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雨の日の洗濯物「部屋干し」のコツ

洗濯物はからっと晴れた日に気持ちよく干したい。そう考える人も多いでしょう。しかし、不意の長雨などで思い通りには行かないのが現実です。そこで、避けては通れないのが洗濯物の「部屋干し」です。

洗濯物の部屋干しというと、不快なニオイや湿度上昇によるカビ増殖など、あまりよいイメージがありませんね。慣れない部屋干し作業も苦労します。

しかし安心してください。今回は洗濯物の部屋干しの方法で悩む人に、簡単で効果的な部屋干しのコツを紹介します。きちんとした部屋干しを学んで、雨の日続きでも快適に過ごしましょう。

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部屋干しのメリットとデメリット


洗濯物の部屋干しのコツの前に、部屋干しのことをよく知っていただく必要があります。そこで、洗濯物の部屋干しをすると、どんなメリットとデメリットがあるかついて説明します。

部屋干しのプラスの効果は伸ばしてマイナスの効果は抑えるようにすることが大切なので、ポイントをしっかりとおさえておきましょう。

メリット

メリット1:花粉や排気ガスから洗濯物を守る

乾く前の洗濯物の敵は、何と言ってもニオイや汚れ。外気の影響をまともに受けるベランダでは、洗濯物はあまりにも無防備です。特に花粉の多い日や排気ガスの多い日は、もう一度洗濯をやり直したくなるほど洗濯物の状態は悪くなります。部屋干しであれば、外気の影響を気にせず安心して干せます。

メリット2:いつでも取り込める

洗濯物を外で干す場合に心配なのが、空模様。外出時は天候の移り変わりが気になって仕方がありません。しかし、部屋干しなら天気や取り込む時間などの心配はいりません。好きな時に取り込めるのが部屋干しのよいところですよね。

デメリット

デメリット1:部屋のスペースを取ってしまう

洗濯物の部屋干しは、部屋の中に物干しスペースを作らなくてはいけないため、生活が不便になることもあります。普段よく行き来するところをふさいだりしないよう、考えて干さなければいけません。

デメリット2:乾きにくい

外で洗濯物を干す場合と比べ、日光がなく風の通りも悪い室内では、洗濯物が乾きにくくなります。乾燥の時間が長いほど、嫌なニオイが増えるので注意が必要です。

部屋干しの嫌なニオイ どう抑える??

洗濯物を部屋干しする際にもっとも気になることと言えば、生乾きの嫌なニオイですね。「せっかく洗濯してきれいになった服が台無しに!」という苦い経験をされた人も多いのではないでしょうか。

ではなぜ、洗濯物を部屋干しすると嫌なニオイがつくのでしょうか。ここでは、洗濯物を部屋干しした際につく嫌なニオイの原因を明らかにしたいと思います。そして、その上で嫌なニオイを簡単に抑える洗濯法と、オススメの洗剤を紹介します。

ニオイの原因

まず洗濯物を部屋干しした際につく嫌なニオイの原因について説明します。一般的に嫌なニオイの原因は、洗濯物が乾くまでのあいだに雑菌が増殖したためと言われています。

では、その雑菌はなぜ増殖するのでしょうか。洗った後の洗濯物には、多くの場合洗濯で落としきれなかった汚れが残っています。例えば、普段長いあいだ身につけている肌着などには、皮脂や汗の汚れが多くついているため、汚れが残りやすいのです。こうして落としきれずに残った汚れは、雑菌が増えるきっかけになります。

さらに、部屋干しは洗濯物が乾きにくいことも問題です。外で干すよりも乾燥の時間がかかるというデメリットは先ほど伝えた通りですが、これは雑菌をより増殖させてしまう原因にもなっています。

このように、洗濯物を部屋干しした際につく嫌なニオイの原因は、雑菌の増殖であることがわかりました。では、この嫌なニオイの原因となっている雑菌の増殖はどのようにして抑えるのでしょうか。

