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こたつ布団・布団を洗濯する方法とコツ

日本の冬を温かく乗り切る秘密兵器、こたつ。でも、こたつがくつろぎの場所や食卓を兼ねていることが多いため、こたつ布団がどうしても汚れがちになってしまうのが悩みの種です。洗濯したいけれど、布団類をクリーニングに出すとなると、コストが気になるところです。

そんなあなたに朗報。布団やこたつ布団も、水洗い可の表示がついていれば、自宅で洗えます。こたつ布団や布団を自宅で洗濯し、いつも清潔に保つことができたら気持ちがよいですね!こたつ布団や布団の正しい洗濯方法とコツをご紹介します。

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まずは洗濯の前準備を

洗濯できるこたつ布団・布団かどうかを確認しよう

自宅で洗えるものかどうかをチェックします。洗濯できないものを誤って洗濯してしまうと、使えなくなってしまう恐れがあります。

洗濯絵表示をチェック

洗えるもの:
洗濯機マーク
手洗いマーク

洗えないもの:
ドライマーク
洗濯機マークに×がついている
手洗いマークに×がついている

素材をチェック

洗えるもの:
綿
合成繊維

洗えない可能性が高いもの:
羊毛
真綿

こたつ布団・布団本体の表示だけでなく、カバーの表示や、絵表示の裏側の注意書きなどもしっかりチェックしましょう。

また、自宅での洗濯で清潔に過ごしたいという場合は、次回布団やこたつ布団を購入するときに、まずこれらのチェックポイントを確認し、洗濯できるものを購入するとよいですね。

こたつ布団・布団を洗う洗剤を選ぼう

洗濯絵表示に「中性」と表示されているものは、必ず中性のおしゃれ着用洗剤を使用してください。おしゃれ着用洗剤は、洗濯時のダメージが少なく、洗い上がりの手触りもよくなるためおすすめです。

「中性」の表示がない場合は一般の衣料用洗剤でも問題ないのですが、とくに生成りや淡色の布団・こたつ布団の場合は、無蛍光の洗剤を選ぶよう注意してください。蛍光剤が配合されている洗剤を使用すると、色落ちなどの原因となります。

布団・こたつ布団のホコリを取り除いておこう

洗濯する前に、こたつ布団や布団を物干しざおなどにかけ、布団たたきなどで軽くたたきます。こうすることで、ホコリや食べこぼしなどの汚れをあらかじめ落としておくことができます。

布団たたきでたたいた後、全体を掃除機で吸い取るようにすると、ホコリやダニが拡散することなく効率的に取り除けます。

汚れのひどい部分を下処理しよう

目立つ汚れやシミがある場合、あらかじめ下処理をしておきます。おしゃれ着用洗剤の原液や、エリ・ソデ用の衣料洗剤を、汚れのひどい部分に直接つけてたたきます。汗やおねしょなどがシミになってしまっている場合は、シミ汚れ専用の部分洗い洗剤や液体酸素系漂白剤をつけておきましょう。

この時も洗濯表示に注意。絵表示が「中性」となっている場合は、中性のおしゃれ着用洗剤の原液を使ってください。

こたつ布団・布団を洗濯する

それでは、いよいよ洗濯に取り掛かりましょう。

洗濯機を使用する場合

洗濯ネットに入れよう

大物洗い用の洗濯ネットに入れて洗うのがおすすめ。表面の生地のダメージを防ぐとともに、洗濯機へのおさまりを良くしてくれます。

まずは洗濯ネットの大きさに合わせて、こたつ布団や布団を三つ折りにするか、屏風のように折りたたみます。
このとき、汚れている部分を外側にするのを忘れずに。洗剤液が入るすき間を作るようにくるくる丸め、ロール状にしたものを洗濯ネットに収めましょう。

洗濯機のコースを選択しよう

大物洗いコースか、毛布コースがあれば、ぜひそれを活用しましょう。洗濯時間が長めに設定されていますので、時間に余裕があるときに洗濯するとよいでしょう。

もし、どちらのコースもない洗濯機の場合は、手洗いコースを使用できます。

脱水しすぎるとこたつ布団や布団の中に入っている毛が痛む恐れがあります。脱水は最後までかけるのではなく、途中で止めるくらいで十分です。

さらに気持ちのよい仕上がりのために

液体酸素系漂白剤:
液体酸素系漂白剤を一緒に入れて洗うのもおすすめ。長期間の汚れや臭い、細菌が付着した布団やこたつ布団を、漂白・除菌・消臭してくれます。

柔軟剤:
柔軟剤を使って仕上げると、肌触りが格段に良くなるほか、静電気や、ホコリ・花粉の付着を防止してくれる効果も期待できます。

柔軟剤の種類によっては、よい香りが長続きしたり、洗濯ジワを減らす、においがつくのを防ぐなどの効果があるものもあり、上手に使い分けるとよさそうです。

手洗いで洗濯する場合

大きくて洗濯機に入り切れないような場合は、お風呂の浴槽を利用して洗濯できます。

布団やこたつ布団を適切な大きさにたたもう

汚れた部分を外側にして、浴槽に合わせた大きさにたたみます。屏風のようにたたむのがコツ。

浴槽にお湯をはろう

こたつ布団や布団が浸る量のお湯を浴槽にはります。洗剤や漂白剤は布団を入れる前に投入し、よく溶かしておきましょう。

踏み洗いしよう

まんべんなく何度も足踏みして、踏み洗いをします。滑りやすいので、必ず浴槽のふちや手すりなどにしっかりつかまって行ってください。

しばらく踏むと、お湯が驚くほど汚れてきます。あまりに汚い場合は一度洗剤液を入れ替えてもよいでしょう。

しっかりすすぎ、水切りをしよう

水を新しいものに取り換え、洗う時と同様に足踏みをして洗剤液を押し出します。すすぎは2回繰り返しましょう。柔軟剤はこのときに使用します。

しっかりすすげたら、こたつ布団や布団を浴槽のふちにかけ、自然に水を切ります。ある程度水が切れて軽くなってから、乾燥の過程に移ります。

こたつ布団・布団の正しい乾燥のさせ方

風通しのよい日陰で、すのこを使うか、物干しざおを2本使ってM字型に干すと、風通しがよく早く乾きます。物干しにかけたら形を整え、中身が偏らないよう両手で挟んで軽くたたきましょう。

こたつ布団や布団はしっかり乾くまで時間がかかります。表面が乾いていても中身が湿っている場合、カビや臭いの原因となりますので、気長にしっかり乾かしましょう。

こたつ布団や布団の材質によっては乾燥機を使用できる場合もあり、高温での乾燥はダニ対策効果も期待できます。必ずタグの注意書きを確認すること、一気に乾かさず1時間ごとに様子を見たりひっくり返したりしながら乾燥させることを心がけましょう。

思ったよりも汚れているこたつ布団・布団!

気づかないうちにいろいろな汚れがついてしまっているこたつ布団や布団、直接肌に触れるものだけに、できれば清潔に保ちたいものですね。お天気が続きそうな時を選んで、自宅での洗濯にトライしてみてはいかがでしょうか。

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