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家事の合間に腰回しダイエットをしよう!

きつめのジーンズを履いたら、はみ出たお肉がジーンズの上に乗っかってしまったなんていう経験はありませんか?ウエスト周りの脂肪は、服の上からでも特に目立ちやすく、少しでも増えると太って見えてしまうので、いつまでも美しく若々しい体形をキープするためには、定期的なウエスト周りのダイエットが非常に重要です。

しかしそうとは分かっていても、毎日仕事や家事、子育てなどに追われ、なかなかジムなどに通ってエクササイズをする時間が作れないという方も多くいらっしゃると思います。そこでおすすめしたいのが、家事の合間などに気軽にできる腰回しダイエットです。

このダイエットは、特別な器具などは一切必要ありません。誰でも空いた時間を利用して簡単にできるのに、続けるとウエスト周りがスッキリして、くびれまでできてしまうという、女性に大人気のダイエットなのです。今日は、腰回しダイエットのやり方と共に、効能や注意点なども一緒に解説していきますので、美しいくびれを手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。

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腰回しダイエットの効能

それではまず腰回しダイエットを行うと、体にどういった効果が得られるのか、このダイエットの効能をご紹介します。

骨盤の歪み矯正

背骨と下半身の間にある骨盤は、主に仙骨・寛骨・尾骨という3つの骨で形成されています。上半身を支えながら、内臓を正常な位置で守ってくれている非常に重要な骨なのです。

しかしこの骨盤は、私たちが何気なく毎日行っている様々な習慣が原因で、歪んでしまうことがあります。骨盤の歪みには複数のタイプがあり、主に骨盤が開いている・左右が対称ではない・前後に傾いている・ねじれているの4タイプに分けることができます。

いつも同じ組み方で足を組んだり、同じ方の肩に重いバッグをかけたりしていませんか?そうした些細な積み重ねが、骨盤に歪みを生じさせてしまうのです。鏡の前に立った時、肩の高さが違ったり、足を伸ばして座った時に足の開き方が左右対称でない場合は、骨盤が歪んでいる可能性が大きいので、注意が必要です。特に出産を経験した女性は、出産の際に骨盤が大きく開くので、骨盤の歪みが生じやすくなっています。

骨盤が開いて歪んでしまうと、様々な体調不良の症状が現れることがあります。例えば、骨盤が支えるはずの子宮や内臓が正常な位置よりも下に下がってしまうため、下腹部がポッコリと出てしまい、下半身が太って見えてしまうことがあります。

そして、下がった子宮が膀胱を圧迫するため、頻尿や尿漏れを起こしやすくなることもあります。その他にも、代謝や血行が悪くなるため、冷え性やむくみが起こり、その結果肩こりや腰痛なども引き起こします。

こうして様々な体調不良の原因となってしまう骨盤の歪みをあまり重要と捉えず、そのまま放置してしまう方も多いのですが、骨盤の歪みは放っておくと悪化することはあっても、自然には治りにくいのが困りものです。

しかし、腰回しダイエットを行うと、この歪んだ骨盤を矯正することができるのです。腰を回すことで骨盤の周りの筋肉が鍛えられるため、体のバランスが整い、骨盤の歪みも取れていきます。

すると、骨盤の歪みが原因で引き起こされていた様々な不調も改善されていきます。そして、内臓なども正常な位置に戻りますので、ポッコリ出ていた下腹部もすっきりします。

代謝促進

ダイエットを行う上で、基礎代謝は非常に重要です。車がガソリンなしでは動かないように、人間の体もエネルギーがなくては、生きていくことができません。基礎代謝とは、体が生命を維持するためにエネルギーを消費することを言います。

私たちは毎日、食事からエネルギー(カロリー)を摂取しています。カロリーはお肉や乳製品などに多く含まれており、揚げ物など油の多い料理も、カロリーの高い食べ物としてよく知られています。私たちの体に必要不可欠なエネルギーではありますが、基礎代謝として消費されなかったエネルギーは脂肪として体内に蓄えられてしまうので、注意が必要です。

