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子供が授業中に寝てしまう原因と対策

大人でも疲れていたりすると、日中眠気に襲われてしまいます。それは子供でもそうで、授業中 に眠ってしまう子もいます。アニメの中の話のようですが、本当に居眠りしてしまう子もいます。 その原因と、対策について考えていこうと思います。

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夜更かし


原因の中でも最も多いのが、この夜更かしだと思います。一番単純ですが、一番ありえる可能性 です。今はゲームであったり、漫画であったりと、子供が起きていたいと思う刺激が多いという のもあります。そのほかに塾等で、行動時間に制限ができて、いろいろ終わると、かなり遅い時間になっているなど理由は様々です。

子供の睡眠時間は、10時間必要と言われています。特に お子さんが小学校低学年のうちは、いろいろありますが、9時には布団の中にいられるように、 親御さんもサポートできるといいですね。宿題が終わらず、寝れないという子には、帰宅後すぐ に宿題をするように習慣化させましょう。

塾等で時間がとられる場合、帰宅後にできるだけのこ とは済まして、熟から帰ってきてからの作業を少なくなるように工夫してあげましょう。そうす ることで、睡眠時間を多く取れて、授業中に寝てしまうのを避けることが出来ます。

体内時計が狂ってしまった

次に考えられるのは、体内時計が狂ったということです。春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、冬休みと、長期の休みの場合は、時間に対してルーズになりますね。ここまで長期の休みでなく ても、休みの日はかなり長い時間起きていて、日中昼寝をはさむという習慣がついてしまっている子は、その体内時計が平日に戻らず、つい眠くなってしまいます。

対策としては、長期の休み であっても、大きく体内時計を狂わせるような時間の使い方を、させないということですね。夏 休み等は、ラジオ体操がありますので、それは必ず参加させて、朝おきる時間は変えないように しましょう。普段の休日であっても、お出かけ等で遅くなるのは土曜日までにして、日曜日は早めに帰宅して、早めに寝かせるようにしましょう。

そうすると睡眠時間もきちんと取れるので、 授業中に眠くなるのを避けることが出来ます。特別な理由がない限り、できれば日曜日の夜は家庭で食事をとり、平日に向けて調整をしてあげるといいと思います。

給食を食べ過ぎている

大人でもそうですが、昼食後は眠くなりますよね。それもたくさん食べたときは、特に眠くなります。大人は、午後から仕事で脳を動かしたり、体を動かしたりするので、なんとか眠らずに住みますが、子供は机で先生の話を聞いている状態で一時間も過ごすと、どうしても眠くなります。 いつも午後の授業で眠ってしまうような子には、給食についても配慮する必要があります。

食べ過ぎないように先生が注意して、腹八分目程度で収めるようにさせてあげましょう。そうすることで、多少なりと改善は見込まれると思います。午後の授業で眠ってしまう子には、親からも食 べ過ぎない様に指導する必要があるといえます。

発達障害等の影響

授業中に眠ってしまう子の中には、ADHD を疑う必要のある子もいます。ADHD で集中力が続かない場合、授業に興味が持てないと、眠ってしまう子もいるようです。更に、宿題等もほかの子 と比べると時間がかかるので、睡眠時間を削られていることもあるようです。

現在は発達障害も いろいろな種類があり、更にその人数も増えてきています。授業中に眠るというのが、上記の子とで改善できない場合は、こちらについても疑う必要があります。その可能性を感じた場合は、 市町村の子育て支援をしている場所で、相談してみるといいと思います。

簡単な心理チェックな どしてくれて、数日で結果が分かる場合もあります。これについては家庭のみならず、学校でも 注意して観察してもらう必要があります。

最後に


いろいろな原因が考えられるのですが、上記三つのことについては、家庭内で話すこと等でも改善を図れます。特に、一つ目と二つ目については、親側の努力でかなり改善されるといえます。 あまりにもひどい場合は、発達障害等も疑わねばなりませんが、まずは、上記三つについて努力してみてください。

基本的に、大人も子供も、眠くなる理由に差はありません。しかし、子供の ほうが体力を全力で使いますし、制御の仕方が分かっていないので、疲れやすい傾向にあります。更に、脳の発達に関しても、睡眠はとても大切だといえますので、出来るだけ夜いい睡眠を出来るように配慮してあげましょう。 学校生活は、社会人になるための基礎であるといえます。会社で居眠りできないように、学校で もしないように習慣づけしてあげると良いですね。

また、家庭でどうすごせば授業中に眠らなく て済むのか、お子さんと話し合ってみたりするのもいいと思います。子育てしながら、こちらもいろいろと学ぶことがありますね。お子さんと一緒に考えていくことは、とてもすばらしい事で す。どんなことでも、そうやって話していけるといいと思います。

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