洗濯法

ここでは洗濯物を部屋干しする際につく嫌なニオイを簡単に抑える洗濯法を紹介します。それは、洗濯の基礎中の基礎である「洗濯のルールを守る」ことです。

洗濯のルールとは、例えば、一度に洗う洗濯物を定量以下に抑えることや、汚れ過ぎている洗濯物は事前につけおきし大きな汚れを落としておくこと、洗濯物の量に合った洗剤の量を使うことなどです。「そんな分かりきったことでよいのか」と思われるかもしれませんが、これが抜群の効果を発揮するのです。

特別なことをしなくても洗濯のルールを守ることで、たいていの汚れは洗濯機がしっかりと落としてくれます。もし洗濯物を部屋干しした際にニオイが気になるのであれば、一度、洗濯のルールが守れているか確認してみましょう。

オススメの洗剤

ここでは、洗濯物の部屋干しにオススメの洗剤の選び方を紹介します。まずおさえておきたいポイントは、汚れの洗浄力です。人は生活する中で、様々な汚れがつきます。したがって、なるべく多くの種類の汚れに対応できる洗剤がよいでしょう。また、雑菌の増殖を抑える、抗菌処方がほどこされた洗剤もニオイを抑えるには適しています。

嫌なニオイを抑えるのが目的なので良い香りをつけることばかりに注目してしまいがちですが、ニオイの原因が雑菌の増殖であることを忘れてはいけません。よって部屋干し用の洗剤を選ぶ際には、汚れを落とすことと雑菌の増殖を抑えることをポイントに洗剤を選びましょう。

部屋干しにはこれ!便利グッズ!

ここでは、洗濯物の部屋干しを楽にする便利グッズを2つ紹介します。

1.エアコン直下で洗濯物がすぐに乾く「エアコンハンガー」

リビングート楽天市場店 エアコンハンガー

こちらは壁掛けタイプのエアコンに簡単に取り付けができる、比較的安価な便利グッズです。エアコン直下なので生活スペースを奪わないということも高評価です。また、エアコンの風で速乾の手助けにもなります。部屋干しの障害であるスペースの問題と、嫌なニオイの原因となる乾きにくさを一挙に解決する優れもののグッズは、試す価値ありです。

2.服の中に空間を作り、風通しを良くする速乾グッズ「テトラハンガー」

インテリア雑貨の『にくらす』 テトラハンガー

通常ハンガーで洋服を干す時は、服が密着するため乾くまでに時間がかかります。このテトラハンガーを使えば服の中に空間を作ることができるので、風通しがよくなり乾燥時間の短縮につながります。

部屋の中のここに干せ!オススメの干す場所

最後に、洗濯物を部屋干しする際にオススメの場所を紹介します。ここでポイントとなるのが、乾きやすさと生活スペースの邪魔にならないかどうかです。これらを踏まえた部屋干しのオススメの場所を以下にまとめました。

「浴室」
最近はほとんどの住宅が浴室に「浴室乾燥機」がついていますね。生活スペースを邪魔せず洗濯物の乾くスピードが抜群に速いので、積極的に利用しましょう。ただし、浴室自体が乾いている時を狙ったほうが良いので注意が必要です。

「エアコン付きの部屋(リビングなど)」
洗濯物を部屋に干せば、当然部屋の湿度も上昇します。したがって、よく換気ができる場所がよいでしょう。特にリビングなどはエアコンがついていることも多いので狙い目です。なるべく、エアコンの風が当たる場所に干すと効果的です。なお、干す際には生活スペースを潰してしまわないよう注意しましょう。

まとめ

以上のことから、洗濯物の部屋干しのコツは「とにかく速く乾かす」ことが重要だということがわかりました。洗濯物を速く乾かすには、定量を守ることを始めとする正しい洗濯の知識や、便利な部屋干しグッズの利用がおすすめです。

正しい部屋干しをマスターすれば、雨の日でも心は晴れやかになること間違いなしでしょう。

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