毎日きれいに掃除をしているのにどこからともなくやってくるほこりたち。一体どこから来ているのでしょうか?毎日人が触ったり動かす場所はあまりほこりが溜まりません。
しかしほこりが溜まらない=ほこりがないというわけではなく、ほこりは部屋中に舞っているだけです。また日頃はあまり掃除をしない場所を久しぶりに覗いてみると、ほこりが山のように溜まっているということも多いですよね。今回はそんなほこりをなくすための掃除方法をご紹介します。ほこりが溜まりやすい場所や、ほこりを発生させにくくする掃除方法は一体どういうものなのか、詳しく見ていきましょう。
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ほこりの発生源と溜まりやすい場所
ほこりはいつも身につけている衣類や、部屋には必ずあるカーテン、そして布団やタオルなどの布などから発生します。ホコリ自体はとても軽く空気中に舞いやすいことが特徴です。このため少しの風や人の動きでもほこりは部屋中に舞ってしまいます。
最近ではエアコンや空気清浄機、換気扇などを活用しているお宅も多くなっています。こうした空気を循環させる機械のフィルターにほこりが溜まるので、そのままにしておくと本来の役目を十分に果たせないという事態がおきます。
また静電気に付きやすいのが特徴です。このためテレビやパソコンの電化製品に多くのほこりがくっつきます。光の加減によってテレビにほこりが溜まって、画像が見にくくなることはありませんか?これはほこりが電気につきやすいという性質があるからです。
そして最後に部屋の隅など風が発生しにくく、人があまり動かない場所はほこりが溜まりやすくなっています。部屋の隅や家具の間などを重点的に掃除しましょう。見落としがちなのが布製品です。フローリングなどとは違って、表面がザラザラしている分ほこりをキャッチしてしまいます。その結果ほこりが溜まっていきます。カーテンなどは要注意!このようにほこりには静電気につきやすいという性質と、軽くて舞いやすいという特徴があります。
ほこりの掃除方法
ほこりの掃除方法は、上記のほこりの特徴を押さえながら行います。いつも通りの掃除に一工夫をしてほこりをなくしましょう。順番に見ていきます。
掃除機をかける
まずは窓を開けるなどをして換気を行います。ほこりは軽くてすぐに舞ってしまいます。掃除をしている間にも舞って違うところへ蓄積されてしまうので、換気することでほこりを外へ逃がします。そして掃除機をかけます。掃除機で吸うことでほこりを取り込みます。吸ったほこりはそのまま掃除機のフィルターに溜まるのであまり外には出ていきません。特にほこり発生源であるクッションやソファー、カーテンなどの布製品には丁寧に掃除機をかけましょう。
ドライタイプのほこり除去シートを活用
このシートはホームセンターや100円ショップなどでも売っています。軽くこのシートで拭いてから次の手順に進みます。ここでフローリングや家具のほこりを取り除きます。拭くときには上から順に行いましょう。特にカーテンレールやエアコンの上の部分などは、ほこりが溜まりやすく、見落としやすい場所ですので注意が必要です。
衣類用柔軟剤を活用
水1リットルに対して洗濯で使う柔軟剤を5ミリリットルほど入れて混ぜます。そこにきれいな雑巾を入れて固く絞ります。柔軟剤は衣類の絡まりを防いでくれるだけではなく、静電気の発生を防ぐ役割があります。またそれによって花粉やほこりを除去します。
静電気にくっつきやすいほこりを、柔軟剤によって除去していくので予防にもなります。先ほどシートで拭き取った部分をこれで拭いていけば完了です。いつもなら水拭きして終わるかもしれませんが、柔軟剤を使うという裏ワザでほこりがフローリングや家具につきにくくなります。
ほこりを発生させない方法
ほこりは布製品から発生するので、それらをこまめに掃除機をかけます。余分なほこりを発生させにくくします。またクッションカバーなどは柔軟剤を入れて洗濯をしても良いですね。最近では匂いのついた柔軟剤も多いので、カーテンなどを丸洗いできる場合には使用してみましょう。
換気を定期的に行いましょう。真冬の寒い時期や真夏、花粉の時期などはどうしても締め切ってしまいます。しかし空気がこもるだけではなく、ほこりも外に出ていきません。換気をすることで空気とほこりの循環を行います。
最後に衣類のほこりは外で落とします。厚手のコートなどはほこりが多いので、花粉を落とすように玄関に入る前に洋服ブラシなどでさっと落としてから帰宅しましょう。このように日常のちょっとしたことでほこりを防ぐことが出来ます。
まとめ
ほこりの完全除去は難しいのが現状です。全てなくすことは出来ません。しかし掃除方法や日常のちょっとしたことでほこりを最小限に抑えることが出来ます。今まで掃除してもすぐにほこりが溜まってしまうなと思った人は、ぜひ柔軟剤入りのお水でさっと拭いてみて下さい。少しでも家事や掃除の負担が減ると嬉しいですね。
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