恋愛と結婚。好き同士の2人が一緒にいることには変わりありませんが、恋愛と結婚は似ているようで違う。違うようで似ています。
一般的には「恋愛と結婚は別」という風潮があります。「恋人に求めるものは?」「それでは結婚相手に求めるものは?」など、質問されたことはありませんか?
本当に恋愛と結婚は全くの別物なんでしょうか。恋愛と結婚の共通点と違いを調べてみました。
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目次
恋愛と結婚の共通点
ライフスタイルが全く異なる恋愛と結婚ですが、大好きな人と一緒に過ごすという点では同じです。
恋愛が進行する上での通過点という位置にある結婚。その通過点を通る恋人もいれば通らない恋人もいるのですね。
恋愛の車線変更
恋愛時期の2人の目線はお互いに向き合って相手を見ています。自分の気持ちはどうか、相手の気持ちは何か。相手を知り、自分を知ってもらう関係です。
結婚した2人は横に並んでお互いが同じ未来を見ている関係です。個人がどうしたいかではなく、2人をどうしていくのか。恋愛より一歩先に進んだ関係です。
道路を走っている車が車線変更をするように、恋愛関係から夫婦へとシフトチェンジするのが結婚といえますね。
結婚は「愛」の契約
恋愛は個人と個人の関係ですが、結婚はお互いの家族、友だち、職場の人などに「自分はこの人を愛しています」と公表する行為です。恋をしている状態から、愛を育むかたちに変化します。
結婚は恋愛の延長線上にあるのですね。
究極の愛は「許すこと」
結婚は忍耐が必要といわれますが、全くの他人が一緒に生活をするのです。ぶつかり合って当然です。相手のミスを許すこと、自分のミスを許してもらうこと。
これには大きな愛情が必要です。お互いに尊敬しあっているカップルが結婚した場合、2人が成長してさらに大きな愛情を手に入れることができます。
「恋心」が消えた後を想像できる?
恋愛初期では激しい恋心が存在します。ですが恋心がいつまでも続くとは限りません。では彼に対して「恋心」がなくなって場合をイメージしてみましょう。
他愛もない会話で笑いあったり、ただ一緒にいるだけで落ち着いたり。そんな2人をイメージできるのなら安心な2人です。
相手を尊敬して人格も認めあっている恋人は長く続くといずれ「大親友」にもなります。結婚してもしていなくても、いずれ「大親友」になるのが長く続く恋愛ですよ。
結婚するには〇〇が不満
結婚するには〇〇が不満。よく聞きますね。言い換えれば致命的な不満がある時点で、その恋愛は長く続くのでしょうか。
多くの女性が結婚に望むものに相手の「経済力」と答えています。その経済力は未来永劫続くと約束されていますか?
その経済力がなくなってしまった場合でも、幸せな結婚生活を送れるという女性は少ないのではないでしょうか。
「好き」だけでは続かない結婚生活
あなたが恋人に求めるものは何でしょうか。容姿、性格、雰囲気など。色々ありますね。失礼ですが相手を住宅に例えてみましょう。
いつもデートは素敵なレストラン。軽快なトークで笑わせてくれる彼はとってもイケメン。住宅に例えてみると、外観はとっても豪華な洋風住宅でしょうか。
無口で真面目な彼。デートスポットには疎いけど、あなたと実直に向き合っています。こんな彼は外観は地味だけど、頑丈な地盤の上に建てられた基礎工事も完璧な住宅のようです。
どちらの家に住みたいかは好みによりますが、豪華な洋風住宅の内部はシロアリで穴だらけの可能性もあります。
恋愛にはない「家計」の存在
お金に対する価値観は、育った環境や人生経験で個人差があります。2人の価値観が似ているのなら問題はありませんが、多くの夫婦が一度は必ずモメるのがお金の問題です。
夫が家計を管理するのか、妻が管理するのか。または財布を分けて管理するのか。2人の一生を左右させる大きな問題なのでじっくり話し合って決めましょう。
2人の両親の将来
今と昔では結婚をとりまく環境もずいぶんと変わりました。以前は長男と結婚した場合は、義両親との同居は必須でしたが、今は別居している夫婦もたくさんいますね。
問題は熟年離婚の原因の1位となっている両親の介護です。特に夫の両親が遠く離れた土地に住んでいる場合は深刻です。せっかく慣れ親しんだ住まいを引っ越す可能性もあります。
自分の両親の介護に協力を求めるのならば、夫の両親の介護を頑なに拒否するのは避けましょう。できる範囲で無理をせず、お互いがお互いの親を思いやるのも恋愛にはない要素です。
義理両親との衝突
義理の親とはいえ、血の繋がりのない他人です。ぶつかることもあるし、性格が合わないこともあります。
あくまで「他人である」ということを頭の中に置いて感情的にならないようにしましょう。どうしても気になることがあれば冷静な態度で夫に相談するのがベストです。
注意が1つ。悪口に聞こえないようにしましょう。誰だって自分の親の悪口は気分のいいものではありませんよね。
365日が一生続く
時々デートをする恋愛関係とは違い、365日毎日一緒に生活をするのが結婚です。恋愛している時には知らなかった相手の一面を、良い意味でも悪い意味でも知ることがあります。
ケンカするほど仲がいい
赤の他人が夫婦となり、毎日顔を合わせるのが結婚です。ケンカをしない夫婦はほとんどいませんし、ケンカはしてもいいんです。
2人のケンカルールや仲直りの仕方を決めておきましょう。相手への不満を溜め込んでしまって爆発してしまうと深刻な争いになってしまいます。
ストレスを溜め込まずに、不満に思うこと、止めて欲しいことを冷静に提案します。自分の要求や、相手の要望に応えることがどうしても難しいのならば、どこまでなら許容できるのか、妥協案を2人で考えてみましょう。
もしケンカになってしまっても、問題や感情が治ったなら仲直りに握手をしたり、軽くキスをするなど、2人だけの約束を作っておけばモヤモヤもなくなりますよ。
相手への思いやり
専業主婦の少なくなっている今の時代、妻も働くケースが多いですね。家事の全てを妻が負担するのは大変です。
ゴミ出し、電球の交換、食器洗いなど、夫に役割分担をお願いし、2人で協力しあって家庭を大切にしましょう。
夫婦、ときどき恋人
結婚生活は毎日がデートというわけにはいきません。日常生活を送っていると「平凡な日常」「退屈な毎日」こんな言葉が頭をよぎることがあります。
結婚記念日や誕生日など、ささやかでも2人でオシャレをしてデートに出かけるようなイベントを積極的に取り入れると、恋人同士の気分が蘇るかもしれませんね。
新しい家族
子供を作るのか、作らないのか。結婚をすると大きな選択になります。もし作らないのならば、きちんと話し合ってお互いが納得できる気持ちを持ちましょう。
子供を作るのなら、子供の教育方針について2がきちんと話し合うことも大切です。のびのび穏やかに育てるのか、反対に有名大学を目指すような教育方針なのか。
教育方針も個人の価値観が大きく影響する部分なので、最初の方針として決めておくと夫婦円満の鍵になります。
「ありがとう」を忘れない
恋愛と結婚では2人を取り巻く環境が大きく違います。ですが、精神的な面では恋愛と結婚の共通点はたくさんあります。
大切なのは恋愛でも結婚でも、感謝の気持ちを忘れないこと。
特に結婚生活では「してもらって当たり前」と感じることが多くなります。「ありがとう」という言葉を忘れずにいればとっても幸せな2人になりますね。
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