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朝バナナダイエットのやり方と効能を一挙解説!

年代を問わず、人は誰でも美しくスリムな体形をいつまでも維持したいと思うものです。しかし日々の仕事が忙しく、なかなか定期的な運動も儘ならなかったり、不規則な時間に高カロリーな食事を摂ったりしてしまいがちです。

そうして油断していると、体重はすぐに増えてしまうものです。体重が増えると、心臓に負担がかかったり、高血圧や糖尿病など様々な健康リスクが上がってしまうため、気をつけなければいけません。

増える時はあっという間の体重ですが、減らすにはしっかりとダイエットをしなければいけません。しかし、今までの食生活をいきなりガラリと変え、ストイックなダイエットを始めると、だんだん苦痛が大きくなり続かなくなってしまうことも多いです。

それに加え、ダイエット食品として販売されているものは高額なものが多く、継続して買うことが大きな負担になることもあります。

そこでぜひおすすめしたいダイエットが朝バナナダイエットです。様々なメディアで取り上げられたことがあるので、名前を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

誰でも簡単に始められて、無理なく続けられると評判のこのダイエット法を、今日はやり方や効能などを含め詳しく解説していきますので、ダイエットしてみたいと思っている方はぜひ参考にしてください。

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バナナのメリット

それではまず朝バナナダイエットは、なぜ他のフルーツではなくバナナを使ってダイエットをするのか、バナナから得られるメリットを見ていきましょう。

栄養素が豊富

実はバナナにはたくさんの栄養素が含まれています。バナナには、たんぱく質や食物繊維の他に、カリウムやマグネシウム、ビタミンB群など、健康な身体づくりに必要不可欠なミネラルやビタミンが豊富に含まれています。

100グラムあたりの含有量で比較すると、バナナにはカリウムがみかんや林檎の2倍以上、そしてマグネシウムは3倍以上含まれています。そして、ホルモンバランスを整えたり、たんぱく質の吸収を助けてくれるビタミンB6は、みかんや林檎に比べて6倍も多いのです。

こんなに栄養がたっぷりのバナナですが、ご飯やパンと比較するとカロリーが低いというのもダイエットに最適なポイントです。

安価で入手できる

日本で販売されているバナナはほぼすべてが外国から輸入されています。バナナの生産地はエクアドルなど一年中暖かい気候の国が多く、バナナの栽培や収穫は一年中時期を問わずに行われます。そのためバナナには旬がなく、いつでも安価で購入することができます。

食べやすい

バナナは食べやすさも他の果物に比べて優れていると言えます。皮をむく時は、包丁もまな板も必要ありませんし、果汁が飛び散ることもありません。さっとむいて、手軽に食べられるという点でも朝の忙しい時間に大変食べやすいフルーツです。

そして味も他の果物に比べて酸味が少なく、しっかりとした甘みがあるので、万人に好まれる味で食べやすいですね。ダイエットをする際に、甘いものを食べることを止める方が多くいますが、その結果どうしても甘いものが食べたくなって、それがストレスになってしまうことも多いです。

しかしこの朝バナナダイエットなら、朝から甘いバナナが食べられるので、そういったストレスも感じることなく、ダイエットを続けることができます。そして、バナナは食感もしっかりとしているので、よく噛んで食べると、1本食べただけでも満腹感を得ることができます。

ダイエット中、常にお腹が空いてしまう従来のダイエットと違い、朝バナナダイエットはしっかりと食べて、満腹感も得られる、無理のないダイエットなのです。

朝バナナダイエットの方法

それでは、朝バナナダイエットの方法を詳しく見ていきましょう。

朝バナナダイエットは、毎朝朝食にバナナだけを食べるという方法です。朝食はバナナのみで、他のものを食べることはできませんが、バナナの本数に決まりはないので、1本食べてもまだお腹が空いている場合は本数を増やして食べても大丈夫です。

