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換気扇のお掃除のコツと実践手順

年末の大掃除でまずはどこを掃除しますか?の質問に多くの人は換気扇と答えるそうです。それだけ日頃はあまりお手入れをせずそのままにしているということですね。換気扇はさまざまな物を吸いこんでしまい、それらが一緒になって付着してしまうのでなかなか掃除にも時間がかかってしまいます。

最近では換気扇とともにレンジフードとも言われています。今回はそんな面倒な換気扇のお掃除のコツや方法についてご消化します。これで苦手な換気扇の掃除を得意にしていきたいですね。

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換気扇の汚れの原因とは?

キッチンの換気扇の汚れはまずは料理中の煙や油があります。調理をするときには出る煙には油を多く含んでいます。また換気扇はキッチンや部屋中のほこりを一緒になって吸い込んでいます。油はベトベトとした粘着性があり、これらと部屋中のホコリや汚れとが一緒になってより多くのゴミを換気扇に付着させます。

換気扇の汚れを見てみると、ホコリが一緒になってベトベトとした感触があります。水や中性洗剤で落とそうとしても、ほこりや油はなかなか取れません。これらを取るにはいくつかのコツがあるようです。

換気扇の掃除と手順

こびりついた汚れを落とすには少し時間としっかりとした手順が必要になります。まずは取り外せるものは外しましょう。コツさえつかめば誰でも簡単に出来ますので見ていきましょう。

小麦粉を使う

小麦粉?と思うかもしれませんが、小麦粉が油を覆ってくれるので汚れが落ちやすくなります。まず汚れのひどいところに小麦粉を振りかけます。賞味期限に切れているものでも大丈夫です。そしてしばらく時間を置き、30分ほどで小麦粉が油を含んで茶色くなったら指でポロポロと落としていきます。お湯で固く絞った雑巾でも良いです。こそげ落とすように汚れを削っていきます。ベトベトしないので落ちやすくなります。

浸け置き洗いをする

取り外しの出来るフィルターやファンは油汚れに強いアルカリ性の住宅用洗剤に浸けます。台所のシンクなどにファンを入れ、そこにぬるま湯に洗剤を溶かします。出来ればごみ袋などでそのシンクを覆って下さい。30分程浸けこみます。このときにあまり長い時間置いておくと、塗装が剥がれることがありますので要注意です。時間が経ったらぬるま湯で洗い流して下さい。

取り外しが出来ない場所にはキッチンペーパーに洗剤を吹き付けて、気になる箇所に貼っておきます。これも30分ほど経ち、お湯で固く絞った雑巾で拭き取るときれいに落ちていきます。

重曹を使う

それでも落ちない時には、厚めのごみ袋にぬるま湯(50℃)と重曹、ファンなどの部品を入れ数時間置きます。この時にネジなども一緒に入れますが、細かく失くしやすいので野菜を入れるネットなどに入れておくと安心です。汚れが浮いたらぬるま湯で洗い流します。

部品は汚れが落ちたら外へ干して完全に乾かしましょう。濡れていると故障の原因にもなるので、乾いたぞうきんで拭いたあとに干すとさらに有効です。

換気扇本体を洗う

取り外しの出来ない物は、浸け置き洗いをしている間に洗っていきます。上記のようにキッチンペーパーで貼り、落とします。細かいところには、歯ブラシに洗剤を吹き付けてこすっていきます。本体は電気が通っているため、長時間濡らすと故障の原因になります。短時間で行いましょう。どうしてもとれない場合にはたわしでこするのも有効です。ただし細かい傷になってしまうことがあるので、注意して行いましょう。

また掃除の前には上からの汚れを防ぐために、新聞紙やごみ袋を換気扇の下に広げてテープで止めておきます。そうすることで人が上に乗ってもずれにくく、汚れから作業台やコンロ周りを守ることが出来ます。

仕上げにワックスや柔軟剤を塗る

全ての作業が完了したら、洗濯用の柔軟剤や自動車のワックスを塗ります。これは換気扇のファンに塗ると効果的です。これらが膜となって油汚れを付着させにくくしてくれます。また次回の掃除のときにも比較的楽に汚れが落ちます。

換気扇掃除のポイント

換気扇の汚れは油がほとんどなので、アルカリ性の洗剤が効果的です。重曹もアルカリ性なので、ぬるま湯に溶かして使うと汚れが落ちやすくなります。

また油は熱を加えると落ちやすくなります。そのため掃除の前にコンロでフライパンを温めたり、何か調理をしてから行うと汚れが落ちやすくなります。ただし、部品まで厚くなり、やけどをする可能性があります。慎重に行いましょう。

油は性質上、分解されるまで時間がかかります。そのため浸け置き洗いが有効です。時間があるときに行いましょう。天気の良い日に行うと、掃除後にファンばどを外に干して完全に乾かすことが出来ます。

掃除の頻度と予防

換気扇の掃除は年に一回という人も多いようです。しかしつけっぱなしにつることも多い換気扇。出来れば3ヶ月に1回は行いたいですね。マメに行うことで、汚れがひどくならないので1回の掃除が楽になります。また換気扇用のフィルターを付けるだけで、ホコリが巻き込まれないので換気扇自体への汚れが減ります。このように少しでも工夫しながら、1回のお掃除を手軽に行っていきたいですね。

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