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その水分補給で大丈夫?風邪を引いた時の正しい水分の摂り方

風邪を引いた時には水分をしっかり摂りなさい、と良く言われます。これはどうしてなのでしょうか?

風邪を引くと発熱が伴うことでしょう。インフルエンザなどの場合は非常に高い熱が出ます。その発熱によって大量の汗をかくため体の水分が出て行ってしまうのです。また風邪によって嘔吐や下痢がある場合も水分が大量に体から失われてしまいます。

そのような状態がひどくなると体力が著しく低下してしまい、風邪を早く治すことが難しくなります。

また水分が不足するなら、体内でウイルスの侵入を防ぐために働いている気道粘膜の細網運動も低下してしまいます。そうなると風邪がなかなか治らないという状態になってしまうことでしょう。ですから風邪を引いている時には適度に水分を補給する必要があります。

風邪を引いた時にお酒を飲んで治そうとする人がいるかもしれませんが、お酒は水分補給にはなりません。お酒を分解するためにさらに体の水分が失われてしまいますので、風邪を引いた時にお酒は飲んではいけません。

では、風邪を引いた時にはどのように水分補給をすると良いのでしょうか?本記事で役立つ方法を幾つかご紹介してみたいと思います。是非参考にしてみてください。

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風邪の時の良い水分の摂り方その1:冷やしすぎない

熱があるからと言ってものすごく冷やしたドリンクを飲むなら、体への刺激が強すぎてしまい、風邪の回復に逆効果になってしまうでしょう。下痢や嘔吐があるなら、冷やし過ぎたドリンクは胃腸の負担になるかもしれません。

風邪を引いた時に水分を補給するときには常温のものを飲むようにしましょう。冷蔵庫から出したばかりのドリンクしかない場合は、しばらく室内に出しておくか、飲む前に少しだけ温めましょう。

風邪の時の良い水分の摂り方その2:一度にたくさん飲まない

風邪の時の良い水分の摂り方として、少しずつたくさん飲むという方法が効果的です。なぜなら、風邪などの体調が悪い時に一度にたくさんの水分を摂ると吐いてしまうことがあるからです。

枕元にペットボトルなどに入れたドリンクを用意しておき、時間を決めて少しずつ水分を補給しましょう。風邪の時にはがぶ飲みしないように注意しましょう。

風邪の時の良い水分の摂り方その3:経口補水液やスポーツドリンク

風邪の時の水分を補う方法として、経口補水液やスポーツドリンクが効果的です。なぜなら、風邪による発熱によって汗、下痢、嘔吐によって体から失われてまったミネラル類を補給する助けになるからです。ナトリウムやカリウムの入ったドリンクは風邪の時の水分補給として効果的でしょう。

経口補水液やスポーツドリンクは大量に水分を奪われた時に効果的な飲み物です。ですから、風邪ではない時にもこのようなものばかり飲んでいるなら、糖分の摂りすぎになってしまうことでしょう。

スポーツの時や風邪を引いた時など大量に水分を奪われるとき以外は、このようなドリンクを飲み過ぎないようにしましょう。

風邪の時の良い水分の摂り方その4:点滴

口から全く水分補給ができないほど体調が悪く、脱水症状になりかけているのであれば、水分補給のために点滴が必要になります。病院へ行って自分の症状を説明し、お医者さんが必要と判断した場合に点滴によって水分補給が行われることでしょう。

点滴は決して万能薬ではありません。ですから点滴をしたからといって風邪が治るわけではありません。体がしんどくて口から水分補給ができない場合に、点滴による治療が行われます。お医者さんから「点滴は必要ない」と言われたならば、無理に点滴を要求しないようにしましょう。

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正しい方法でしっかり水分補給を行なって風邪を早く治しましょう

この記事では、風邪の時の良い水分の摂り方についてご説明いたしました。参考にしていただけたでしょうか?

風邪を引いた時には発熱による汗や、下痢、嘔吐などによってたくさんの水分が失われます。その水分をしっかり補うことによって、体の免疫力を高めて早く風邪を治すことができるでしょう。

正しい水分の摂り方は、常温のものを飲む、一度にたくさん飲まない、経口補水液やスポーツドリンクを使用する、口から水分が摂れない場合は点滴、です。是非この記事を参考に、良い水分補給を行なって風邪を早く治しましょう。

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