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台所を使いやすくしておくための収納術

各々のキッチンによって収納場所も収納できる量もさまざまですが、きちんと収納できていればスムーズに食事の準備へ取り掛かることもできるし、後片付けだって楽ちん。毎日の事だから時短でやっつけてしまいたいですよね。

「当たり前の事」」と思うことも「へ~なるほど!と思われることもあるかもしれませんが、ぜひ読んでいただいて、キッチン収納のヒントとなり、少しでもお役立て頂ければ嬉しいです。

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アイテムを減らす


「食器が好きだから」とか「調味料が安くなっていたので」などで増えすぎていませんか?まず、自宅キッチンの収納キャパを把握しましょう。10個の箱しかないのに、それ以上のアイテムがあれば、当然あふれ出て散らかる原因になります。

食器や調理器具は必要なものだけにし、調味料が特売になっていたとしても、また特売日はやってきます。調理途中で足りなくなってしまったら?と思うのであればある程度予測して買い足しておけばよいこと。調味料は使用頻度に応じてストックしましょう。

また食器についても必要最小限でいいと思います。例えば5枚組で購入して1枚割れたなどで揃い柄でなくなった場合使用頻度は減ってきますし、普段使っている食器もだいたい決まっています。来客用の食器も必要ですが思い切って断捨離しましょう。子どもが小さな時に使っていたプラスチック製の食器やお弁当箱なども使わないのに場所だけ取ります。思い切ってアイテムをグッと減らしにかかりましょう。

収納は所定の場所に

 たいていのキッチンについている収納場所は『シンク下』と『レンジ下』、そして引き出しが3つほどあるくらいでしょうか。何も仕切りがないのは自分でレイアウトできるのでいいのですが、収納ベタな人にとっては「どうやれば使い勝手がよくなるの?」と悩んでしまいますよね。
では、取り上げた3つの収納場所についてご紹介します。

シンク下

3カ所の中でも一番大きな収納場所です。けれどシンクの排水管などがあり、使い勝手が良いかいえばそうでもありません。また、シンク下が引き出しタイプになっているお家もあります。引き出しタイプであれば蓋付きのゴミ箱を入れておくとキッチンがスッキリし見栄えよくなります。では区切りのない場合は収納する物を決めます。水回りですので、ボウルやザルなどの調理器具や調味料のストックやレジ袋のストックなどが適していると思います。

収納する物が決まれば区切る作業に入ります。スチールラックや100均に売っているカゴなどを利用すればキレイに片付いていきます。無印良品やニトリにも収納用品が多数置いてありますのでチェックしてみてください。区切る物を購入する場合忘れてはいけないのがシンク下のサイズを測っていくことと何を収納するのかを覚えておくこと。「これいい!」と思って購入しても残念なことになりかねません。お忘れなく。

シンク下は結構な湿気。異臭や虫の住みかとならないように、ちゃんと乾かしてから片付け、時々扉を開けて風通しを良くしておきましょう。

レンジ下

レンジ下にはレンジで使うものを収納します。フライパンや卵焼き器、鍋と調味料。時には使用済みの油があるかもしれません。まず、汚れてもいいように一番底の部分に食器棚シートを敷きましょう。その上にフライパンや鍋は積み置きせず、100均などに売っているストッカーボックスやブックスタンドでフライパンなど立てて入れていきます。

調味料もしょうゆやみりん・料理酒のようなボトルものを、縦型で斜め置きできるラックや、レンジ下は奥行きがあるのでスライド式のラックで収納するのがいいですね。シンク下同様、サイズを測ってから行きましょう。

引き出し

シンク下、レンジ下と大きなものを収納しましたので、引き出しには小物を収納していきます。塩こしょうや七味などの小瓶類を収納します。お玉やフライ返しなどの調理器具も引き出しへ。お玉やフライ返しなど吊り下げていてもいいのですが、調理中に飛び跳ねた油などがついてしまうので、避けた方がいいかもしれません。一番下の引き出しに立てて収納するのも手ですね。一段ずつ収納する物を決めてから、片づけていきましょう。手で折れる間仕切り板は100均で、ボックス型の間仕切りはニトリで購入することができます。

また、吊戸棚があればタッパーや普段使いの食器などを収納しておき、手を伸ばす位置に必要な物がある動線を作ります。吊戸棚下段には大きな食器から置いていき、小皿などはカゴや箱に入れて取り出しやすくしておきます。上段にはたまにしか使わないようなものを収納します。可動式の棚でも間にもう一段欲しい、と思ったら突っ張り式の棚も活用して棚を増やしていきましょう。

最後に


収納した時がベストの状態ではなくて、どれだけ使い勝手良く・便利に使える状態で収納されているかが大切だと思います。一度に片付けようとすると、疲れてしまい「もう、後は適当でいいやっ」ってなってしまいがち。収納物の定位置だけ最初に決めておいて、使い勝手が悪い・不便だなと思ったら改善すればいいのではないでしょうか。

主婦(主夫)が一番長い時間を過ごす場所だからこそ快適な空間にしていきたいですね。

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