お風呂場の収納・・・考えると先ず押入れは無いですよね!当たり前ですが。あるのはユニットバスの場合、鏡の脇に棚や水道の下に台があるほどです。そこにシャンプーやリンス類を並べている方が多いと思います。我が家もそうです。
しかしこのシャンプー類は家族によってかなり数に幅が出ます。小さな子供がいる家庭では、大人とは別の物を使っていたり、お年頃の娘さんがいる家庭では『これは私の物!!』と張り紙がしてありそうなものがあったりします。
最近ではトリートメントをしながらヘアカラーができる商品が流行っていますから又また数は増えるわけです。家族と年齢幅があればあるほど数は増えていくと思います。
それらが全て鏡脇の収納棚に収まるか?なかなか難しいですよね。そして一番考えなければならないのはお風呂場では『裸』であるという事です。
サッと取ることのできる場所に置くというのが、収納よりも優先すべき点になって来ます。
やはりそれらは見せるというより『見えている』収納となるのでしょうね。収納と言うとしまう事ばかりに目が行ってしまいがちですが、この置く作業は『ラベル側をきちんと揃える』だけで綺麗に見えます。容器を統一してオリジナルのラベルなどを用いる方法も良いでしょう。
数が多い場合は個人ごとに小さめのプラスチック製のカゴに入れるのもいいかもしれません。日帰り温泉や銭湯でもマイカゴを持っている方がいますよね。個々にたくさんある場合はカゴに仕分けて、そのカゴを持ってお風呂に行くというのも1つの案です。よく「誰か私の高いシャンプー使ったでしょ?」なんていう事もありますので、トラブル防止にもマイカゴはお勧めです。
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お風呂掃除の道具
お風呂場にあるものでもう一つの分類は『掃除道具』ですね。少なくてもスポンジ・洗剤となります。これらは見えるように置くのならお風呂場での【死角】を使いましょう。お風呂場の死角というのはあまり目立たない壁のことです。
体を洗い、シャンプー洗顔とお風呂場のメインはやはり鏡側です。この鏡側には先ほどのサッと取ることのできなければならないものが置いてあるので避けましょう。目も行きやすいので散らかって見えてしまいます。
次に避けるのは湯船に浸かっているときに見える壁です。折角一日の疲れを癒す場所としてのお風呂タイムですから、掃除道具が見えては台無しです。私は片づけたくなると夜中でも模様替えを始めてしまう性質なのでもし掃除道具が見えていたとしたら掃除を始めてしまいます
我が家は湯船からの視点と鏡の位置が同じですのでこの場合の死角は鏡に向かって右側になります。高さも重要で少し低い位置に置くと目があまり行かなくていいかもしれません。壁に取り付ける、又は吸盤で手軽に取り付けられる収納棚や収納グッツを利用してみるといいと思います。
高さで言うとサッと取り出しやすい棚にはシャンプー類、立ちあがって取らなければならない棚には掃除用具類もおすすめです。基本掃除は服を着ていると仮定して、掃除をするときに屈まなくてサッと取れる位置に洗剤やスポンジがあるのはとても便利ですし、お風呂場用のイスは低いので高い位置はあまり目が行きません。
これらの掃除道具も気になるようなら水はけのよいカゴにしまって、掃除をするときに持ってくるという導線でもいいかもしれません。掃除道具は『高いか低いか持ち込むか』の収納となります。
収納の基本ですが床に直置きは避ける
お風呂場だけに限りませんが床に直に置くことは避けましょう。散らかって見える事もそうですが、掃除の際バラバラに置かれている物をどかすという作業はとてもストレスになります。まだどかしてからの掃除をする場合はいいですが・・・・・もしかしてもしかして「まっいいか!」と出ている床だけを掃除してはいませんか?
お部屋の掃除でも丸く丸く掃除機をかける話がありますが、お風呂場の恐ろしい大敵は【カビ】です。湯気の立ちこめる空間です!窓がない家庭もあると思います!家族そしてご自分の健康のためにもカビの繁殖はできるだけ対処しましょう。いくら収納が良くても菌だらけでは台無しになります。
さていかがでしたか?お風呂場の収納。収納とはしまうばかりではなく置き方も収納に入ります。容器にポイントを置くだけでもスッキリ見えてきます。ひと手間で掃除の洗剤類もオシャレな容器に入れ替えてもいいかもしれません。体を洗うタオルや掃除のスポンジを購入する際にも、色を意識して選んでみてください。色の統一も収納術の1つです。
私の体験ですが「掃除をするぞ!」ではなく、普段の生活の流れに掃除を入れてみると収納も掃除も楽になります。歯を磨いた『ついで』にシンクを洗う。お風呂に入った『ついで』にふたを洗ってみるなどです。ドッと汚れがたまる前にチョコチョコお掃除をおすすめします!ぜひ楽しんで収納してみてください。
まとめ
お風呂場の収納術のポイントは掃除術にもあるかもしれません。スッキリさせたいならば掃除をしっかりできる空間にしていきましょう。そして狭い空間だからこそ色を大切に取り入れてください。色の統一は見た目で明らかに綺麗に見えるポイントになります。
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