Home / 子育て / 子供の友達づくりに親としてできること

子供の友達づくりに親としてできること

自分の子は内気でおとなしいから輪に入ることがなかなかできない、幼稚園などに行っても友達の話をしないということはありませんか?「うちの子は友達がいないみたい」と悩むお母さんやお父さんも多いと思います。

また乳児のときには友達という感覚が分からず一人や親子で遊ぶことが多いですが、ちょうど2歳を過ぎたあたりから周りの様子や友達と遊ぶ楽しさが分かる時期になります。そういったときに少しでも友達と遊ぶことで社会性や人との関わりを学んでほしいですね。

今回はそういった主に3歳未満の子の親に向けて、子どものために親が出来る友達作りについてご紹介します。

スポンサードリンク

友人や身内の子と遊ぼう


まずは親にとっても遊びやすく誘いやすい子どもがいる友人や身内と遊びましょう。出来れば同じくらいの年齢ですとお互いに馴染みやすいと思います。親が楽しく過ごす様子を見て、子どもも「この人たちなら大丈夫」と安心して心を開けるようになります。もし定期的に会える人がいるならば、お互いに慣れて頻繁に遊ぶことで友達になることが出来ます。

大人になってからのほうが友達を作るのは難しくなります。最初から知っている人のほうが気心が知れて定期的に会うことが出来るので安心ですね。

地域の集まりや支援センターを使おう

子育て支援センターは各自治体に必ずあると思います。簡単に説明しますと、自治体や保育園などが運営をする子育て全般に関して支援をしてくれる場のことです。育児に悩む人の相談に乗ってくれたり、何かイベントを企画して参加することが出来ます。

その中でも一番みなさんが活用しているのが遊びの場ではないでしょうか。子育て支援センターでは室内や屋外、また保育園などを解放して子どもならだれでも気軽に遊びに行くことが出来ます。無料なので室内の遊び場がある施設では雨の日になるととても多くの子どもで賑わいます。

特に午前中に集まる子のほとんどがまだ幼稚園に入っていない3歳未満の子や、育児休暇中の乳児です。遊び場として行くことはもちろんですが、「ママ友や顔見知りが欲しい」と通う人も多いので、気さくに話してくれることが多いです。そうして通ううちに顔見知りが増えて行けば親子共にいつの間にか会話も増え友達になれるかもしれません。まずは友達になれなくても、その場限りでも遊べる子や顔見知りを増やして行きましょう。

また支援センターで「子どもに友達を作ってあげたい」と相談すれば、それに対して助言やイベントを紹介してくれます。解決できなくても話を聞いてくれるだけで気持ちが和らぎますよ。

地域の集まりとは地域にあるお祭りやイベントに参加してみることです。まだ小さいうちは参加できることは少ないかもしれませんが、そういったイベントに顔を出すと同じくらいの子どもがいることがあります。少し勇気が要りますが、思い切って話しかけてみましょう。家がご近所なことが多いので顔見知りになることで、その地域の情報収集も出来ます。どういった場所でみんな遊んだり参加をしているのかを知ることが出来ます。

またその地域の子育て支援としてどんなことをしているのかパンフレットやご近所の人が教えてくれるかもしれません。まずはその地域の情報を集めて、老若男女問わず顔見知りを増やしていきましょう。これは防犯対策としても役に立ちます。

天気の良い日は公園に行こう


「公園デビュー」という言葉があるくらい公園は子どもやその親にとって社交の場です。天気の良い日は公園で体をいっぱい動かすことで体力がつきます。また子育て支援センターよりも個人で来ている人が多いので、とても話しかけやすい雰囲気になります。

子どもも外のほうが気分が良く遊べるので、いつの間にか初対面の子とも一緒に遊んでいることがあります。すると自然と親同士も離すことになるので、結果として顔見知りになっていき会う度に近い距離で話をすることになります。子どもは親からそう遠く離れたところには行かないので、子どもたちも近くで一緒に遊ぶことになります。すると自然とよく遊ぶ友達になっていくというわけです。

毎回一緒に遊んだり家を行き来する友達が欲しいというこだわりがなければ、公園に行けば遊具の数は限られるので自然と一緒に遊ぶ子が出来ていきます。毎回違う子と遊んでも良いんです。何回もいろんな子と遊ぶことで子どももいろいろなことを学びますし、親も様子を見ていてなんとなく合う・合わない子のタイプというのが見えてきます。

公園も一カ所ではなくいろいろなところに行くと、また違った子と出会えるので楽しいですよ。

自分の子をよく見てあげよう

親が一番子どものことを分かっています。しかし「自分の子はこうだから」と潜入感を持っていませんか?家の中や同じくらいの子と関わる時にその様子をもう一度よく見てあげてください。もしかしたら「内気で話しかけられない子」が「一対一なら楽しく遊べる子」かもしれません。もしかしたら友達と遊ぶよりももっと一人で絵を描いたり自分の考えた世界でおままごとをするほうが得意なのかもしれません。

まずはもう一度子どもがどんな子なのか見てあげてください。親が思っているよりも「友達がいなくても平気」な子もいますよ。幼稚園などに通えばそこで社交性などは身につくので、友達を作ることだけに固執しなくても大丈夫です。

まとめ

幼稚園や小学校に行けば子どもは自然と友達を作ります。しかしそれまでは親が仲が良い人が子どもにとっても身近な人たちになります。まずはそれを頭に入れて、親も一緒になって遊べる友人を作れると良いですね。

友達を作ることは大切です。そこで社交性や共同生活などを知って行きます。しかしそれだけを重視するとその子の持っている素晴らしい個性を失ってしまうかもしれません。親が子どものために友達作りの環境を作ることは出来ますが、あとはその子次第になります。
友達が出来る=いい子なわけではないということを忘れないようにしましょう。

スポンサーリンク

Check Also

赤ちゃんが寝過ぎるときに疑ってほしい3つの可能性

日本では、寝る子は育つと昔から …