入園や入学を機に、子供のお弁当箱を購入する機会があると思いますが、みなさんは何を基準にしてお弁当箱を購入していますか?見た目?それとも素材?もしくは子供の意見が最優先でしょうか。
人によってそれぞれ選び方は違うと思いますが、子供のお弁当箱を選ぶ際、間違った選び方をすると後に買い替える必要が出たりして、余計な出費になってしまうことがあります。
また、食べ終わったお弁当箱を洗う時、きちんと洗っておかないと劣化が早かったりニオイが残ったりして、せっかく買ったお弁当箱を台無しにしてしまうこともあります。お手入れによって長持ちできるなら、正しい方法を知っておきたいですよね。
そこで、子供のお弁当箱の選び方と正しい洗い方をご紹介していきたいと思います。
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目次
お弁当箱の選び方
いざお弁当箱を購入するため売り場へ行ってみると、たくさんの種類が並んでおり、どれを買おうか迷ってしまいますよね。買い直すのは勿体ないので、最初から目的に合ったものを探したいものです。
そこで、お弁当箱を選ぶポイントをまとめました。このポイントをおさえておけば、少なくとも買い替える心配はないはず。親子でお気に入りのお弁当箱を見つけてくださいね。
大きさと容量
まずは、お弁当箱の大きさがポイントです。子供の食欲に合わせた大きさがベストですが、注意したいことがあります。それは、家で食べる食事量と外で食べる食事量には違いがあること。
初めて幼稚園に通うお子様なら、特にこの食欲には注意が必要です。普段の食べ慣れた自宅とは環境が違う幼稚園という場所でお弁当を食べると、「いつもとは違うんだ。」という緊張のため食欲が低下しがちです。すると、大好きで楽しみにしているお弁当でも完食できない可能性が出てきます。
そうならないためにも、お弁当箱は通常の食事量よりも少なめの容量を選ぶ方が無難です。完食することにより、「自分はお弁当が全部食べれたぞ。」という自信にも繋がり、お弁当タイムがより楽しみになっていくことでしょう。
ちなみに私の娘は幼稚園2年目の年中組ですが、未だにお弁当の量は普段の食事量よりも少なめにしておかないと、完食できません。それだけ、子供にとっては「いつもと違う環境」は負担になるのでしょうね。
子供自身でお弁当箱の開閉ができること
さぁママが作ってくれた楽しみなお弁当の時間!そう思ってお弁当を食べようとすると、フタが自分で開けられない…。これでは、食べる気も失せてしまいます。小さなお子様なら開けられないことがショックで、お弁当にトラウマを感じることも…。
そんなことにならないために、お子様が自分でフタの開閉ができるタイプのものを選んでおかなくてはいけません。
フタの開閉の種類としては、フタをお弁当箱にかぶせるだけの「かぶせ式」・フタの側面両側にバチンとロックできるタイプの「ロック式」、大人用のお弁当箱に多く使われる「シール式」と、フタの種類もたくさんあります。
「かぶせ式」は一番簡単なので、初めてお弁当箱を使用するお子様には最適ですが、パッキンがないので汁漏れには注意が必要です。「ロック式」は子供に人気のキャラクターが描かれているお弁当箱に多いタイプで、ゴムパッキンがあるので汁漏れは心配ありませんが、力のないお子様だと自分で開閉することが難しくなってしまいます。
いずれにせよ、自分でフタを開閉できれば問題ありませんので、購入前にサンプル品などで「自分で開け閉めできる?」と、お子様と一緒に確認しておくと安心でしょう。
デザイン選びは親子の両目線から選ぶ
お弁当箱選びにお子様と一緒に行くと、どうしても親目線・子供目線で選ぶデザインが違ってきますよね。それが面倒で、ママやパパが1人で買いに行く場合もあると思います。しかし、ここで気にしてほしいことがあります。
