子どもをもつお母さんの悩みそれが「お片付け」。1日のうちに「片づけしなさーい!」と叫ばない日はないというほど子どもを持つお母さんたちには頭を悩ませる問題です。
いつまでたってもお片付けが進まず見かねてお母さんが片づけしてしまうことも多くあるとはおもいますが、できるだけ子ども自身で片づけてほしいですよね。
子ども自身で片づけてもらうには、子どもが片づけやすい収納にすることが大切です。今回は子どもがついつい片づけしたくなるきれいに楽しく収納するテクニックをご紹介していきます。
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目次
片づけはいつから教えるの?
子どもが小さいうちはついついお母さんが片づけてしまいがちですが、三つ子の魂百までという言葉があるほどで小さいころから習慣づけておかないと、大きくなってもできないままになってしまいます。
0~2歳までのお片付け
このころは本格的な片付けはまだできないので、遊びの一環として教えるのが1番です。「ここにボールないないしてね~」と物を入れる行為を、遊びと交えて教えていきます。
2歳くらいになるとお手伝いとして「これを○○に入れてきて」と頼んだりすると、子どもは使命感からやり遂げようとしてくれます。
3~5歳までのお片付け
このくらいになると片づけの認識はしっかりできてくるころです。幼稚園や保育園でもお片付けを練習するきっかけが増えてきます。
ですがまだまだこの時期はムラがあり、イヤイヤを発揮する子も多くいると思います。そんな場合はお母さんがお手伝いして一緒に片づけてあげましょう。
この時期は上手に片付けること、よりも片づける習慣を覚えることを中心に教えていくことがおすすめです。
6歳以降のお片付け
小学校が始まる年齢になると、家のおもちゃの片づけにプラスして小学校のお道具のお片付けも重要になります。
ランドセルのお片付けは自分のものを自分で管理するための、いいきっかけになるので、自分で決まった場所に置かせるようにしましょう。
子どもに片づけさせるタイミング
お片付けはいつどのタイミングでするのがいいのでしょうか?本来であれば使った物からお片付け、出したものからお片付けができればいいのですが子どもはなかなかそこまで上手に片付けられません。
あまり細かく片づけるのは子供の遊びの幅を狭めてしまうことにもつながります。
そんな場合はタイミングを決めてお片付けする習慣を身につけさせましょう。
お出かけの前
1つのきっかけであるどこかへ出かける前。外に遊びに行くとき、学校へ行くときなど出かける前に出かける準備の一環としてお片付けをさせるようにしましょう。
出かける前にきちんと片づけることで、帰ってきたときにまた気持ちよく遊ぶことができますし片づけと同時に出かける準備のきっかけにもなります。
出かける前は片づけ→準備をセットにするとスムーズなお出かけにつながりやすくなります。
ご飯の前
次のきっかけはご飯の前。これも出かける前と一緒でご飯に向かって気持ちを切り替えるきっかけにもなります。
おもちゃが散らかったままの状態で食事をすると、子どもはついついおもちゃが気になって集中力がなくなってしまいます。
食事に集中するためにもご飯の前のお片付けは大切になります。
寝る前
翌朝起きたときに気持ちのいい部屋で過ごすためにも、寝る前のお片付けは重要です。おもちゃに対してありがとうの気持ちを持つためにも、夜はきちんと片づけてあげましょう。
寝る直前まで遊んでいると気持ちが興奮状態になってしまっているので、お片付けをしながら子ども自身にも寝る準備をさせてあげましょう。
子どもが片づけやすい収納
子どもが片づけやすい収納とはどういったものでしょうか?インテリアにこだわりたい、見た目をきれいにまとめたいなど親の思いがいろいろあるとは思いますが、できるだけ子どもに合わせた収納方法に変更していきましょう。
1ステップで片づけられる収納
子どもたちは手間のかかることはできません。さらにまだ綺麗にしまうことができないため、フタがある収納だとうまくフタがしまらず、お片付けが嫌になってしまうこともあります。
そのためフタの付いていないケースや、大き目の衣装ケースなど子どもが1ステップでそこにぽいっと放り込むだけでできる収納がポイントです。
外から見える収納
お片付けの時だけではなく、遊ぶ時にも便利なのが見える収納です。見えない収納だとどこに何があるのかわからないために、無駄におもちゃ箱をあけてしまったり、ひっくり返してしまったり。散らかるきっかけになってしまいます。
見える収納だとどこに何があるか一目でわかるために、必要なものだけ取り出すことができるため散らかるきっかけを減らすことができます。
文字だけでなく写真も効果的
小さいうちは文字がまだ読めないため収納ケースに中に入っているものの写真を貼ることもおすすめです。この方法はお友達がきたときにも効果的で、もともとどこに何があったのか知らないお友達も一緒に片づけやすくなります。
子どもが自分で片づけたくなる収納を目指して
お母さんにとっては簡単にみえるお片付けという作業も、子どもにとってはとてつもなく大変なミッションです。ついつい怒ってしまいがちですが、気持ちよくお片付けできるよう親子一緒に使いやすい子ども部屋を作っていきましょう。
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