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赤ちゃんが夜泣きをする原因と対応方法

何もしゃべられない、伝えられない赤ちゃんが一晩中泣き続ける。夜泣きって本当にツライですよね。「泣きたいのはママの方、お願い泣かないで」と懇願したいくらいです。けれどいつまでも夜泣きが続くわけではありません。

夜泣きの原因ははっきりわかっていません。赤ちゃんが教えてくれるはずもなく…原因はコレだ!とわかるともっと楽ですよね。夜泣きは『昼夜の区別がついた子供が夜に泣き続ける事』。もちろん絶対的な解決策はありませんが、原因と思われることと対応したい点がいくつかあるのでご紹介します。

いつまで続くかわからないと悩んでいるママさんへ、これを読んで少しでも気持ちが楽になってお役に立てればうれしいです。

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日中の刺激を思い出す

外出した日は夜泣きをする、よく聞く話です。大人にとっては普段と変わらない日常も赤ちゃんにとっては大冒険と同じこと。赤ちゃんにとって自分の知らない人が話しかけてきたり大きな音が聞こえてきたり、初めましてのことばかりでドキドキの連続です。

疲れからぐっすりお昼寝はできたとしても、夜さぁ寝ようとしても昼間のドキドキ感を思い出して寝られない!たくさんの刺激を受けた赤ちゃんの頭の中はパニックになっているのかもしれません。昼間に受けた刺激を夢で見て怖くて寝られない時もあるし、昼夜逆転していることもあります。

できたら朝起きは日の光で目覚めさせ、夜は遅くまで電気をつけておかない。蛍光灯は気を高ぶらせるので、間接照明などを使うのも効果があると思います。ママと赤ちゃんは早寝・早起きするのがいいですね。

お腹空いてない?苦しくない?


育児書や病院から「赤ちゃんのミルクの量はこれくらい」と指示があると思います。けれど赤ちゃんの食欲も千差万別。少ししか飲まない子もいればいっぱい飲む子もいます。生後間もない赤ちゃんは別として、欲しがるだけ飲ませてあげましょう。(無理に飲ませてはいけません)母乳で足りないようであれば粉ミルクを併用してもいいと思います。

母乳だけで育てたいと思われるママも多いようですが足りなければ仕方ありません。(アレルギーなどがあれば粉ミルクの併用できませんが)私自身、子供が保育器に入っていたせいか粉ミルクを併用していました。しっかり飲んでくれた時は夜泣きが少なかったように思います。

また、排便はちゃんとしていますか?苦しくても寝付けません。便秘気味なら下腹部(おへその下あたり)をのノ字を描くようにさすってあげるのも効果があります。ひどいようならかかりつけ病院に受診してください。

肌着やオムツでチクチクしていませんか?

大人でもちゃんと洗濯している肌着でチクチクする時ってありますよね。過敏な赤ちゃんなら尚更。干している間に何かがくっついている時もあります。一回お着替えさせてみて。もしかしたら、オムツかぶれってこともあるかもしれません。肌着やオムツもメーカーによってご自身の赤ちゃんに合う・合わないがありますのでお着替えの時、肌に発疹などないかチェックもしてくださいね。

着せ過ぎていませんか?

背中に手を当ててジンワリ汗をかいていたら着せ過ぎ。冬場は寒いからってたくさん着せていませんか?赤ちゃんの体温は高いので着せ過ぎないよう注意しましょう。肌着にパジャマ、その上毛布に掛布団なんて赤ちゃんは暑くて寝られません。

赤ちゃんは大人より一枚少なく、と聞いたことがあります。夏場は肌着一枚で充分。汗をかいたらとにかく着替えさせること。汗疹も愚図る原因です。

体調は大丈夫?

お腹もいっぱいになってオムツも肌着も替えたけどまだ夜泣きが続いている(泣)ほんとママが泣きそうです。けれどちょっと待って。お着替えの最中にぐずったり、赤ちゃんの体が熱くありませんでしたか?特に赤ちゃんは夜に発熱することが多いように感じます。(我が子だけだったかもしれませんが…)

病気(突発性発疹など)を発症している可能性もあります。いつもとぐずり方が違ったり泣き声に元気がなかったり、またクタッとなったりしていないか。そんな時はすぐに受診してください。酷いようなら救急車を要請してもいいと思います。

家事は二の次、三の次


ご飯の準備に掃除洗濯。主婦のすることって本当に多いですね。その上一晩中赤ちゃんの夜泣きのお付き合いでは体が持ちません。赤ちゃんが寝ている間はママも一緒に寝てしまいましょう。ぐっすり寝てすっきりしたらまた頑張ろうと思えます。

赤ちゃんが寝ている間に用事を済ませたいなんて考えなくてもいいのです。少しくらい埃があったって洗濯物が洗えてなくたっていいじゃないですか。「子育て一番にしているのだから、家事は後回しで」でいいんじゃないでしょうか。

頼れるところと、頼らないところ

二人の子供だから、旦那さんにも協力要請したいところ。ですが旦那さんには日中体を休める時間はありません。本当は一緒にしてもらいたいところですが、お願いして嫌な顔されたり断られたりするとこちら側のイライラの原因になったり腹が立ったり。

ただでさえ夜泣きでイライラしているところにイライラを増やす必要はありません。協力は最初から望まない事です。その分しっかり働いてもらって家計面で協力頂きましょう。

けれど、どこにも頼るところがなかったら不安だし、話を聞いてもらいたい・少しの間だけ助けてほしい時もあります。そんな時は市町村にある子育てサポートセンターや、一時預かりを実施している託児所もありますので探して利用してみるのもいいでしょう。気のおけるママ友やできるならお実母様・お義母様にも協力をお願いしてみては。子育て経験者で口も増えますが、いい知恵をもらえるかもしれません。

ほんの少し自分の時間を持つことで心に余裕ができてきます。

最後に

夜泣きってママにとっては長く感じますが、子育てという枠の中の通過点だと思うのです。数日でおさまる赤ちゃんもいれば何か月も続く赤ちゃんもいます。けれど落ち込んだりくよくよしたりしないこと。頼れるところには頼って、旦那さんにもしっかり話だけでも聞いてもらうことです。

ひとりで抱え込まないでゆったりとした気持ちで子育てを楽しんでほしいなと思います。

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