そのため、基礎代謝を上げて、できるだけ多くのエネルギーを消費できる体にすることが、ダイエットを成功させるための大きなカギになります。腰回しダイエットで骨盤を矯正すると、硬くなった骨盤周辺の筋肉がほぐれ、血行が良くなっていきます。

血行が良くなると、代謝が促進され、たくさんのエネルギーを消費できる体になります。そうなると、脂肪が増えにくく、太りにくい体になり、効果的なダイエットへと繋がります。

便秘解消

便秘もダイエットの大敵です。便秘になると宿便が腸内に溜まってしまいます。便秘が続いてしまうと、便の重さも深刻になり、体も重たく感じることがあります。腸が膨れるため、下腹部がポッコリと出てしまう方も多いです。

便秘になると、毒素が体外に排出されないため、ニキビや肌荒れなども引き起こしますし、食欲不振や頭痛、吐き気など深刻な症状をもたらすこともあるので、健康面から見ても便秘はすぐに改善することが望ましいと言えます。

便を体外に排出するためには、腸の蠕動運動が必要ですが、骨盤が歪んでいると腸も正常な位置に収まっていないことが多く、活発な蠕動運動を妨げてしまい、それが結果的に便秘に繋がってしまうのです。

しかし腰回しダイエットでは、骨盤を矯正できるため、腸を正常な位置に戻すことができます。それだけでなく、腰を回す際に腸に刺激を与えることで、蠕動運動を活発にします。そして便の排出を促し、簡単に便秘解消することができます。

むくみ解消

骨盤が歪んでいると、内臓が下に下がってきてしまうので、下半身が圧迫され、血流が悪くなってしまいます。血行が悪いと、人間の体は冷えてしまうのです。そして体が冷えると、体が水分を溜め込もうとするため、余分な水分を上手に体外へ排出できなくなり、結果的にむくみを引き起こします。

特に下半身は血行が悪くなりやすいため、冷え性の人は足が冷たくなったり、夕方になると足がむくむ人も多いのです。下半身がむくむと、足がだるくて少し動くのも辛くなったり、夕方は靴がきつくなってしまったり、足が太く見えたりと、様々な問題を引き起こします。

腰回しダイエットを行うと、骨盤が矯正されると書きましたが、骨盤が矯正されることで、内臓が下半身を圧迫することもなくなり、血行が良くなります。そして血行が良くなると、むくみの解消にも繋がります。

くびれができる

私たちは普段、お腹の筋肉を腹筋と一つにまとめて呼んでしまいがちですが、実はお腹は腹横筋、腹直筋、腹斜筋という3つの腹筋で構成されています。腹直筋はお腹の前面に位置する筋肉で、腹横筋と腹斜筋は脇腹部分にある筋肉のことを指します。腹筋を鍛えるエクササイズは、腹直筋を鍛えるタイプのものがほとんどで、腹直筋を鍛えるとシックスパックのような締まったお腹になりますが、それだけではくびれはできません。

キュッと締まったくびれを手に入れたい場合は、腹直筋ではなく、脇腹部分の腹横筋や腹斜筋を鍛えなければいけないのです。腹横筋や腹斜筋は鍛えるのが難しい部分ではありますが、腰回しダイエットを行えば、腰を回す時に腹横筋や腹斜筋に適度に力が入るため、くびれ部分を効果的に鍛えることができます。

普段あまり使うことのない腹横筋や腹斜筋は、あまり鍛えられていないことが多いため、一度腰回しダイエットを始めると、効果が顕著に現れやすく、早い段階から少しずつくびれができ始めるのも、このダイエットの嬉しいポイントです。

インナーマッスル強化

お腹周りには、深層筋と呼ばれているインナーマッスルがあります。先ほどご紹介した腹横筋や、骨盤を支えている骨盤底筋群などがそれにあたります。これらのインナーマッスルは、内臓を正常な位置で維持したり、骨盤を支えるために非常に重要な役割を担っています。

腰回しダイエットでは、本来鍛えにくいと言われるインナーマッスルを、しっかりと鍛えて強化することができるため、なかなか落とせなかったおへその下のたるんだお腹も、すっきり減らすことができます。

