結婚式の受付係の頼み方と御礼

一生に一度の晴れ舞台と言われる結婚式。やはり素敵な式にしたいですよね。しかし結婚式は二人だけでは出来ません。一般的な結婚式は多くのスタッフと協力をして行います。スタッフ以外にも受付や余興にスピーチなど友人などにも多くの協力をしてもらわないと成り立ちません。

特に受付は参列した人々が一番最初に目にする人になります。他の人よりも早く到着して準備などを行うので、それなりの負担になってしまいます。

今回はそんな結婚式の受付についてご説明します。そういった人に頼めば良いのか。また頼み方やそのお礼の仕方はどうしたら良いのかをこれを読んで少しでも参考にしてもらえたらと思います。せっかくの結婚式なので、受付をしてくれる人にも感謝の気持ちを忘れずにお願いしたいですね。

どんな人に受付をお願いする？

まず結婚式の受付とは何をするのでしょうか。受付は新郎新婦それぞれのゲストから２名ずつ依頼することが多いようです。ゲストに芳名帳へ名前や住所を書いてもらい、ご祝儀を受け取り席辞表を渡します。その時に何か余興などでゲストに協力してもらいたいことがあれば受付の際にそれをお願いしてもらうこともあります。

受付が終わるとご祝儀をまとめてあらかじめ決めていた人（新郎の両親など）に渡してもらいます。

このようにまずゲストを一番最初に迎える人が受付をする人になります。子連れや妊婦などはずっと立っていることは辛いので避けてください。また笑顔が素敵な人や、日ごろから接客業などをして愛想の良い人が好まれます。

それに加えて、他のゲストよりも早く来てもらう必要があるので遠方から来る人では負担になります。なるべく近くから来てくれる人が良いでしょう。最後にお金の管理をしっかりとしてくれるようなまじめで信頼関係の出来ている間柄が良いですね。２名で行う場合は、それぞれお互いに友人などの間柄だと気まずくなくスムーズに行えます。

受付は親戚ではなく、学生時代の友人や同僚が多いようです。

受付の頼み方とは？

まず受付をしてほしいなと思ったら、結婚式の日などが決まってなあから早めに直接会ったときに引き受けてくれるのか聞いてみましょう。まだ結婚の報告をしていないときには、それを先に行います。その上で結婚式をするから受付をしてもらえないかと打診しましょう。

なかなか会えない人には電話で聞くことが一番望まれます。メールや最近では無料アプリのLINEで聞くこともあるようですが、これは相手のボランティアのようなものなので失礼のないように必ず直接会うか電話で聞きましょう。そうすることで「相手から返事がないけどどうしよう」というモヤモヤもなくなります。

受付をしてくれると快諾をしてくれたら、招待状に受付を引きうけてくれたことへのお礼と、何時にどこへ集合するのかを明記したものを同封しましょう。招待状と一緒にすることで正式な依頼になります。他に伝えたいことなどがある場合には事前に伝えておきましょう。

その日の段取りや流れ、ご祝儀は誰に渡せば良いのかなどを伝える必要があります。受付をする側もとても緊張するものです。その人の人生の節目である結婚式の受付を任されるのですから、当日は足りないものや分からないことがあってもスタッフに聞けば大城なように準備をしましょう。

受付のお礼の仕方

受付をしてくれた人には気持ちとしていくらか包むのがマナーです。受付が終わり、結婚式の前に両親などからお礼を渡します。ご祝儀を受け取った時にお礼を渡すことも多くあります。お礼の内容としては現金で一般的に3,000～5,000円が相場のようです。

白い封筒などに入れて、お礼のメッセージカードなどをつけても良いですね。またもし披露宴のときなどに受付をしてくれた子と話す機会があったら「今日は受付ありがとう」と一言お礼を伝えましょう。それだけで相手も嬉しい気持ちになります。

結婚式に出席してくれただけでもお礼を言いたくなりますが、それに加えて受付もしれてくれたのですから感謝の気持ちを伝えます。もし当日お礼を言えなかったとしても、式の終了後か数日中にはメールでも良いのでお礼を言いましょう。

まとめ

新郎新婦はもちろんですが、自分が受付や余興などを協力した結婚式は他の結婚式よりも強く思い出に残ります。受付をしてくれた人たちが楽しかったと思ってくれるようなおもてなしをしたいですね。

親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、仲が良いから受付をしてもらって当然という考え方ではなく、来てもらう上に受付もしてもらえるなんてありがとうという感謝の気持ちを持ちましょう。結婚式はそれまで自分を支えてくれた人たちへのお披露目と感謝を伝える場でもあります。その気持ちを当日も持っていてください。

受付をしてくれた人たちは結婚式のフォトアルバムや動画に映ることが多いので、写真などで映っている物などはデータや焼き増しをして渡すと喜ばれますよ。

相手への最低限の礼儀と感謝の気持ちを持って、結婚式の顔である受付を頼みたいですね。

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