毎日使うカーペット、しっかりお手入れしていますか?掃除機をかけたり、たまにお天気の良い日に干すことはあるかもしれません。しかしお手入れにはきちんとした方法や汚れ別のコツがあります。今回はそんなカーペットのお手入れ方法をご紹介します。
特に小さいお子さんがいるおうちではご飯をこぼしたり、ハイハイなどで直接肌に触るからこそ清潔な状態を保ちたいですね。古くなってもしっかりとお手入れすることで長持ちさせることが出来ますよ。
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日ごろのお手入れ方法
カーペットはフローリングなどに比べて誇りが舞い上がるのを防ぎ、髪の毛なども止めてくれます。しかしその分多くのほこりや細かいゴミが奥まで入り込んでしまうので毎日掃除機をかけましょう。掃除機をかけるときにはカーペットのパイルと逆の流れで行います。
具体的にはパイルを逆毛になるようにゆっくりとかけていきます。このときに叩いたり強く押しながら行うとカーペットを痛めてしまいます。時間がある時にはいろいろな方向から掃除機をかけると、より絡まったゴミを吸い出すことが出来ます。
少し時間があるときには重層による消臭をおすすめします。重層を粉のまま上からかけて少しこすります。1時間ほどそのままにしたら念入りに重層を掃除機で吸い込んでいきます。これで嫌なにおいも消臭出来ます。ただし重層をきちんと吸い込めないということがあるので、カーペットの隅の方で試して問題がなければ行うようにしましょう。
ついお手軽で使ってしまうコロコロですが、たしかに髪の毛や多くのゴミがくっついて楽しいですよね。しかしカーペットの繊維を傷つける恐れがあります。またパイルの毛も一緒にぬけてしまいますし、奥のゴミまで吸い取ることは出来ませんので注意が必要です。
月に1回スペシャルケア
日ごろのお手入れでは落ちない汚れも月に1回はしっかりと汚れを落としたいですね。汚れ別のケア方法をご紹介します。
水溶性のシミ汚れ(コーヒーや醤油など)
時間が経ってしまったものでも、絞った雑巾に中性洗剤をつけシミの中心から外側へ軽く叩くようにします。汚れが落ちたら水でしぼった雑巾でその洗剤を落とします。あとはそのまま自然乾燥すれば完了です。
またバケツに水と中性洗剤を1~2杯入れて雑巾を固く絞ります。そしてカーペットの毛の流れに沿って強く拭いていきます。これで表面についた目に見えない汚れを落とすことが出来ます。どちらの場合も洗剤を使う時には色落ちに注意して下さい。
へこみや毛が倒れた時
ヘコミや毛が倒れてクっとなったときにはブラッシングが効果的です。毛が絡み合って固まってしまっているので、金属製で目の細かいコームなどでほぐすようにブラッシングをします。そのあとに掃除機をかけるとゴミもよく取れます。
またアイロンの蒸気を充てる方法もあります。イスの脚の跡のへこみなどにはスチームアイロンの蒸気か水で湿らせたカーペットにドライヤーを充てます。そしてブラッシングをしていきます。このときもカーペットの色が濃くなる方向にブラシをかけ、立ってきたら掃除機で逆方向にゆっくりとかけるとより改善されます。
ただし素材によってはカーペットが溶けてしまうことがあります。スチームを充てる時には直接ではなく、少し離して蒸気だけを充てるようにしましょう。
丸洗いしたい
一度しっかりと丸洗いをしてみましょう。この時に数日天気がよく、外で干すスペースがあるか確認をします。きちんと表示を見てその通りに行いますが、洗濯機が使えるカーペットならネットに入れて洗濯をします。粉洗剤を使う場合は溶け残りのないようにして下さい。また毛布や大物洗いのコースを選択します。
表示を見て手洗いで洗えるのでしたら手で洗います。まずはカーペットの表面を内側にしており、そこにカーペットの上までのぬるま湯と洗剤を溶かします。2時間ほど置いたら足で踏んで洗剤を奥までしみこませます。その後ぬるま湯を変えて最低でも3回はきれいにすすぎます。そそぎ残しがあると強烈なにおいが残りますのでしっかりとすすいでください。
水を切ります。この時かなり重くなっていますので、足の裏で水を押し出しながら、浴槽のヘリなどにかけて少しでも水を切りましょう。そして最後に干します。この時カーペットはまだかなり重いですし、水分もまだ多く残ります。そのためベランダなどで広げて干します。出来れば物干し竿を2本使って広げて干しましょう。風通しを良くして干していきます。それでも丸一日~数日かかります。
丸洗いをしない時でも天気の良い日には干しましょう。カーペットを裏返しにして陰干しにすることで色落ちを防げます。ベランダなどに干して布団叩きなどで軽く叩いてゴミやホコリを落とします。2~3時間裏夏至のまま干すと効果的です。
まとめ
いつも必ず触れるカーペットはその分汚れも溜まりやすくなります。掃除機はもちろん、ブラッシングやスチームを充てるなど今までにやったことのないお手入れも積極的に行ってみて下さい。リビングに欠かせないカーペットをきれいにすると気分も良くなります。自分はもちろん家族のためにも正しいお手入れ方法でカーペットを長持ちさせましょう。
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