排卵日からむくみだす女性ホルモンの仕組みと３つのむくみ改善法

排卵日からむくみがでやすいという女性は多いようです。

長時間同じ姿勢をとっているだけで、足のむくみは出やすいものですが、女性はホルモンなどを含めむくみが強く出やすいものです。

特に、排卵日からはホルモンの仕組みで余計にむくみやすくなるのです。ただでさえ、月経前の不調が起こりやすい時期です。

でも、できればいつでもむくまずすっきりとした気持ちで過ごしたいものですよね。

今回は排卵日以降にむくみを悪化させる女性ホルモンの仕組みと、お勧めのむくみ改善法を３つご紹介します。

排卵日付近で毎回むくみに悩んでいる女性は必見です。

排卵日からのむくみは女性ホルモンのしわざ！

女性の身体は月経のリズムで大きく変化しています。月経のリズムとは、まさしく女性ホルモンのリズムでもあります。

この女性ホルモンには2種類あり、月経後に分泌されるエストロゲンと、排卵日から月経にかけて分泌されるプロゲステロンがあります。

排卵日からむくみを起こしてしまうのはプロゲステロンのしわざです。排卵というのは、本来、受精のための準備を行っているものです。

常に妊娠できる状態を作ります。プロゲステロンというのは妊娠を維持させる働きがあるホルモンです。

妊娠すると羊水を増やしたり、成長していく赤ちゃんへ血液を渡す必要があります。そのため、身体に水分をためこむ必要があるのです。

排卵日以降はいつでも妊娠できるための準備を行っている状態のため、月経が起こるまではプロゲステロンの影響でむくみやすくなるというわけです。

排卵日以降のむくみを改善させる3つの方法

排卵日からはじまるむくみは、人によって顔に出たり、足に出たりとさまざまです。むくみを一時的に解消する方法としては、着圧靴下などが定番だと思います。

つらいむくみはすぐに解消したいものですが、一時的な対処法を毎月繰り返すのではなく、体質からむくみを改善させたいですよね。

排卵日からのむくみを起こしにくくする改善方法を３つご紹介します。

排卵日のむくみ改善その１：甘いものを控えよう

排卵日のむくみは女性ホルモンの影響です。ホルモンの影響とはいえ、悪化させない対策をとることで、むくみにくい体質になります。

身体に水分を溜め込みやすい状況になっていますが、代謝を促進させ、それ以上ためこまないようにする必要があります。甘いものは代謝の流れから体内で水を作りやすくします。

また、甘いものを食べ続けると、血糖値が不安定になり自律神経が不調になってしまうのです。

血糖値不安定や自律神経の不調を起こすことで、甘いものはむくみを作る大きな原因になります。

とはいえ、排卵日がくると甘いものを食べたくなるという人も少なくありません。

月経前になると甘いものが食べたい人は、普段から血糖値が不安定だったり、自律神経が不安定になっている可能性が高いようです。

排卵日以降だけではなく、普段から甘いものを控えるようにしましょう。

排卵日のむくみ改善その２：とにかく冷やさないこと

むくみを悪化させる原因の一つに冷えがあります。排卵期になると水分を蓄えやすいのですが、冷えることとますます血流が悪くなってしまいます。

排卵日から高温期を迎えますので、少しほてりやすくなります。そのため、冷たいものを飲みたくなったり、身体を冷やしたくなってしまうのです。

身体の自然な反応ではありますが、むくみを改善したいなら逆効果。冷たいものを控えて、できるだけ温めるようにしましょう。

特に下腹部を冷やしてしまうとむくみやすくなりますので注意したいですね。というのも、排卵日以降は妊娠準備をしているのですから、お腹の方に血流を増やすのです。

血液が集まりやすい場所が冷えてしまったら、ますます血流が滞ります。腹巻などでしっかり温めましょう。

排卵日のむくみ改善その３：貧血を改善すること

排卵日に腹痛があったり、だるくなる人も多いようです。実は、貧血があると排卵日痛がひどかったり、むくみをはじめとする月経前症候群が悪化するのです。

排卵日以降は子宮に血液を集め、赤ちゃんの布団を作ろうとします。月経日になって出血するまで、溜め込まれてしまうわけです。

この時、貧血があれば、子宮以外の場所の血流が悪くなってしまうことになります。どんどん子宮に集められる血液と反して、末端となる足先や顔の血流が低下します。

血流が低下すれば、冷えをおこし、またむくみを悪化させてしまうのです。貧血傾向がある人は早めに治療を行いましょう。

まとめ：排卵日のむくみも普段の生活の影響が大きい

排卵日であってもむくみがある人と、ない人がいます。これは普段の生活の影響の差です。同じ人であっても月によって症状が異なることもあるでしょう。

ストレスや疲れが重なると、甘いものがますます食べたくなり、むくみが悪化します。

日頃から疲れをためないなどの注意も含め、３つの改善法を意識して生活してみましょう。

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