お風呂の入浴剤として塩を使うと良いと言われています。発刊作用が高まり、ダイエット効果も高いからです。また、入浴剤を買ってくる手間も省けます。温泉にも塩のサウナがあったりしますよね。
私たちの体には塩は不可欠です。塩分は私たちの体の血液の量を一定に保ったり、筋肉の収縮を助けたり、細胞の水分バランスを保つ働きをしているからです。また、羊水にも塩分が海水と同じほど含まれています。私たちの体と塩は密接に関係しているということがわかるのではないでしょうか?
また塩には殺菌効果もあり、保温効果もあるので、お風呂に入浴剤として入れるにはぴったり、というわけです。本記事では、塩をお風呂に入れたときの効果や注意点について詳しくご紹介してみたいと思います。
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目次
塩をお風呂に入れたときの3つの効果
お風呂に塩を入れるのであれば、ご自分の肌に合うように調整しましょう。敏感肌の方などは、塩のざらざらによって肌が荒れてしまう場合もあるそうです。よく溶かしてからはいるようにしましょう。
塩をお風呂に入れたときの効果その1:保温効果
お風呂に塩を入れるなら、保温効果が格段にアップします。
塩を入れたお風呂は私たちの末梢血管に働きかけて、血流を良くし、汗をかきやすくし、湯冷めしにくくすると言われています。また、筋肉をほぐしたり、疲れを取ったりするのにも効果的です。
塩を入れたお風呂は、血流が良くなるので冷え症や腰痛、肩こりに悩まされている人におすすめでしょう。
塩をお風呂に入れたときの効果その2:美肌効果
お風呂に塩を入れるなら、美肌効果にも良いことでしょう。
毛穴が開き、古い角質が自然に落ちていきます。磨いたりマッサージする必要もありません。お風呂に入っているだけで良いのです。塩は美肌効果に大きく役立つことでしょう。
お風呂に塩を入れたときには、好きな音楽やDVDなどを見ながらゆっくりお風呂に浸かり、美肌効果を実感しましょう。
塩をお風呂に入れたときの効果その3:ダイエット効果
お風呂の中に塩を入れたときは、体が温まります。お風呂の中にゆっくり浸かって半身浴をしたり、ストレッチなどを行なったりすると、ダイエットにも効果的でしょう。
お風呂で体の塩もみと、リンパマッサージを行なうとダイエットに効果があると言われています。
体を洗った後のよく温まった状態のときに、細かい塩を手のひらに取り、全身に刷り込むようにしていきます。5分くらい行なうと全身から汗が出てきます。そのあと、湯船に入ってリンパマッサージをしましょう。この方法だけで2キロくらい痩せたと言う方もおられます。がんばってみましょう。
ここまでで、お風呂に塩を入れた時の効果についてご紹介することが出来ました。でも、お風呂に塩を入れることには注意も必要です。ではその注意点について取り上げてみたいと思います。
お風呂に塩を入れるときの2つの注意点
お風呂に塩を入れるのは、一見良いことばかりに思えますが、入れ方によってはお風呂の部品を痛めたり、体に悪影響を及ぼす可能性があります。以下、ご紹介します。
お風呂に塩を入れるときの注意点その1:一回ずつ洗う
お風呂に塩を入れるのは私たちに体にとっては効果的ですが、お風呂の部品を傷めてしまうことがあります。
鉄やステンレスなどの部品をお風呂に使っていると、錆びてしまうこともあります。また、追い抱き機能のついた最近のお風呂は、風呂がまに塩分が回ってしまうと錆びて腐食し、故障の原因になることもあるでしょう。塩を入れたときは追い炊きしないほうが良いでしょう。
また、塩分はバスタブを傷めることにもなります。お風呂に塩を入れた場合は、そのつどきれいに浴槽と追い炊きの配管を洗浄することが必要でしょう。お風呂に塩を入れる前に、大丈夫かどうかメーカーに問い合わせても良いかもしれません。
お風呂に塩を入れるときの注意点その2:皮膚炎があるの場合
皮膚炎のある人は、お風呂に塩を入れて入ると良い、と言われたりすることがあるようです。
これは海水浴治療に基づいているようですが、海水浴の場合は運動したり日光を浴びたりなどの効果もあってのことなので、これをそのままお風呂に塩を入れることに当てはめても、効果が期待できない場合があります。海水浴でも症状が悪化した例もあるようなので、注意する必要があるでしょう。
まとめ:お風呂に塩を入れるときは注意点をしっかり守る必要がある
お風呂に塩を入れることについて紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?
普通の入浴剤に比べて塩はコストもかからず高い効果を期待できます。しかし、注意点をしっかり守らなければ肌や、お風呂そのものを傷めることになりかねません。お風呂に塩を入れて楽しみたいと思うのであれば、注意点をしっかり守り、こまめにお風呂を掃除するようにしましょう。
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