子供が大好きなキャラクターを選んだものの、「別のが良かった。」と駄々をこねられたり、「自分で選びたかった!もうそのお弁当箱使わない!」と機嫌を損ねる可能性もあります。加えて、子供の心は移り気なもの。昨日まで大好きだったキャラクターが、次の日には気に入らなかったり、ということもあります。
そのため、お弁当箱はお子様と一緒に選ぶ方が安心です。ただでさえ、緊張する環境の中での食事。せめて、大好きなデザインのお弁当箱で気を紛らわせてほしいですよね。お気に入りのものならお弁当の時間が楽しみにもなり、お弁当箱のデザインの話も友達同士で楽しく話せます。
一緒に選ぶと何かと大変で面倒ですが、ここは子供のためと思いお子様と選んでみてはいかがでしょうか。
次ページ:お弁当箱の洗い方
お弁当箱の洗い方
せっかくお気に入りのお弁当箱を使っていても、ニオイや汚れがあると嫌な気分になってしまいますよね。このニオイや汚れ、正しく洗い、除菌殺菌しておくだけで十分予防ができます。大事なお弁当箱、なるべく長持ちさせるために正しい洗い方を知っておきましょう。
正しい洗い方
まずは、キッチンペーパー等で油汚れや食べくずを取り除いておきます。そうすることで余分な洗剤を使用することなく、汚れも落ちやすくなります。次に、洗う時はスポンジ等で優しく洗ってください。汚れを落とそうと力を入れて洗うと、お弁当箱に傷がつきやすくなり、この傷に汚れが溜まってしまいます。
また、隅々まで洗い残しがないよう注意しながら洗ってください。フタのパッキンは都度取り外して洗っておき、パッキンが入っている溝の部分も綺麗に洗っておきます。このパッキン、意外と汁がついていたりして、洗い残しがあるとニオイ・カビの原因になったりするので要注意です。
汚れやニオイが強い場合
揚げ物やカレーなど、油汚れやニオイの強いものをお弁当に入れた時は入念に洗っておく必要があります。
この汚れは、熱湯をかけしばらく置くことで簡単に手早く落とせます。ついでに除菌殺菌にもなるので一石二鳥です。ただし、お弁当箱の素材によっては耐熱温度が違いますので、事前に確認しておく必要があります。また別の方法として、台所用漂白剤を薄めた液でつけ置き洗いをすることや、漂白スプレーを使用する方法もあります。
ご家庭に合った方法で、ニオイや油汚れを取り除いておきましょう。
重曹やお酢を使用する
一般的には台所用洗剤を使用してお弁当箱を洗っていると思いますが、ここで少々違う方法での洗い方・お手入れ方法をご紹介します。
まずは、重曹。重曹はヒトの体に無害であり食用でも使われます。この重曹を汚れを拭き取ったお弁当箱に直接ふりかけ、しばらく放置しておきます。すると、油汚れやニオイを取り除く効果が期待できます。その後、通常通りに洗えばOKです。お掃除用の重曹で大丈夫ですので、ご自宅にある場合は一度お試しください。
そして、お酢。お酢には殺菌作用がありますので、これを使わない手はありません。お弁当箱を洗った後、酢水に浸して絞った布巾で拭いておきます。すると殺菌効果があり、菌の繁殖を防ぐことができます。お酢のニオイも10分程度で取れますので、次に使う時に「お酢くさいなぁ。」なんて心配は不要です。
子供が楽しめるお弁当ライフを
お弁当箱とはいえ、種類が数多くあるので子供のライフスタイルに合わせたものを選ぶことは大切です。お気に入りのお弁当箱なら、昼食時が楽しみになりますよね。食べる楽しみにも繋がるので、案外と大事なことです。
また、お手入れもきちんとしておけば、何度も買い替える必要なく快適に使うことができます。洗い方にも色々ありますが、ご家庭に合ったお手入れ方法を見つけ、長く大切にお弁当箱を使ってくださいね。
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