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妊娠3週目の症状や特徴、注意点

3週目に突入しても、月経前ということで妊娠に気づかない方もいらっしゃいます。しかしこの頃から徐々につわりの症状が見られたり、熱っぽさやだるさを感じたり、チクチクと下腹部痛を感じたりする妊娠の超初期症状を感じられる方が出てきます。

産科へ受診前の方が多いので、この頃の女性が抱えるお悩みについてまとめました。

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~妊娠3週目(21~27日目)とは?~

来るはずだった月経の予定日が訪れるのが妊娠4週0日となりますので、3週目となるとまだ産婦人科を受診していない方も多い頃です。受精卵が着床して、ママと赤ちゃんの身体をつなぐ胎盤や臍帯(へその緒)、絨毛などが形成され始める頃です。

この頃だとまだ市販の検査薬でも反応がでなかったり、産婦人科に行っても1~2週間後に再診ということになることも多いでしょう。しかし、生命を宿した妊婦さんの身体には色々な変化が起こっています。

~妊娠は週で数える?~

産婦人科では月数での数え方はあまりしていません、妊娠週数で出産予定日なども伝えられます。また産婦人科を受診して「おめでとう、妊娠〇週です」と言われて、「えっもうそんなに経ってるんだ」と思われる方も多いのですが、これは最終月経を0週0日として数えるためです。

月経が来なかった時点で既に妊娠4週ということになるのでギャップがあるのかもしれません。
ちなみに赤ちゃんが生まれる予定日は妊娠週数40週0日になります。日数に直すと266日めとなります。

~妊娠3週目のママに現れる兆候~

子宮の大きさは鶏の卵ぐらいになっています。自覚が無い方もいらっしゃいますが、3週目に入ったころに感じる兆候としては
・身体が重い、だるい。
・熱っぽい
・下腹部がチクチクと痛む
・おっぱいが張る
・胃のむかつき
・吐き気
・トイレが近い
・とにかく眠い
・おりものが増えた

などの声が聞かれます。

また、着床出血と言う少量の出血が見られることがあります。月経の予定日頃にはなるので、月経と間違えてしまうことも。濃い色ではなくて、ピンク色のほんのりとしたおりものが出た方もいらっしゃいます。着床出血は必ずあるものではないので、出血がなかったママもたくさんいます。

急速に身体が変化していく時期のため、いつもより疲れを感じることでしょう。十分な休息をとり積極的に水分摂取をしましょう。

~赤ちゃんの様子~

この期間は卵子に蓄積された栄養分で成長しています。腸の元になる卵黄のうや、羊膜、羊膜腔、絨毛膜の構造ができあがっていきます。

~ママが気を付けること~

妊娠の兆候を感じたならば、飲酒や喫煙を控え、規則的で健康的な生活を心がけることが大切です。

~この頃の流産の可能性は~

3週目の終わり頃、妊娠の兆候が現れ始めた頃からは流産しやすいと言われています。流産をしていても、月経と同じような出血の為に気づかないこともあります。感じていた妊娠兆候が急になくなった時などは、流産の可能性を疑いましょう。

この頃の流産は赤ちゃん自身に染色体の異常などがあり、これ以上育つことができない場合に起こるのが大半です。赤ちゃんが身体の組織や器官生成をしている期間です、この最中にママが薬や放射線などの影響を受けると、赤ちゃんに異常を起こす確率が高まってしまいます。

~妊娠の兆候を感じたら受診の準備!産科の種類は?診察代は?~

妊娠の兆候が現れ始めたら、いよいよ産科への受診の準備です。初産の方はまずは病院を決めましょう。後で産院を変えることはできますが「出産難民」という言葉があり、分娩予約が直前ではとれないという事態が発生する事例があります。自分がどのように出産に臨みたいか、事前に産院について知っておくことは大事です。

総合・大学病院 : 出産時に母体や胎児にトラブルが起きた場合でも、早急に対応してくれるので安心。医学生が見学や実習などで立ち会うことがある。診察のたびに医師が変わることもある。診察料は比較的安い。出産方法を選べないことが多い。

産科専門病院 : 出産に特化した設備が充実していることが多い。小児科併設が多いので、出産後も引き続き赤ちゃんを診てもらうことも。分娩・入院費は高額な所が多い。合併症を持つママは受け入れてもらえない場合がある。

医院・クリニック : 検診から分娩までを同じ担当医師になることが多いので信頼関係を築きやすい。しかし、施設によっては帝王切開などを取り扱っていないところもあるので確認要。いろいろな出産方法に対応してくれることが多い。経営者によって出産についての考え方が異なっている。専門病院と同じく、合併症を持つママは受け入れてもらえないことが多い。

助産院 : 助産師が開業した医師のいない施設。薬剤に頼らず、自然分娩をを行い、産後の母乳育児の指導もある。助産師は医療行為(会陰切開・点滴なども含む)が行えないので、万一の際には受け入れてくれる病院や医師の手配などについて確認要。自宅出産が可能。出産時の体位などの希望をかなえられることが多い。

妊婦検診に保険は使えないので、初診料は大体7000円~となります。次回からは3000~5000円等のところが多いです。妊娠が判明すると証明書などを各自治体に提出することで母子手帳をもらうことができます。妊婦検診を公費で受けることができる受診票などをくれるので、早めに手続きをして負担を減らしましょう。

この記事がこれからのマタニティライフへの参考となりましたら幸いです。

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