なぜ朝にバナナをとるとよいのか

私たちは睡眠を取ると、体を休めることができ、体力を回復することができますが、実は眠っている間にブドウ糖やミネラル、ビタミンなどの栄養素を失ってしまっています。

そのため、朝起きたての体はエネルギーが不足している状態になっています。バナナにはビタミンやミネラルだけでなく、ブドウ糖も豊富に含まれているため、朝食にバナナを食べると、眠っている間に失った様々な栄養をしっかり補給することができるのです。

そして、体だけでなく脳もしっかりと目覚めることができるので、元気に1日をスタートさせることができます。

それに加え、朝バナナダイエットは朝食をバナナに置き換えるダイエットなので、朝ではなく昼や夜に行って昼食や夕食をバナナに置き換えると、バナナだけでは足りないと感じたり、他のものが食べたくなったりして続かないことが多いです。

このような理由から、バナナダイエットは朝行うのが最も効果的で、無理がないのです。

朝食にバナナと常温の水を摂取する

朝食にバナナを食べる時、飲み物は必ず常温の水を飲むようにしてください。牛乳もコーヒーも避けましょう。

ダイエットをする時は、食べるもののカロリーは気にしますが、飲み物のカロリーは意外と気にしない人が多いです。しかし、飲み物も気をつけないと高カロリーになってしまうことがあります。

せっかく朝食をバナナだけにしても、砂糖とミルクのたっぷり入ったコーヒーを飲んでしまっては、ダイエットの意味がありません。そして朝バナナダイエットは、カロリーを控えるだけでなく、胃腸も休められるよう考えられているので、朝起きたての体に刺激が少ないように、水は常温が一番良いです。

一度に大量の水をがぶ飲みするのではなく、こまめに飲むようにすると、さらに胃腸への負担が軽減するのでおすすめです。

バナナを食べたくない日は他の果物を1種類食べる

毎朝バナナばかり食べていると、今日はバナナを食べたくないと思う日も出てくると思います。朝バナナダイエットではそんな時、バナナの代わりに他の果物を1種類食べて良いことになっています。

嫌々バナナを食べ続けてダイエット自体が続かなくなるのではなく、適度に他の果物を食べる日を入れて、飽きずに続けられるというのも、このダイエット法の魅力です。

昼食、夕食は好きなものを食べてOK

このダイエット法がメディアで取り上げられた時、誰もが驚いたのが、昼食・夕食に好きなものを食べて良いというルールでした。

普通ダイエットと聞くと、とにかく低カロリーな食事だけを1日3食毎日食べ続けなければいけないというイメージがあると思いますが、朝バナナダイエットは、そういったイメージを覆す、我慢いらずの画期的なダイエット法なのです。

よく噛んで食べる

朝バナナダイエットは消化がとても大切です。胃腸に負担をかけず、食べた物が腸内に蓄積されていかないように、食事はよく噛んで食べるようにしましょう。

昼食や夕食を食べる際は、スープやお茶など温かいものを一緒に飲むと、胃腸の動きが活発になり、さらに消化が良くなります。

日付が変わるまでに寝る

私たちの体の中には、様々な種類のホルモンが存在し、体が正常に機能するのを助けてくれています。その中でも成長ホルモンと呼ばれるホルモンは、私たちの体を修復し、疲労を回復してくれる大切なホルモンです。

それだけでなく、この成長ホルモンには体脂肪を分解して、エネルギーに変えてくれるという重要な役割もあるので、ダイエットには成長ホルモンの分泌が欠かせないのです。子供の頃は、溢れるように分泌されていたこの成長ホルモンですが、加齢とともに分泌量が少なくなってしまいます。

それに加え、成長ホルモンは1日中分泌され続けているわけではありません。成長ホルモンが最も分泌されるのは、私たちが寝ている間、特に夜の10時から夜中の2時までの時間帯です。

