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敏感肌の女性のためのおすすめ化粧水とその選び方

乾燥肌、脂性肌、混合肌など肌には色々なタイプがありますが、敏感肌の人は最も化粧品選びに苦労するのではないでしょうか?

どんなに肌に良い成分が入っている化粧品でも、かゆみがでたり、ヒリヒリしたりすると継続して使うことが出来ませんよね。化粧品の中でも化粧水は洗顔後の素肌につけるので、特に気をつけて選ばなければなりません。今回は、敏感肌の人向けに、おすすめの化粧水とその選び方をご紹介します。

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そもそも敏感肌とは?

敏感肌とは、外からの刺激(化粧品や、紫外線、摩擦など)に対して弱い肌のことで、刺激に反応して赤みがでたり、かゆみがでたり、かぶれたりなどの症状が出る肌質のことです。

敏感肌の人の皮膚を拡大してみると、角質層が薄くなっていたり、角質細胞を支えている細胞間脂質が失われていたりする場合があります。細胞間脂質の約50%は保湿成分で有名なセラミドで、角質層をしっかり保つために、とても重要な成分です。

敏感肌とは肌の水分を守り、外からの刺激を防ぐ肌のバリアである、角質層が傷ついている状態なのです。

あなたの肌は敏感肌?

自分の肌が敏感肌かどうか気になる人は、以下の項目をチェックしてみましょう。

① 髪の毛や洋服、下着のゴムなどが肌にあたると、かゆくなることがある。

② 新しい化粧品が肌にしみたり、赤くなることがある。

③ 人間関係や仕事などのストレスで、ニキビができやすい。

④ 月経前は肌の調子が悪くなりやすい。

⑤ 季節の変わり目に肌が荒れことがある。

これらが一つでも当てはまる人は敏感肌の可能性があります。敏感肌の人は、化粧品の成分で肌が炎症をおこす可能性があるので、化粧品選びを慎重に行う必要があります。そして、肌の状態を改善することが必要です。

原因がはっきりしている場合は、それを取り除きます。さらに、セラミドや、肌を保護する成分の入っている化粧品を使うことで、肌を守り、新しく健康な肌に生まれ変わるようにケアすることが大切です。肌は通常28日から50日位の間で生まれ変わるので、正しいケアを続けていれば、敏感肌は改善出来る可能性があります。

敏感肌になる原因は?

では、どうして敏感肌になってしまうのでしょうか?敏感肌になる原因は幾つかあります。大きく分けると

① 毎日のスキンケア方法が間違っている場合。

② 冬の空気の乾燥や夏のエアコンによる乾燥。

③ 睡眠不足や食生活の乱れ。

④ 月経や妊娠などによる、ホルモンバランスの乱れ。

⑤ アレルギー体質。

などが考えられます。

① は洗顔方法なら、「ゴシゴシこすっている」「すすぎにお湯を使っている」「洗顔料を顔に付けている時間が長過ぎる」などの理由で、顔の皮脂や角質を落としすぎている可能性があります。また、基礎化粧品やメイクに含まれる成分が肌に合っていない場合も考えられます。

② は乾燥対策が不十分であったり、間違っている可能性があります。

③ は生活習慣の乱れなので、規則正しい生活やバランスの良い食事を心がけることで改善する可能性があります。

④ はホルモンバランスが乱れる時に、敏感肌になるので、その時期には肌に優しいスキンケアを心がけるようにしましょう。

⑤ は体質なので、簡単には改善出来ません。刺激の少ない敏感肌用の化粧品を利用するなど、なるべく肌に負担をかけないように気をつけましょう。

敏感肌用の化粧水の選ぶ時の注意

最近は敏感肌の人が増えていることや、健康な肌の人でもなるべく肌に刺激が少なく、負担のないケアを求める人が多いので、「敏感肌用」に作られた化粧水が沢山販売されています。

ただし、いくら敏感肌用を謳っていても、その化粧水があなたに合わないという可能性があるので、必ず、トライアルキットなどで、お試しをしてから選ぶほうが良いでしょう。

敏感肌の人は、新しい化粧品を使う場合は、必ずパッチテストといって、化粧品を少量腕の内側など目立たない所につけてみて、数十分から数時間様子を見ます。赤みが出る、痒みが出る、ヒリヒリするなどの異常がなければ、通常の量で使用を開始してください。何らかの異常が出た場合は、すぐに使用をやめて、販売店やメーカーに相談するようにしてください。

