院へ直行しましょう!

刺されたところを掻いたりしてしまうと傷ができその傷からウイルスなどが媒介する恐れがあります。

もしかゆくても絶対に掻かないこと!

もしダニがまだくっついていたらかさぶたと勘違いして放っておかないでください!

よくダニが人間の体で血を吸ってそのまま肌ににくっついていることがあります。

しかし、そのダニをかさぶただと勘違いしてしまうことも多々あります!

かさぶたに見えないこともないと思いますがよく見ましょう!

そしてその場合はダニが肌にくっついていてなかなか肌からダニがとれないと思います。

ダニを肌からとろうとしてもなかなかとれるものではありません。

ダニは普通血を吸う時、皮膚にしっかりとセメントで固めたみたいにくっつきます。

例えではありますがセメントみたいに皮膚にくっつくのでなかなかとれるものではありません。

とろうと思ってダニを引っ張ってもなかなかとれません。

ダニがくっついた場合にもすぐ病院に行って病院でダニをとってもらいましょう!

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