暑くなってくると、スニーカーやストッキングを履いてパンプス…なんて暑くて嫌になってきますよね。それは子供にとっても同じこと。気温や行動に対して、できるだけ快適な靴選びをしてあげたいものです。公園や海や川に遊びに行ったら、水遊びもしたくなりますよね。そんなとき、夏に履きたくなるのがサンダル。
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目次
靴の準備は何歩目から?
お子さんが自分で歩けるようになって、そろそろお外にお出かけしちゃう!?と思っても、ちょっと待って!
まだ自分で立って数歩、程度でしたら、まだ靴の準備は気が早いでしょう。ファーストシューズの購入は7歩から10歩程度を自分だけで歩けるようになってから、検討し始めるくらいでOKです。
また、歩き始めのヨチヨチした状態の赤ちゃんにとって一番バランスを取りやすいのは、やっぱりまだ「裸足」。夏だからといってベビーサンダルなどを用意してあげたい気持ちもわかりますが、その時点で用意しても、なかなか活躍の場がないまま、足が大きくなってしまうかもしれません。
赤ちゃんの足の特徴
まずは小さくてかわいらしい!という感想とは別に、冷静に赤ちゃんの足を観察してみましょう。すると次の2点が特徴として挙げられると思います。
・土踏まずがほとんどなくコロンとしていること
・全体的に脂肪に覆われていてムクムクして柔らかいこと
この2点が、今後の足の成長のために意識すべき重要なポイントになってきます。
ファーストシューズの選び方
- 1.土踏まずの形成をうながす
赤ちゃんは誰でも始めは偏平足なのだそう。でも歩いたり動き回ることで、偏平足は解消され、足の裏のバネの役割を果たす「土踏まず」ができていきます。本来は裸足で歩き回ったりしているのが足の成長には一番いいようですが、外出するには靴は不可欠。足指がしっかり掴む動きができる程度に余裕のある靴を選びましょう。
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- 2.脂肪に覆われた柔らかい足だから試着は地に足を付けて
ムクムクした赤ちゃんの足は、宙に浮いている状態と着地させている状態と、着地して体重を支えている状態では、随分骨や足の形が変わります。デパートなどで試着がしにくい状態だったとしても、ベビーカーに座らせたままや抱っこした状態でサイズを測るのではなく、自分の力で立った時のサイズを確認してください。
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- 3.足の蹴り出しを意識したデザイン
まだ歩き慣れていなくて、土踏まずがほとんどないような段階では、かかとの骨も未発達。ヨチヨチ歩きの状態から、足を自然に前に蹴り出すために、つま先が6~10mm程度の反り返しがあるものを選ぶと、つまずきを防止できます。
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- 4.素材は通気性を意識し靴底には滑り止め付き
足を覆っている表面は通気性の高い素材のものが理想的。子供は一生懸命歩くので足裏に汗をかきます。ムレを防止し、爽やかに過ごさせてあげましょう。清潔に心地よく靴を保つならば、中敷きを替えられる(取り外して洗える)ものもあるので、おすすめです。 - また底面は、薄すぎると地面の熱や障害物から守れなかったり、厚すぎると足の裏で感じる「着地感覚」が鈍感になってしまいます。ですので、靴底の厚みはほどほどで、凹凸が大きく、グリップ性と耐久性がしっかりしているものだと転倒防止に効果的でしょう。
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- 5.かかとと甲のフィット感を重視
サイズとは別に幅や厚み、すぐ大きくなってしまうので、靴のサイズ選びも難しいところ。少し大きめを買うとしても、サイズの目安は0.5~1.0cm程度までに留めましょう。あまりに大きいと足先が靴の中で遊んで転びやすく。逆に小さすぎると、靴の中で指が曲がってしまい、しっかり地面をグリップできなくなってしまいます。
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- 6.履かせやすく脱ぎやすいもの
まだ自分で靴が履けない時期はジッとしていてもくれないもの。そのためにも、大人が履かせやすく脱がせやすいものを選ぶと出発前準備が捗ります。紐靴もかわいいのですが、やはり履き口が大きく、しっかり簡単にホールドできるマジックテープがついたものの方が、履かせやすさという点ではおすすめです。
- 6.履かせやすく脱ぎやすいもの
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- 5.かかとと甲のフィット感を重視
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サンダルの選び方
