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水分補給の重要性高し!岩盤浴で頭痛を防ぐために注意すべきこと2つ

岩盤浴はデトックス効果やダイエット効果で女性に人気です。しかし意外と自分には合わない、頭痛が出るという方も割合多く聞きます。

それは自分の体調、体質を理解していないために岩盤浴を上手に利用できていないだけかもしれません。

こちらでは、岩盤浴で頭痛を起こさない上手な岩盤浴の利用の仕方をご紹介します。正しい知識を身に着けて、岩盤浴で美容効果を得ましょう!

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岩盤浴とは?

岩盤浴とは

岩盤浴とは天然の鉱石を温め、その上にバスタオルなどを敷いて横たわり、汗をかく健康法で『お湯を使わないお風呂』といわれているものです。

岩盤浴に使われる鉱石から発生される遠赤外線やマイナスイオンの効果、発汗の効果などによって健康や美容に対するさまざまな効果が得られます。

岩盤浴の効果

岩盤浴の効果は数多くあります。主に以下のものが挙げられます。

  • 新陳代謝の活性化
  • 血流改善効果
  • デトックス
  • 冷え性の改善
  • 肩こりの改善
  • 免疫力の向上
  • ダイエット効果
  • アンチエイジング効果

肩こり頭痛持ちにオススメ

遠赤外線の効果で血行が促進され、乳酸などの疲労物質の排泄を促す他硬くなった関節や筋肉がほぐれて可動域が増加します。細胞を活性化させ自律神経に作用させる働きもあるので体温調節や鎮痛にも良く効きます。

また、高温サウナのように熱くなり過ぎないのでゆっくりとしたリラックス効果も期待できます。

ストレスが多くいつも自律神経が緊張状態にある場合は肩こりを起こす筋肉が緊張状態である可能性が高く、リラックスが出来る時間をつくることで体が楽になると思います。

岩盤浴利用の際の注意すべきこと

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水分補給が大事

岩盤浴では一般的に多量の良い汗をかくことができます。岩盤浴で多量の汗を流した場合には、1~2リットルもの汗が出ます。

仮に体重が50キロの人の場合、内30キロ分が水分で占められており、2リットルの汗が出たとすると身体にある水分のおよそ7%近くが出てしまったことになります。

人間は、2%の水分の消失でのどの渇きを感じ、4%を超えると体温が急上昇して疲労やイラツキ、頭痛などの症状が出ます。

6%を超えると呼吸困難となり、8%では痙攣を起こし、10%を超えると血液の循環機能に重大な障害が生じます。

こうした脱水状態を考えてみると、岩盤浴での7%の水分消失は大変な数字だということがよくわかりますね。こまめな水分補給を心がけましょう。

片頭痛持ちの方は

入り方はそれぞれ特徴がありますが、一般的には「15分横になって5分休憩する」これをワンクールとして3クールほど入るようです。

ワンクールの入浴で15~20分ほど入っても効果は変わらないのでワンクール20分程度で終るところもあります。片頭痛持ちの方は出たり入ったりすると温度差で頭痛が起きることも。

休憩の際に冷やしすぎないようにしましょう。

低体温の方が岩盤浴で注意すべきこと4つ

ストップ 酒 アルコール 止める 禁酒 タバコ 中毒禁煙 高血圧 お酒 病気 生活習慣病 肥満 病院 診断 運動 注意 塩分 糖質 食べ過ぎ 食事 栄養士 薬剤師 保険 医療費 ダメ

安全と言われる岩盤浴でも「熱中症」というものには気をつけないといけません。低体温の人が岩盤浴を無理して続けると熱中症になりやすいのです。

熱中症といえば、真夏の炎天下での運動中や作業中で起こるものと思われがちですが、普通の室内でも発症することがあります。

湿度の高い日には、さほど室温が高くない25~27度前後の室内でも高齢者の場合は熱中症が起きる場合があります。熱中症は汗腺の働きが弱かったり、体温調整がうまくいかなかったりすると起こることがあります。

汗腺機能が低下している人は低体温になり、低体温の人は熱中症になりやすいのです。

低体温の方が具合が悪くなるのは、一種の「熱失神」を起こしている可能性があります。

岩盤浴の温熱作用により体温が普通より急激に上昇し、皮膚の血管が必要以上に広がり、脳や全身の組織に十分な量の血液が回らなくなったからでしょう。大切なことは「利用の仕方」です。

岩盤浴施設の選択

低体温気味の人は、あまり高温で高湿度の条件に設定している施設でなく、比較的低湿度の施設を選んで入浴することです。

熱中しすぎない

苦しさを無理にガマンして長時間入らないことです。しんどく感じたら、最初の1回の入浴で止めること。

たった15分でも、岩盤浴を生活の一部に取り入れていると、少しずつ汗腺の機能が高まり、体温をうまく調節できるようになります。それまでのガマンです。

水分補給

低体温の人は特に、水分のみでなくミネラルを十分摂取してください。

体温計を持参する

岩盤浴施設に体温計を持って行き、入浴前と1回目の入浴の後の休憩時に体温の変化を測定してください。仮にその差が2度~3度以上あったら、体温調節がうまくいっていません。2回目以降の入浴は危険ですので止めてください。

意識がボーッとするようなら、すぐにエアコンの効いた涼しい部屋に入り、水分補給をして、頭や体を氷などで冷やしてください。

岩盤浴をうまく利用していると、次第にその温度差が少しずつ少なくなることでしょう。あなたの汗腺の機能が高まり、体温調節能力が向上した証です。2回目、3回目と、より長めの入浴も可能となります。

まとめ

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岩盤浴にはいくつもの健康にも美容にも良い効果があります。頭痛持ちの方にはオススメな一方、低体温など体力的に問題のある方は逆に頭痛を起こすことも。あらためて注意点をおさらいしておきましょう。

  • 水分補給が大事
  • 温度差に注意
  • 岩盤浴施設の選択
  • 熱中しすぎない
  • 体温計を持参する

岩盤浴をうまく利用していると、次第に体温調節能力が向上してきます。最初に無理しすぎず、上手に利用してくださいね。

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