腰回しダイエットのやり方

それでは、腰回しダイエットは具体的にどのように行えばよいのか、やり方をご紹介します。

足を肩幅に開く

まず初めに、足を肩幅に開きます。足を開くことで、しっかりと体のバランスを取ることができ、腰を回している間もふらつくことなくエクササイズできます。

背筋を伸ばし、膝と股関節はリラックスする

次に、背筋を伸ばしましょう。なめらかな動きで腰を回せるように、膝と股関節は力まずリラックスさせておきます。

上半身を固定し、腰だけをゆっくり回す

上半身は固定して、動かさないようにします。腰だけをゆっくりと円を描くように回します。

適切な回数と効果の出る期間は?

30回同じ方向に回したら、今度は反対回しで30回やりましょう。効果を出すためには、少なくともこれを1日1セット~2セット、毎日継続して行うようにしてください。

効果の出る期間は個人差がありますが、インナーマッスルを鍛えたり、骨盤を矯正していくのは時間がかかります。2~3か月根気強く続けると、効果が現れやすくなりますので、最初はまず2か月程度を目安に、頑張ってみてください。

腰回しダイエットの注意点

腰回しダイエットを行う上での注意点です。以下を踏まえて、怪我などがないように、気をつけて行ってください。

やる前にはストレッチを

普段あまり運動をしない方は特に、筋肉が固まっていることがあります。筋肉が固い状態のまま、いきなり運動をすると、怪我の原因になることもあります。まずはしっかりとストレッチをして、筋肉を柔らかくほぐしてから、腰回しダイエットを行ってください。

しかし、ストレッチを無理に長時間やり過ぎたり、筋肉を一気に伸ばしたりしてしまうと、それがかえって逆効果になってしまい、ストレッチが怪我の原因になることもあるので注意しましょう。ストレッチはゆっくりと時間をかけて行い、深呼吸をしながら、気持ちいいと感じられるところで止めておくのが、上手なストレッチのポイントです。

継続的に行う

腰回しダイエットは、腹筋や腕立て伏せのような筋肉を大きく鍛えるエクササイズではなく、歪んだ骨盤を矯正し、体の中からバランスを整えることによって、ウエスト周りをすっきりさせていくダイエットです。ですので、効果が1日~2日で顕著に現れるということは滅多にありません。

少しずつでも、着実に効果を実感するためには、例え1セットでも、毎日継続的に行うことが大切になってきます。1回5分程度で出来るエクササイズですから、忙しい方でも継続するのはそこまで難しくありません。

テレビを見ている間や、家事の合間など、少し空いた隙間時間を利用して、ダイエットすることができるのが、この腰回しダイエットの最大の魅力です。

それに加えて、骨盤の歪みは姿勢など毎日の習慣が引き起こしているため、せっかく腰回しダイエットで正常に戻り始めた骨盤も、ダイエットを休んでしまうと、また歪んでしまう可能性もあります。体重を同じ方向にかけて立つなど、骨盤が歪む原因になる習慣はなるべく止めるよう気をつけるようにすると、骨盤の矯正も早く進み、効果もより実感しやすくなります。

無理しない

腰回しダイエットを1日に何度も行って、早く効果を実感したいと思う方も多いと思います。1日の回数に特に決まりはありませんので、可能な限り続けても構いませんが、無理のない範囲で行うことが大切です。

腹横筋や腹斜筋など、腰回しダイエットでは普段あまり使わない筋肉も鍛えますので、無理に続けると筋肉にいきなり大きな負担がかかり、怪我の原因にもなってしまいます。そして、怪我などをしてしまうと、治るまでダイエットを中断しなければいけなくなり、また初めからやり直しになってしまいます。

毎日無理なく、少しずつでもよいので着実に続けることが、成功のポイントです。

まとめ

いかがでしょうか。腰回しダイエットは、ただ痩せるというダイエットではなく、体の中から健康になれる素晴らしいダイエットです。何か特別な準備が必要なわけではありませんし、面倒な片付けなどもありません。1日たった5分で出来る簡単なエクササイズですから、くびれが欲しい方や骨盤を矯正したい方も、ぜひ一度腰回しダイエットを試して、その効果を実感してみてくださいね。

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