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子供の背を高くする方法と大切な生活習慣4選

今の時代、お子さんの背を高くしたいと思っている親御さんはたくさんいらっしゃるでしょう。あと10㎝背があったら、特にバスケットボール、バレーボールなどの身長が高ければ圧倒的に有利になるスポーツの場合、その悩みは切実だと思います。

サッカーのゴールキーパーも然りです。また就職する場合も、「スチュワーデスの試験を受けたのだけど、あと1㎝背が足りなかった」という話を聞いたことがあります。

少しでも人生の手助けになるのであればと、親御さんがお子さんの背を高くしたいという思いはとても理解できます。それでは実際に背を高くするため、どのような方法があるのでしょうか?

まずは毎日の生活習慣から見直すことをお勧めします。

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生活習慣その1 食事

身長は骨端線という骨の両端に存在する軟骨が成長することによって伸びますが、骨端線はいつまでも成長するわけではなく、男性なら17歳から18歳、女性なら15歳から16歳くらいで閉鎖してしまいます。

なので、成長期の間に骨の成長を促す食品を摂取することがとても大事です。 では、骨の成長を促す栄養素にはどのようなものがあるかといえば、まずはカルシウムです。チーズ、牛乳、小魚、大豆製品などに含まれています。

そしてカルシウムの吸収を助けるビタミンDが必要です。マグロ、イワシ、カツオなどに含まれます。また成長ホルモンの分泌を促すたんぱく質。こちらは肉類、魚類、卵、豆類、乳製品に多く含まれています。

さらに骨の健康維持に大切なマグネシウム、こちらは納豆に非常に多く含まれています。とは言っても、これらの食品に偏らず、バランスの良い食事をとることが大切です。

生活習慣その2 睡眠

「寝る子は育つ」と良く言われますが、成長ホルモンの分泌に質の良い睡眠は不可欠です。では何時間くらい眠ればよいのでしょうか。

一般に睡眠はノンレム睡眠(大脳に休息を与える睡眠)とレム睡眠(身体にを与える睡眠)を繰り返しますが、この最初のノンレム睡眠時に成長ホルモンが多く分泌されると言われます。さらに午後10時から午前2時までの間に最も多くの成長ホルモンが分泌されますので、この時間帯にぐっすり寝て、ノンレム睡眠状態にすることが大事です。

それでは、その時間に熟睡するために何をすればいいかと言いますと、それは一日の始まり、朝から始まっています。朝、太陽を30分から1時間浴びることで体内時計がリセットされるのです。

また、寝る2、3時間前から食事はとらないようにしましょう。胃に食べ物があるとなかなか熟睡できません。そしてテレビを見たり、スマートフォンからの刺激を目に入れたりしないよう、ゆっくりとぬるま湯につかり、リラックスした気分で布団に入ると良いでしょう。

生活習慣 その3 運動との付き合い方

質の良い睡眠をとるためには適度な運動は欠かせません。

背を伸ばしたいというお子さんの中にはスポーツをしている方が多いと思います。適度な運動は疲労につながり、良い睡眠へとつながって行きます。中には運動が苦手なお子さんもいらっしゃるかと思いますが、無理のない程度に体操などで体を動かすことが大切です。

ここで気を付けなければいけないのは、あくまで適度な運動ということで、やりすぎないことが大事です。

特にスポーツをしているお子さんはついつい夢中になり、過度に身体に負荷をかける練習をしたり、筋肉をつけるためのトレーニングをしたりしがちですが、成長期特有の病気もありますので、くれぐれも無理をしないようにしてください。

生活習慣 その4 補助食品の活用

これまでに挙げた、栄養・睡眠・運動との付き合い方を踏まえたうえで、さらにどうしてもあと数センチでも伸ばしたいお子さんには身長を高くするためのサプリメントをお勧めします。

ただし、基本はあくまでも、栄養・睡眠・運動ですので、サプリメントだけ飲んでいればいいというのではなく、あくまでも補助としてとらえるのが良いでしょう。

さて、サッカー選手のメッシで有名な「成長ホルモン分泌不全性低身長症」という成長ホルモンの異常による病気があります。また甲状腺ホルモンの不足による甲状腺機能低下症という病気などもあります。お子さんの身長が平均より著しく低い場合、専門医を受診することをお勧めします。

まとめ

以上、子供の背を高くする方法と大切な生活習慣について述べてきましたが、いかがでしたか?意外と特別なことはなかったように思いませんか?

毎日、規則正しい生活をして、バランスの取れた食事を十分にとって、適度に運動し、ぐっすり眠ることがとても大切だということです。勉強や友人関係など、子供社会にも様々なストレスがあるかと思いますが、親は子供に寄り添い、なるべくストレスを感じさせない手助けをすることも大切なことかもしれません。

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