前述の「ファーストシューズの選び方」1~6を踏まえつつ、サンダルの場合はどうでしょうか。まだ歩き始めの子供がサンダルを履くときは、色々なところにつまずいたり、サンダルの隙間に指が挟まってしまったり意外と危険。普通の靴選びにプラスして下記に注意して選んであげましょう。
・つま先に5mmほど余裕がある
「かかとから着地し、つま先に体重移動し、蹴り上げる」その歩く動作を練習もしているので、指を上下左右に動かしながら歩きます。そのためにも若干の余裕を残して。・つま先が覆われているもの
どうしても前に重心がかかった歩き方になってしまうので、指が飛び出さないようつま先にが覆われているものを選んであげてください。歩き始めは転ぶことも多く、つま先から指が出ていると爪が剥がれてしまうなんて怪我をしてしまうこともあります。・素材感はお手入れを意識
雨水や泥水などに浸かって遊ぶこともあるので、汚れに強そうなもの。また、夏など思いっきり川や噴水などに入ることを想定して、メッシュ素材など乾きやすいものも使用感がいいでしょう。・「脱ぎやすい・履かせやすい」は月齢により
甲の部分やかかとの部分にマジックテープが付いていて着脱がしやすいですよね。遊び疲れた子供を抱っこしている際に足がブラブラしていてもマジックテープでしっかり固定されていれば、片方どこかへ紛失してしまったなんてことも、回避できるかもしれません。でも、だんだん自分で自分のことをしたがるように成長してくると、マジックテープがしっかりしまっていない状態で歩き出してしまいがちです。それで脱げたり転んだりすることを考えると、履き口が広く簡単に履けるものに変えてもいいかもしれません。
子供向けサンダルのおすすめ5選
IFME ベビーシューズサンダル
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- 4.素材は通気性を意識し靴底には滑り止め付き
- 3.足の蹴り出しを意識したデザイン
- 2.脂肪に覆われた柔らかい足だから試着は地に足を付けて
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出典:amazon
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- 「子供の足を健やかに育む靴」をコンセプトにしている「IFME」。ヨチヨチ歩きをサポートしてくれる「着地」と「蹴り出し」をサポートしてくれるソールを採用しています。水抜きソールや乾きやすいEVA素材が採用されているので、じゃぶじゃぶ水遊びしても大丈夫!
- 価格:2,490~2,916円
- サイズ:12 3E~14.5 3E
- メイン素材: ナイロン
- ソール素材または裏地: 合成底
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Arnold Palmer 女の子 男の子 ベビー 笛付きサンダル AP4108
出典:amazon
ドット柄がかわいいデザインのこのサンダルは、歩く度にピヨピヨと音が鳴る笛付き。一歩一歩の足音が楽しく、散歩好きになりそう。かわいいだけでなくスポーツタイプの形なので脱げにくく安心な仕様も◎!
- 価格:2,160円~2,790円
サイズ:12.5~14
メイン素材: 天然繊維
アウトソール素材: 合成底new balance サンダル FD506 (16春夏)
出典:amazon
歩き始めをサポートするnew balanceのINFANT用サマーシューズに新しいカラバリが登場。通気性に優れたダブルメッシュ素材はつま先までしっかりホールドしてくれます。またマジックテープをめくると大きく開いて着脱しやすい仕様はママも嬉しいポイントです。
- 価格:2,640~4,536円
サイズ:11~14
メイン素材: メッシュ
ソール素材または裏地: ラバーソールベビーサンダル 12-9309-974
出典:amazon
毎年ミキハウスで人気なのがこのライン。人気の秘密は通気性と吸湿性。それから程よい弾力とクッション性で疲れにくい構造にあり!爪先ガードもついているので爪先が開いていても安全です。
- 価格:8,020~8,026円
サイズ:13.5 2E~17 2E
メイン素材: 合成繊維
ソール素材または裏地: 合成底NIKE SUNRAY PROTECT (TD) ナイキ サンレイプロテクト344925 344993 キッズサンダル
出典:amazon
大人気のモデルの2016年版。伸縮性のある素材を使用した動きやすいサンダル。シューズアウトソールを爪先まで巻き上げていることで、耐久性がアップしている上に爪先を保護してくれます。マジックテープはサイドストラップタイプ。
- 価格:2,980~4,320円
サイズ:13~16
メイン素材: 合成皮革
ソール素材または裏地: ゴム底 - いかがでしたでしょうか。ファーストシューズからサンダルを履くようになって、いつでも子供たちの足の成長をサポートしてあげるのは親の務め。かわいいだけの見た目だけで選んでしまわないように注意してあげてくださいね。
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