やっと夏も終わりに近づき、涼しい日もだんだんと出てきました。私も暑いと思って薄着をして出て、お店に入ったら寒かった・・・なんて事がありました。もう少したつと服装に困ってしまう時期になりますね。冬に入れば、コートやダウンジャケットが手放せない時期に入ります。
最近は上着もたくさん種類があり、素材違いのコートや丈の長さが違うダウンジャケット、たくさん持っている方は冬が終わると「あ~クリーニングに出さなくちゃ。いくら位かかるのかな。」なんて心配なさっている方も多いのではないでしょうか?
実際私もそうでした。クリーニング代が心配でお金が手元にある時に・・・と思っているうちにクリーニングに出すのがどんどん遅くなりタイミングを逃してしまった事もありました。ですがもうそんな心配はありません。ダウンジャケットは自宅で洗濯できるのです!ダウンジャケットを自宅で洗濯する方法と注意点をまとめてみました。
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自宅で洗えるダウンジャケットの種類
まずはご自分のダウンジャケットの表示タグを確認しましょう。
ダウンの左脇腹部分に洗濯表示タグが付いていると思いますので、そこに書いてある絵表示でご自身のダウンジャケットが自宅で洗えるのか、クリーニングに出さなければならないのか。自宅で洗える場合は洗濯機で洗えるのか、手洗いでないといけないのかを確認します。
素材がレザーやフェイクレザー、ウールのダウンジャケットは洗濯できませんので注意してください。皮革素材で作られたダウンジャケットは色落ちや型崩れ、革自体が硬化しひび割れをしてしまう場合もあります。ウールのダウンジャケットは水に濡らしてしまうと縮んでしまう可能性が高いためクリーニングに出すほうが良いでしょう。
上記の洗濯表示マークが洗濯機で洗濯可能か、手洗いなら可能なのかを示しています。
これらの絵表示がない場合は、ドライクリーニングのみ可能か、洗濯もクリーニングもできないという事になりますので販売元に尋ねてみて下さい。
洗濯・手洗いの準備
表示が確認できてご自身のダウンジャケットが洗濯もしくは手洗いが出来ることがわかったら準備をしましょう。
まず、ボタンやファスナーは必ず閉じた状態にします。そして、中性洗剤を用意しましょう。普段お使いの洗濯用洗剤では羽毛を痛める恐れがあります。あまり使っていなくて汚れていないのであればぬるま湯のみでもいいと思います。
すすぎの時に柔軟剤を入れると羽毛のふわふわ感が増しますので、柔軟剤も用意しておいた方がいいです。
洗濯する方法
手洗いでも洗濯機でも基本は優しく!!です。もみ洗いは中の羽毛がつぶれてしまいます。優しく押し洗いをしましょう。
洗濯機で洗う場合は、優しく洗うため汚れがひどい場合は汚れが落ちない場合があります。まず襟や、袖の気になるところには洗剤を染み込ませます。
次に洗濯ネットに入れます。これによってダウンジャケットが傷むことを防ぎます。ネットに入れにくい場合は小さく折りたたんで入れても大丈夫です。洗濯機のコースは、手洗いコース・ドライコースといったものを選んでください。
さっそく洗濯に入るのですが、ダウンジャケットを入れる前に洗濯機に水を張り中性洗剤を溶かします。この時冷水を入れるよりもお風呂の残り湯などがあればぬるま湯のほうがいいでしょう。
中性洗剤を入れしっかりと混ぜたらダウンジャケットをいれます。ダウンジャケットがなかなか水の中に沈まないと思いますのでしっかりと押し込んで下さい。洗濯が終わったらすぐに取り出して形を整えましょう。このときは揉んでは駄目です。叩いて形を整えてください。
乾燥機つきの洗濯機でも洗濯が終わったら一度取り出してこの作業をしてください。
ダウンジャケットの乾燥・干すときの注意点
ダウンジャケットを乾かすには乾燥機を使って乾燥させると、羽毛がかたよらずきれいに乾燥させることが出来ます。ドラム式乾燥機の乾燥機を使うなら乾燥時間は30分ほどに留めておいてください。完全には乾かさず、陰干しするほうがきれいに仕上がります。
乾燥機を使わない場合は、風通しに良い日陰で干します。ハンガーに吊るす際は、長さがあり太いハンガーに干したほうが良いと思います。型崩れの原因になってしまいます。
完全に乾燥されるまでには、2・3日かかりますのでしっかりと乾燥させてください。しっかりと乾燥させないと、カビや臭いが発生しますので注意してください。
扱い方さえ知っていれば自宅でのケアでも怖くない
本記事でダウンジャケットの自宅での洗濯する方法と注意点、ご理解頂けましたでしょうか?
表示を確認し、優しく扱いながら羽毛をしっかりとバラバラ・フワフワになるよう心がけながら気長に干すということが大切ですね。ダウンジャケットは風も通しにくいし、羽毛が入っているので本当に暖かいですよね。
出番が多いからこそ袖・襟周りと汚れてしまう事が多くなります。でもご自分でお洗濯が出来れば、来年の冬からは汚れが怖くなくなります。ふわふわの羽毛が入ったダウンジャケットで、暖かく冬を過ごせるといいですね。
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