主婦にとって毎日の家事の1つである掃除機。掃除機は単純な作業にみえて以外と労働力が必要で、体力も時間もかかる面倒な家事の1つです。主婦にとって掃除機は家事をする上での大切なパートナーといえます。
現在掃除機といえばダイソンと呼ばれるほど日本でもその人気と評判・口コミがあがっているダイソン。中でもコードレス掃除機はダイソン他メーカーにない多種多様な機能・パワーが自慢です。ダイソンのコードレス掃除機の人気の理由とその特徴についてご紹介します。
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目次
ダイソンの歴史
ダイソンって名前は良く知っているけどどこの会社なの?海外メーカーなの?とダイソンのことをよく知らない人は多いのではないのでしょうか。ダイソンと言えば思い浮かぶのがあのインパクトのある数々のCMですよね。「吸引力のかわらないただひとつの掃除機」や「羽のない扇風機」など人々がぐっと食いつきたくなるCMが有名です。
ダイソンのスタートはダイソンの創業者であるジェームズダイソンが、1978年当時自分が使っていた掃除機が、使っている途中で性能が低下していくことに不満を持ったのが始まりでした。掃除機を分解してみると紙パックがゴミで目詰まりをおこしていて、それが吸引力の低下の原因であることにきづいたダイソンはこれの解決法を探し始めました。
サイクロン式との出会い
探し求めて数年の歳月を経た時、製材工場の屋根で木くずと空気を分離してくれるサイクロン装置があるのをみて、これを掃除機のゴミと空気に応用してみようとひらめいて、5年間で5127台という試作品をへて世界で初めてのサイクロン掃除機をあみだしました。ダイソンのサイクロン掃除機が初めて売られたのは、実は日本でした。ハイテク製品の多い日本であえて発売することで、その高い性能性の評判をさらに高めることに成功し1991年には国際産業デザイン見本市で賞を受賞しました。
ダイソンのコードレス掃除機が1番の理由
掃除機を選ぶ上での大きなポイントは日本の住宅事情の中では「吸引力」と「稼働音」が2大ポイントでした。そこに近年のハウスダストやアレルギー問題、PM2.5や花粉症患者の増加などにより「排気のクリーン度」や「フィルター性能」、さらに住環境がマンションや2階、3階建てに進化したことにより「いかに軽いか」「収納しやすいか」など多種多様な要望があげられるようになりました。
そもそもダイソンは海外メーカーであるため、日本の住環境にあまりあっていませんでした。素足であるく日本と違って土足生活の海外。狭くて近所との距離も近い日本と、1軒が広く隣家との距離もある海外。そのため発売当初から現在でも言われ続けるのはやはり日本の生活スタイルとは少しずれているという評価です。
そんな評価があるにも関わらず、どうして日本の売り上げでダイソンがトップに位置しているのかというと、ダイソンが売りにしている「サイクロン式」という原理と、日本人の心をくすぐる海外ならではのデザインや、強気の宣伝力です。
ダイソンのCM
ダイソンの掃除機のCMのキャッチコピーといえば「吸引力のかわらないただ一つの掃除機」というフレーズですが、なんとなくこうきくと吸引力がすごく強い!と思ってしまいがちですが、これは吸引力がずっと一定であるという表現であり、吸引力の高さを表しているわけではありません。でもこうやってきくとキャッチコピー以上に商品に期待してしまいますよね。
ダイソンのコードレス掃除機の特徴
2種類のヘッドの効果
ダイソンのコードレス掃除機の上位機種には選べる2つのヘッドが標準装備されています。ダイレクトドライブクリーナーヘッドはクリーナーヘッド内部にパワフルなモーターを搭載して他のダイソンシリーズと比較すると、パワーが40%以上も向上していてカーペットに入り込んだホコリやペットの毛までも掻きとってくれます。
もう一方のソフトローラークリーナーヘッドは大きなゴミから小さなゴミまで同時に吸い取ってくれるナイロンフェルトでおおわれた全幅サイズの固いナイロンブラシが大きなゴミを吸い込むと同時に、静電気の発生をおさえるカーボンファイバーブラシで微細なホコリも取り除いてくれます。
短期集中型の強い吸引力
他のどの掃除機よりも確実にゴミを吸い取り、醜聞な運転時間で部屋中の掃除をしてくれるダイソン。今までは稼働時間の短さが問題視されていましたが、リチウムイオンバッテリーを採用したことによってバッテリー性能が向上しました。運転時間は従来シリーズの2倍になり、コードレス掃除機でも部屋中掃除できるようになりました。使用時間は約40分でソフトローラークリーナーヘッドの使用時間は30分、ダイレクトドライブクリーナーでの使用時間は25分となっています。
ダイソンの魅力の1つがその吸引力の高さですが、やはり高い吸引力を引き出すには電力を多く使うためどうしても稼働時間が短くなってしまいます。強タイプで使用した場合その稼働時間は6分と短くなってしまいますが、大きなゴミも残さず吸いとれる高い吸引力を引き出してくれます。
部屋の空気より綺麗な排気
性能が充分ではないサイクロン掃除機や、密閉性の低い掃除機の場合は細かい粒子が空気中に漏れ出してしまいます。そこから漏れ出したアレルゲンやホコリ・ハウスダストによってアレルギー性鼻炎や喘息を引き起こしてしまう可能性があります。
ダイソンのクリーナーはアメリカのアレルギー協会の認定も受けていて、最新上位機種のダイソンV8コードレスクリーナーは0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%捕らえて、もともと吸い込んだ部屋の空気より綺麗な空気を排出してくれます。
1本何役もこなせる高いツール性能
コードレス掃除機1本だけではなく、布団掃除や細かい部分の掃除、ハンディクリーナーとして一台何役もこなしてくれるのもダイソンの大きな特徴です。ダイソンのエンジニアは掃除機本体だけではなく、掃除機を使う際に使える周辺のツールの開発にも力を入れてくれています。使用用途にあわせて何本も掃除機を購入する必要がなく、ダイソンさえあれば大丈夫と思わせるほど豊富なツールを開発しています。
インテリアにもなる収納法
コードレス掃除機はその収納場所や充電スペースに悩むことが多いのですが、ダイソンのコードレスクリーナーには壁つけできるタイプのブラケットが同梱されています。賃貸や借家など壁に傷をつけたくない、ネジが打てない場合は床置きで使用することもできますが、壁に取り付けることで使い終わった後にそのまま壁に立てかけるだけで充電と収納を一緒に行ってくれます。
重量バランスのとれた設計でらくらくお掃除
海外メーカーによく起こりうるデメリットですが、日本製に比べると重い・大きい・ごついのが特徴です。そのため比較的小柄な日本人には使いにくい商品もよく見られます。ですがダイソンのコードレス掃除機は重量バランスのとれた設計で作られていて、床を掃除するときだけではなく、ハンデぃタイプに変えて高い場所や家具の下、床の隙間など腕の力が必要な場面でも自在にお掃除することができます。
まとめ
ダイソンの掃除機は海外メーカーならではの特徴が多くみられるため、いっけん日本の住宅環境には不向きのように見えますが、その高い性能と多種多様なツールや、強い宣伝力から国内の掃除機売り上げの中で大きなシェアを秘めています。今回の新しいシリーズでは今までの問題点であった稼働時間や稼働音がさらに軽減されたことで、これからさらにダイソン人気が広がっていくと予想されます。掃除機と言えばダイソンの時代はまだまだ続いていきそうです。
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