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学習性無力感を克服して子供の自主性を育てるために必要なこと5選

皆さんは「学習性無力感」と言う言葉を、聞いたことありますか?

嫌なことや、失敗することばかり、解決しようと努力しても、出来なかった、そういう経験を何度も経験してしまった場合に、陥りやすいのが、学習性無力感です。「どうせ、何しても無駄だ」と、すぐに諦めてしまいます。

我が子がそんな状態になった時、克服をするには、親は、どんなサポートをしてあげれば良いのでしょうか?

今回、子どもが学習性無力感になってしまったときに、克服して自主性を育てる方法を、まとめてみたいと思います。

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学習性無力感とは?

学習性無力感とは、長い間、監禁や虐待など、ストレスを与えられたときに、そのストレスから脱しようと努力をしなくなってしまう現象です。何度も失敗や挫折を繰り返すことで、「どうせ、何しても無駄なんだ」と学習してしまい、無力感に陥るのです。

そうしたことで、たとえ、簡単に解決できる問題でも、すぐに諦めてしまいます。

これは、人間だけじゃなく、動物にも起こります。サーカスなどの動物が、人間に逆らわずに言うことを聞いているのは、この学習性無力感からくるもので、小さなころから、檻の中で躾を受けてきて、人間に逆らっても勝てないと学習するからなのです。

なぜ、学習性無力感になるのでしょうか?

では、子どもが学習性無力感になるのは、幼いころから、ひどい虐待を受けたり、親からの強い圧力に晒されている子が陥りやすいのですが、そうでなくても、学習性無力感に陥ってしまうこともあります。

「たくさん頑張っているのに、逆上がりができない」「頑張って勉強しているのに、成績が上がらない」など、すごく努力したのにできない!そんなことが、キッカケで、やっても無駄だと学習されてしまい、無力感に陥って、無気力になってしまうのです。

そうすると、最初から努力をしないで、諦めてしまうようになってしまいます。

また、学習性無力感は、大きな失敗を一度味わう事よりも、小さい失敗や挫折を積み重ねて経験することで、なりやすいそうです。頑張ろうと思ってたけど、出来なかった、それを繰り返してしまう事が原因なのです。

それから、ママやパパが、子どもといるときに、マイナスな発言をしていたりしませんか?

「こんなことママにはできないわ」や、「いつもいつも嫌なことばかりね」などマイナスなことを常に言ったりしていると、子どもも、「ママが言うから、ダメなんだ」と学習してしまいます。

子どもの学習性無力感の症状は?

学習性無力感の症状を、いくつか紹介します。

「勉強や、それ以外でも、とにかくやる気がない」「苦手なことに対してはやろうともしない」「気分が落ち込み気味で無気力」「家にいても、怠そうにしている」「学校に行くのを嫌がる」などが挙げられます。ひどくなると、欝になったりしてしまいます。

子どもの、様子をよく観察して、子どもが学習性無力感に陥っているときは、ひどくなる前に早めに気が付いてあげて下さい。

学習性無力感を克服し、自主性を持たせるために親が出来ることは?

もし、子どもが、学習性無力感の状態だな、と気が付いたとき、親は、どう対応したら良いのでしょうか?学習性無気力感から、脱出して、自主性を育てて、学習性無力感にならない子にするための、方法を紹介します。

自己肯定感を取り戻してあげて

無力感に陥っている子は、自己肯定感が低い状態です。まずは、自己肯定感を回復させてあげましょう。

失敗した!出来なかった!その悔しい気持ちを、聞いて、「悔しかったね」と共感して、子どもの気持ちを受け止めてあげるのです。親が、自分の悔しいと言う気持ちを、わかってくれたと言うことで、子どもは安心します。

そして、子どもが、頑張ったけど、出来なかった、失敗したときに、出来なかったことに焦点を当てるのではなく、「頑張ったこと」を褒めてあげて下さい。「ここまで出来たんだ!〇くんが努力したからだよ!すごいね!」その言葉だけでも、子どもの気持ちは軽くなるのです。

失敗しても良い、努力することが素晴らしい事なんだ、と感じさせてあげて下さい。そうすることで、「また頑張ってみよう!」と思うのです。

気分転換をさせてあげる

子どもは、たくさん頑張ってきて、少し疲れています。おかいしなと感じたら、気分転換をさせてあげることも大切です。遊んだり、ゆっくり睡眠をとったり、家族で出かけてみたり、何でも良いので、心に休息を与えてあげて下さい。

子どもに合った課題を用意して「できた!」を経験させる

まずは、失敗を繰り返したことによる、無力感を克服するために、簡単な目標を立てて、たくさんの「できた!」を経験させて下さい。幼稚園くらいの子どもなら、お絵かきをしたり、積み木などで何個積むとか。小学生以上になれば、簡単な問題集を用意して、1日1ページでも1問でも、また、10分でも1分でも良いのです。

子どものレベルに合わせたものか、少し簡単なものが、おススメです。自分でできる範囲の目標を立てて取り組むようにさせて下さい。出来るようになったらレベルや量を増やしていっても良いですね。勉強じゃなくても、良いのです。家の手伝いなどでもOKです。

小さくても良いので、たくさん「できた!」を経験することで、自信がついてきます。自信がついて来れば、子どもが自ら「もっとやりたい!」となってきます。

ここで重要なのが「やらなければいけない」と思ってしまっては、苦痛になってしまい、無力感を強くしてしまいます。なので、子どもから「これならできる」→「やりたい」にしていくことです。

出来たときは、「〇くんが、たくさん努力したから、出来たんだね!」と、努力したことで出来たんだと言うことを含めて、しっかり褒めてあげて下さいね。

子どもの「得意」を見つける

苦手なことはあるけど、その子が自信を持って取り組むことが出来るものを、見つけてみましょう。

勉強なら、「算数は苦手、でも体育は大好き!」と言ったように、運動でも音楽でも、遊びでも良いです。子どもが、自分から自信と興味を持って取り組めるものがあるのなら、それを伸ばしてあげるようにサポートをしてあげても良いですね。

そこで自信がついて来れば、苦手なことでも「やってみようかな」となってきます。

親自身がポジティブに

子どもは、親を良く見ています。親自身が、マイナス思考では、それを見ている子どもの気持ちは不安でいっぱいになってしまいます。子どもが何かに挑戦しようとしているときに、「本当にできるの?」と言うより、「大丈夫!」と言ってあげた方が、子どもも「やるぞ!」ってなりますよね。

失敗したとも、悲しんだり責めたりするより、「失敗したって良いんだよ!」と構えててあげる方が、良いです。

そして、ママやパパも何か問題に出くわした時、「大変だけど、頑張るよ!」と、努力する姿を見せてあげて下さい。子どもは親の背中を見て育っていくので、親が強い心でいれば、子どもだって、失敗を恐れない子になっていくはずです。

まとめ

学習性無力感は放っておくと、進学や就職に時に、やる気が出ない!なんてことになりかねません。下手をすると、欝などの病気を引き起こしてしまいます。子どもの様子を見て、「もしかしたら」と感じたときは、ひどくなる前に、子どもと向き合って、対処してあげましょう。

ママやパパが子どもに寄り添ってあげることが、何よりの対処法ではないでしょうか?

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