敏感肌の人におすすめの成分

敏感肌の人におすすめの成分は、人間の肌にも含まれる成分である、「セラミド」です。敏感肌の人はセラミドが失われていることが多く、そのために角質細胞が剥がれ落ち、肌が無防備な状態になっています。セラミドは食べ物などから補う事もできますが、敏感肌の人は、外側から補ってやることも必要です。

セラミドは、もともと肌にある成分なので、刺激を感じることが少なく、敏感肌の人におすすめです。セラミド配合の化粧水は保湿効果が高いので、化粧水をつけた後には必ず、乳液やクリームなどで蓋をして、保湿された状態が続くように心がけましょう。

乳液やクリームなどに刺激を感じる人や、皮膚に赤みが出ている場合は、ワセリンがおすすめです。ワセリンは保湿効果が高く、アトピーの人でも使えるほど安全な成分なので、化粧水の後に使用しても刺激を感じることは少ないようです。

また、ハトムギや甘草など肌を整えてくれる、自然由来の成分もおすすめです。敏感肌の人は肌表面が荒れていることが多いので、肌の荒れを整えてくれるこれらの成分を選ぶと良いでしょう。

敏感肌の人におすすめの化粧水

ディセンシア アヤナス ローション

ディセンシアは美白で有名なポーラ化粧品と敏感肌化粧品で有名なオルビスが共同で作った敏感肌専門のブランドです。ポーラ化粧品の研究所で長年研究された、敏感肌に有効な成分を使用している高機能化粧水です。

アヤナスは特にアンチエイジングに効果のある成分が配合されていて、「敏感肌だけど、アンチエイジンもちゃんとしたい」という人に人気です。

 

ディセンシア つつむ

同じくディセンシアのブランドで「つつむ」シリーズの化粧水です。アヤナスがアンチエイジング効果を謳っているのに比べ、こちらは徹底した「保湿」にこだわっています。敏感肌の人は同時に乾燥肌である場合が多いので、しっかりと保湿をすることで、肌質を改善していくことが出来ます。「つつむ」シリーズの化粧水には、肌への浸透率の高い「ヒト型セラミド」をナノ化した成分と、肌を構成するタンパク質である「アミノ酸複合体」が配合されていて、しっかりと保湿することが出来ます。

資生堂 dプログラム モイストケア

資生堂の敏感肌用ブランドがdプログラムシリーズです。敏感肌用化粧水として特におすすめなのが、乾燥肌に対応したピンクのボトルのモイストケです。資生堂が研究を重ねた敏感肌に有効な成分がお肌をしっかり潤しながら守ってくれます。

小林製薬 ヒフミド

人の肌と全く同じ構造をもつ「ヒト型セラミド」を三種類も配合した化粧水です。肌を内側からしっかり保湿することで、健やかな肌を作って行きます。製薬会社である小林製薬が製造し、全製品エタノール、パラベン、不使用で、アレルギーテストとスティンギングテストを行っています。スティンギングテストとは、肌につけた時のひりひり感を確かめるテストのことです。小じわなどへの効果が高く、敏感肌以外の人にも人気の化粧水です。

無印良品 化粧水・敏感肌用・しっとりタイプ

手頃な価格と、品質の高さで人気の無印良品の基礎化粧品シリーズに、敏感肌用の化粧水があります。岩手県の天然水を使用し、肌保護成分のスベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキスなどを配合した、デリケートな肌にやさしい化粧水です。

無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー・アレルギーテスト済みなので、安心して使えます。980円のプチプラで400mlとたっぷり入っているので、毎日のスキンケアに惜しみなく使うことが出来ます。

いかがでしたでしょうか?最近はアレルギーの人も多く、敏感肌の人が増えているといいます。「敏感肌用」と謳っている化粧水は、様々なテストをして、極力刺激が少ないように作られているだけでなく、傷ついた肌を守り、修復する作用を持つものもあります。

敏感肌が気になる人は、まずは原因をチェックして、改善するとともに、優れた機能を持った敏感肌用化粧水を上手く利用して、健やかな肌を作ってくださいね。

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