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車の防犯を整えて大切な車を守る方法

車の防犯対策ってしていますか。車の防犯対策のことを「カーセキュリティ」と言って今では、車の盗難も20.4分に1台起きている状況でこれに対する対策が必要な時代です。高級車でなくても狙われる時代です。ぜひ車の防犯対策を学んでみませんか。

車両盗難も実はちょっとそこまでと鍵をかけたままでいた為に狙われるケースもあります。きちんと車に対しても防犯意識を持つことが大事です。色々な面からできる車への防犯対策をご紹介します。

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車の盗難状況を学ぶと意外な車種が標的に!

車両盗難について分析しますと、どんな車両が狙われるかというと意外な現状が判明します。高級車が一番狙われやすいわけではないのがとても驚きで、実は、一番狙われるのはミニバンという結果になっています。4分の1の割合でミニバンが狙われ、次に高級車、軽自動車、RV車とあまり変わらないような割合で並びます。

とても意外な結果ではありませんか!狙われるのは高級車だけではないのです。ミニバンや軽自動車も注意が必要だということになっています。その背景には、高級車は、「イモビライザー」という特殊なシステムをメーカーが搭載し、盗みにくくする対策を取っているために、ミニバンなどの大衆車が一方で狙われる傾向になっているのです。

この高級車に搭載の「イモビライザー」とは、電子チップが持つ固有のIDコードと車両のIDコードの照合という電子的なキーの照合システムをとり、専用のキー以外ではエンジンがかからない自動車盗難防止システムのことです。高級車は、自動車会社が販売の時点でそういう対策をしっかり取っているのです。

また、最近では小型車やミニバン、大型オートバイなどにもこのシステムを最初から標準装備としている車種も増えています。まずは、そういった車種を選ぶこともおすすめです。

ただ、これでも完全に安全と言うわけではなく、最近では「イモビライザー」破りも出てきています。10数秒でこのシステムを破られたということも発生していて油断はできません。

車両盗難の手口のあれこれ

それでは車両盗難の詳細の内容ですが、窓の隙間から針金を挿入して窓のロックを解錠して車に侵入する方法やドアハンドルや鍵を工具でこじり開ける方法、窓ガラスをハンマーで力づくで割る、レッカーやクレーンで車を持ち去ってしまうなどの強硬手段を使うケースも多く、なかなか対策が取りづらい現状です。

このような強硬手段からどのように車を守ればいいのでしょうか。

車両盗難の手口の巧妙化や凶悪化

他にもどんな方法で車を盗んでいるのかという具体的には、ますます巧妙化や凶悪化したものになっています。例えば、運転している車を盗む次のようなまさかの手口もあります。

「ごっつん盗」と言う手口があり、わざと車で軽く衝突し、二人組で、一人が車から降りてきた運転手と話している間に、もう一人が車を奪っていく手法です。油断をさせておいて
あっという間に盗んでいきます。

「バタバタ盗」という手口もあり、こちらは、狙った停車中の車のタイヤなどに異物をわざと張り付けて、運転手が車を走行させると変な音に気付き、車を降りた瞬間に盗むという手法です。どちらも不意を突かれ、他の事に気がとられている間に隙を見て盗むという人の心理をついた手法です。

カーセキュリティへの取り組み

こうした凶悪化、巧妙化する犯罪を受け、今や国内外を問わず、カーセキュリティへの取り組みがいろいろとなされています。メーカーや量販店、プロショップなどからそれぞれに様々なカーセキュリティのためのシステムや商品が販売されるようになってきました。

しかし、カーセキュリティのシステムは、多くの機種が販売されていますが、専門用語も多く、選ぶのが難しい点があります。車種によって実際の犯行手口も異なり、弱点なども異なりますので、カーセキュリティシステムをインストールするだけでは効果が薄れると言われます。

自分の車種にふさわしいシステムを選び、どうインストールするかの取り付ける技術も重要だとされています。

このカーセキュリティシステムには、純正のオプションの物もあるのですが、パターン化した取り付けのためにセキュリティが破られることも増えています。そこでプロショップのオリジナルのシステムも人気です。オリジナルの為に知られていないというのがメリットです。

防犯力が強く、簡単に解除されない、そして信頼できるセンサーで誤報がないなどのシステムが求められています。この誤報がないというのも大事な点です。

車種や車の形状によって異なる様々なシステム

車へのいたずらや車上荒らしや車両盗難のためのカーセキュリティシステムは、車種ごとに分かれたものを施工するのがベストです。

例えば、三角窓のある車種、ボンネットにバッテリーがある車種、ハイエースなど車高が高い車種などによって車の形状から対策が異なります。

ホイール盗難やレッカー移動、車上荒らし対策をしたい場合もデジタル傾斜センサーやマイクロ波センサー、プロキシミティ(近接)センサーをつけるなど車の傾きや近づいたという異常を知らせるものなどもあります。

離れた場所でも車の状態を常時確認する事ができ、離れた場所からでもリモコン操作で警報や威嚇操作も可能となっているシステムもあります。例えば夜間にリモコンに不審な人物の「接近通知」が表示された時、車まで行かなくても、リモコンで警報を鳴らすなどの操作ができてしまいます。

多様なセキュリティ対策が必要!

車上荒らし対策として、セキュリティシステムが施工され、センサーが設置されていても、ハンマーなどで一撃でガラスを割られる場合もあります。セキュリティの警告のサイレンが鳴っても関係なく盗まれてしまう凶悪ケースもあります。特に三角窓を割られるケースが増えています。

そういった際には車の窓ガラスに、特殊フィルムを挟む防犯ガラスを施工することが大事です。防犯への対策は一つではないということです。窓ガラスを割るために時間がかかるようにすることで諦めさせます。

また、ホームセキュリティーで有名なセコムもカーセキュリティシステムとして「ココセコム」を実施。カーアラームを鳴らすのは盗難を未然に防ぐための警告のシステムですが、こちらは盗まれてしまった際に活躍するシステムとなっています。

GPSと携帯電話の電波を融合させた位置検索で、セコムが現場に駆けつけます。このようにいろいろな対策が必要だということがわかります。

車の防犯に対するまとめ

ここでご紹介しましたカーセキュリティのお話、いかがだったでしょうか。それぞれの車種、車の形状によってとるべき防犯対策も異なってきます。自分がどんな防犯から車を守りたいかを明確にし、どのようなシステムを使うのかを考える必要があります。

専門的で難しいのですが、例えば車上荒らし対策ではセンサーで察知する防犯対策だけでなく、防犯ガラスにもする、または防犯対策をしているという事をアピールするステッカーを貼るなど様々な角度から何重もの対策が必要です。

こうした多様な防犯対策こそ、巧妙化し凶悪化した犯罪から車を守る対策と言えます。いろいろな角度からカーセキュリティについての対策を考えてみる必要があります。

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