防犯用に車にカメラを設置する時の防犯カメラの選び方と設置方法

車の場合に防犯用にカメラを設置する目的は様々です。車へのいたずら、車上荒らし、車両盗難や交通事故の記録、日常のバックの確認など、目的もいろいろあることがわかります。そんな対策のために、車庫に防犯カメラを設置したり、車自体に防犯カメラを搭載したり、様々に対策をとることが可能です。

ここでは、車に付けるカメラから防犯対策を考えますが、目的に応じた防犯カメラの選び方と設置方法が大事です。目的を明確にして対策をしましょう。

車の防犯対策でのカメラの役割

出典： プリウス車上荒らし被害｜ミヤコグループ

車への犯罪行為の中で、車に傷を付けたり、タイヤへのいたずらなどは、実は意外と犯人と面識があることが多いのが特徴と言えます。実は何かの因縁で、妬んで犯行に及んでいたダドという事が結構あります。

そうした犯罪の証拠をつかむためには、車庫に防犯カメラを設置して、犯人を特定する証拠をつきつけて再発させないようにすることが大事です。

また、車上荒らしの犯罪の場合は、狙わせないようにすることも重要で、できるだけ車に何も置いておかない対策も必要です。バッグやカードなど狙われそうなものはダッシュボードなど見えない所に隠しておきましょう。

中には、カーナビを盗む場合もあり、それは隠せないのですが、自分の車庫の防犯カメラで瞬間をキャッチするか、もしくは車に小型カメラを搭載して撮影します。付けているのがわからない位の小さなカメラを設置します。

車内前後左右に４か所設置できるものなどもあり、こんな物を設置することで全方向を同時に録画できます。

犯罪を未然に防ぐための防犯対策と防犯カメラの併設を

また、車へのいたずら予防に、車内への防犯カメラとアラームを付けた人もいます。センサーでアラームを鳴らし、犯人を威嚇し、未然に犯罪を防いだ事例です。アラームで犯人は逃げましたが、車内の防犯カメラには、不審な男が車を覗きこんでいる映像がきちんと撮影されていて、これを警察に資料として届けることができたという事例があります。

未然に防ぐにはなかなか難しい防犯対策と言え、とくに防犯カメラだけですと、犯罪が起こった後の記録しかできないのが難点です。そこで、他の防犯対策と併用することも考えることが重要なのです。

事例のように、防犯していることが犯人にアラームや防犯システム搭載のステッカー、そしてカメラを実際に設置していることなどでわかると、犯罪を未然に防ぐことができます。そして、防犯カメラでさらに記録も残せるという、二重の防犯がとても貴重なものとなります。

防犯カメラで証拠を撮影するには

出典： 超小型カメラ 200万画素の高画質 SK-1974

人が近づくと自動撮影するカメラもおすすめで、撮影の日時が記録としてきちんと残るものを選ぶと証拠になります。証拠として撮影するために車内に搭載する場合は、小型のカメラをタバコなどの後ろに隠して設置しておきます。隠し撮りの手法です。

常連化している車上荒らしなどにはまさにこの方法がピッタリではないでしょうか。車上荒らしのための撮影用には、最近は機器類も小型化されてきまして、SDカードによるレコーダーとカメラが一体になっている小型カメラが人気で実際に効果も上げていると言われています。小さくても大きな防犯の役割を担っています。

また、意外と多いのが交通事故の際に必要となってくるカメラです。事故の際に事故原因について責められた際に撮影していたことで、トラブルが回避できるというものです。ダッシュボードにカメラ付きドライブレコーダーを付けていると撮影ができます。ドライブレコーダーを事故の際に上手に活用してみませんか。

次ページ：防犯カメラの選び方、防犯用にも切り替わるドライブレコーダー

防犯カメラの選び方、防犯用にも切り替わるドライブレコーダー

出典： 動体検知機能搭載で駐車中も防犯カメラになる

また、キーを抜いた瞬間に防犯用に使えるドライブレコーダーもあり、おすすめです。キーを抜いた瞬間に防犯カメラの役割をしてくれ、カメラに不審車が入り込んだ場合は、自動的に録画をスタートします。

また、車の当て逃げなどで車自体が衝撃を受けても自動で録画をスタートする機能もあります。録画したものは、カーナビ画面やテレビやパソコンで再生できます。ドライブレコーダーを搭載している方は一緒にこんな機能が付いた物をつけてみませんか。

いざと言う時にも使えるドライブレコーダーが活躍します。意外とドライブレコーダーと防犯カメラを併用している人が多くいます。

通常は、衝撃や急加速、急ブレーキを記録し、人が近づくと最高画質で撮影し、録画するようになります。駐車している際の人体の動きを感知し、異常に近寄ってくると、最高画質で撮影スタートし、人が判別できるように録画する優れた機能です。

車載用防犯カメラは暗い所にも強いカメラを

車から持ち主が降りて誰もいない車内という、暗い場所でも撮影可能な防犯カメラが車内搭載用としては必要とされます。夜中に起きることも多い車上荒らしやいたずらですので、夜の撮影に強いように、強力赤外線投光器18球内蔵などという機能が大事です。

赤外線で暗い所もしっかり撮影できる機能をチェックして下さい。画素数の大きな鮮明画像で夜中も撮影できるものは頼もしいカメラと言えます。周囲が暗くなると自動で赤外線ランプが点灯するタイプなどがおすすめです。

また、レコーダーも小型化しているものもあり、SDカードや市販のコンパクトフラッシュカードに録画するタイプもあり、一緒になっていてそのまま付けることもできます。

車用防犯カメラの設置場所は

こうして見てくると、車用防犯カメラは、隠し撮りで証拠を取ることが多く、できるだけ小型で撮影していることが見つからないようなものもおすすめです。四方向から撮影できるよう車の四隅に置いて撮影してもわからないような小さなものがあります。

また、１か所だけの設置の場合はフロントガラスの中央の下に設置したり、助手席の窓ガラスの所や後部座席の後ろに設置したりします。

また、さらに大きなカメラを付けていますという事をアピールして付けるのもおすすめです。その際にはフロントの中央に堂々と付けて撮影をアピールします。

車用防犯カメラの選び方と設置方法についてのまとめ

車用防犯カメラは、多い車上荒らしやいたずらのためには常連化していることもあり、隠し撮りのように証拠を撮影する方法がよいようです。隠しカメラ用には最近は小さなカメラがありますので、それを四隅に設置して証拠を撮影しましょう。他にも、ドライブレコーダーでも活用できることがわかりました。

また、車上狙いにはしっかり撮影していることをアピールするようにフロントなどに付けて外から見てもカメラがわかるようにして威嚇してもいいでしょう。防犯対策をしっかりしているということで恐れて未然に終わります。

また、車両盗難などのケースの場合も、車庫に防犯カメラを設置し、車庫や車内にカメラ搭載していることをアピールし、未然に防ぐことが大事です。他に、警報アラームや防犯ライトとなどと併設することによって車に搭載した防犯カメラは生きてきます。

未然に防げてこそ、記録としての映像が証拠になります。車ごと盗まれた後では撮影の記録も盗まれてしまっていますからどうにもならないことになります。

防犯カメラを設置することは威嚇の面と証拠撮影の両面から捉えることが重要です。どちらに重点を置いた防犯にするのかを考えて選ぶことが必要です。

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