寒い冬や暑い夏も過ぎ、外の散歩も気持ちよく感じる春・秋は遠出するのに適したシーズン!その中でお世話になる機会が多いのが、JRではないでしょうか?在来線、新幹線を使えば離島以外はほぼ全てカバーでき、自分で運転するより疲れることなく快適に移動できますよ。
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目次
子供の切符料金は?
JRでは、1歳未満は「乳児」、1歳以上小学校入学前は「幼児」、小学生から中学校入学前が「こども」、中学生から「おとな」となっています。「こども」は「おとな」運賃の半額です。「乳児」「幼児」は、「おとな」あるいは「こども」1人につき2人の同伴までは無料ですが、3人目の同伴から「こども」区分の運賃が必要となってきます。
家族での例
母親・9歳・6歳(園児)・3歳・7か月
↓
母親は「おとな」、9歳は「こども」、「幼児」「幼児」「乳児」に区分される下の3人はおとなの同伴2人、こどもの同伴1人とみなされ無料。
母親・6歳(園児)・4歳・2歳
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母親は「おとな」、6歳と4歳は母親の同伴とされ無料ですが、2歳は同伴3人目とされ「こども」区分の料金がかかります。
同伴3人目以外で幼児料金がかかる場合
例えば新幹線で5歳や2歳が1人1席ずつ指定席やグリーン席に座る場合は、「こども」の料金がかかります。また、あまりないことですが「幼児」単独の旅行も「こども」料金が必要です。
指定席を1人ずつ取るかは大人の判断で
在来線だけの利用なら、6歳未満の切符は必要ありませんが、新幹線の長時間での移動は退屈になってしまうものです。席を確保するために指定席をとったほうが良いですね。
しかし小さい子供たちは「大人の膝の上」というわけにはなかなかいきませんね。どうしても途中で動き出したくなってしまいます。さらに乗車中に寝てしまったら、大人が座るスペースは窮屈になってしまいます。そういう時は思い切って「こども」の分の席も取りましょう。
大人の半額になりますが、子供たちも自分の席があることを知ったら、嬉しくなると思います。大人2人と幼児2人だったら3列並びのとシートを希望し、大人2名、子供1名分の席で予約すれば、長旅も少し余裕が出ることでしょう。
切符はどこで買えばいいの?
在来線や新幹線の自由席であれば駅の券売機で買うことができます。また、指定席やグリーン席の予約は、JR各社のクレジットカードの会員ならインターネットでの購入が可能です。旅行代理店でも取り扱っているところがあるので、確認してみましょう。ただし、子供の人数が多い場合や、JRのホームページの会員ではない方は、みどりの窓口へ行くのが一番確実です。
席の配置を配慮してくれることも
小さい子供連れとわかると、トイレの近くの席にしてくれたり、同じ子供連れのグループと隣り合わせにしてもらえたりと配慮してもらえます。特に赤ちゃんは長い時間だとおむつ替えがどうしても必要になります。トイレへさっと移動できる距離だと助かりますね。
また長い時間同じところにいることで飽きてしまい、ぐずられてしまうと周りの方に迷惑をかけてしまうのではないかと焦ってしまいます。近くに自分たちと同じ子供連れがいるというだけで、ちょっと安心できますね。購入時におむつ替えベッドがあるかなど車内の設備についても聞いておくと、乗車時に慌てずに済みます。ホームページでも確認できます。
できれば混まない日時を
子供とのお出かけはとにかく時間に余裕を持つことが大前提なのはご存知の通り。お仕事の都合でどうしても年末年始やお盆しか帰れない場合もありますが、もしその時期以外でお休みが取れるようであれば、平日がおすすめです。料金も多少変わるかと思います。
車内での過ごし方
私も何度かJRの新幹線で里帰りをしましたが、その時便利だったものを紹介します。最初に利用したのは長女が6か月ぐらいの頃。まだ母乳を飲むだけの時期だったので、授乳ショールがとっても役に立ちました。車内は冷房が効きすぎて寒い場合もあるので、赤ちゃんをくるむのにも使えます。また、園児や小学生などもう少し大きいお子さんであれば、「UNO」などのカードゲームを持っていくと、しばらくの間は集中して静かに過ごしてくれるかもしれません。
楽しい思い出を
せっかく電車に乗るのだから、窓から見える景色を子供と楽しんだり、駅弁を一緒に食べたり普段の生活で出来ないようなことを楽しみたいですね。私は岡山から東京までの約3時間半新幹線で移動しますが、赤ちゃんのおむつ替えや授乳、上の子のトイレへ行っていたりすると意外とあっという間に感じます。
都内の山手線などは平日の昼でも混んでいて子連れだと大変だと思われがちですが、案外席を譲ってくれる人が多いですよ。隣に座っているおばあちゃんとお話ししたりと、短い時間での触れ合いも電車ならではです。
私鉄は設定が異なることも
今回はJRを例に紹介しましたが、私鉄各線は異なることがあるのでご注意を。ぜひ、楽しい思い出を作ってくださいね。
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