成長ホルモンをしっかりと分泌させるため、朝バナナダイエットをする時は、夜は日付が変わるまでに寝ることになっています。

朝バナナダイエットの効果

それでは、朝バナナダイエットを行うと、体にどんな効果がもたらされるのか、見ていきましょう。

便秘解消

バナナには食物繊維が豊富に含まれているので、食物繊維が腸内の環境を整えてくれ、便秘の解消に繋がります。

もちろん食物繊維だけでなく、よく噛んで食べたり、常温の水を飲んだり、朝バナナダイエットの方法をしっかりと守ることで、消化を促し胃腸への負担も減らすことができるので、便秘解消の効果がさらに上がります。

その他にも、私たちの体に欠かせない善玉菌は、腸内で消化や吸収を助けたり、様々な役割で私たちの腸内環境を健康に維持してくれています。そんな善玉菌は、バナナに含まれるオリゴ糖をエサにするので、バナナを食べることによって腸内環境がとても改善されます。

便秘が解消されると宿便がなくなるので、ポッコリお腹も改善され、同時に体重も減少します。その他、代謝も良くなるので痩せやすい体になります。

むくみがとれる

むくみは、体内に塩分が増えすぎたときに起こります。外食などで味の濃い食事をたくさん取ると、翌日むくみやすいのはそのためです。これを改善するためには、カリウムを摂取するのが最も効果的です。

カリウムは体内の余分な塩分を外に排出してくれるとともに、利尿作用もあるので、余分な水分も体外に出してくれます。バナナにはこのカリウムが豊富に含まれているので、毎朝バナナを食べることによって、むくみもとれるのです。

冷え性改善

体内から塩分や水分が上手く排出されずに、体がむくんでしまうと、血流も悪くなるので冷え性の原因にもなります。バナナを食べてカリウムを摂取すると、むくみが取れると書きましたが、むくみが取れると血流が良くなるので、冷え性改善にも繋がります。

むくみや冷え性が改善され、代謝が良くなると、お風呂などで汗もかきやすくなるため、体内の毒素も排出しやすくなります。

脂肪燃焼の活発化

バナナは、脂肪燃焼の活発化も促してくれます。三大栄養素と呼ばれるたんぱく質・脂質・糖質は、私たちの体のエネルギー源となってくれる大切な栄養素ですが、過剰に摂取してしまうと、脂肪として体内に蓄積されてしまいます。

脂肪を体内に蓄積させないようにするためには、燃焼させなければいけません。そのためには、ビタミンB群の助けが必要不可欠となってきます。

ビタミンB群には、ビオチン、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシンの8種類があり、この中でも特にビタミンB1、B2、B6が三大栄養素を燃焼させるために重要なのです。

バナナの中にはこのビタミンB1、B2、B6が豊富に含まれているため、脂肪燃焼を活発化させて、体内に脂肪が溜まらないようにしてくれます。朝バナナダイエットで、昼食、夕食に好きなものを食べることができるのは、こうしてバナナが脂肪を燃焼してくれるからなのです。

ストレス解消

何かと忙しい毎日の中で、誰もが様々なストレスを感じながら生活しています。私たちがストレスを感じると、体内ではビタミンB1が消耗されます。ビタミンB1が少なくなると、イライラしやすくなったり、眠れなくなったり、様々な問題が出てきてしまうのです。

そして、こういったストレスの初期症状を重要視せずに、何もしないで放っておくと、症状が悪化してしまうこともあり、精神が不安定になったり、集中力が欠けたりと、深刻な問題へと繋がってしまうことがあります。

しかし、そんなストレスもバナナで解消することができるのです。バナナにはビタミンB1が含まれているため、食べるだけで消耗したビタミンB1を体内に補充することができ、ストレスを解消してくれます。

まとめ

いかがでしょうか。朝バナナダイエットはただ体重が減るだけでなく、便秘が解消されたり、むくみがとれたりと、様々な嬉しい効果があるダイエット法です。

昼食、夕食は好きなものを食べることが出来るので、ストレスなく続けられますし、バナナは1年中安価で手に入るので、お財布に優しいのも嬉しいですよね。

今までダイエットに挑戦したけれど、続けるのが難しかった方は、ぜひ一度今日ご紹介した朝バナナダイエットを試して、その効果を実感してみてください。

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