早起きをすることによって、自律神経の調子を整えストレスの緩和を手伝ってくれます。更には胃腸の調子や筋肉の質まで影響するのです。
早起きをすることによって、朝の時間に余裕ができ、ゆったりと過ごすことができます。毎日同じ電車、同じ仕事をするとしても、朝の時間をゆっくり過ごせるだけでその精神的なメリットは大きいものです。
朝からバタバタして出かける人のために、早起きのメリットとその有効性をご紹介します。
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早起きのメリットは
まずは簡単に早起きの7つのメリットをご紹介しましょう。
- 一日のリズムが整う(自律神経が整う)
- 食事のリズムが整う(血糖値が安定する)
- 一日の予定を計画できる(脳への刺激)
- 便通が整いやすい(胃腸への良い刺激)
- 早寝への習慣化(睡眠の質の向上)
- 時間に余裕ができる(ストレス緩和)
- 仕事や勉強への集中力が増す(能率向上)
早起きのメリットで一番大きなものは、自律神経を整えることができるという点です。早起きすることで一日のリズムが正常であれば、脳も活性化し、身体も軽くなります。
自律神経は人間の活動を支えてくれる根本となるリズムです。人間も動物の一種ですから、太陽が昇ると活動し、日が落ちると休息をする…こんな体内リズムが基本となります。
自律神経とは、活動を支える交感神経と、休息を導く副交感神経があります。一日の内、朝は交感神経が優位になり、夜は副交感神経が優位になることで、日中の活動から睡眠までを自然のリズムでコントロールしているのです。
早起きという時間は個人差がありますが、出勤や通学の予定時間ぎりぎりに起きて慌ただしく準備をするだけで焦りが生まれ、かなりのストレスになりますよね。
現代では、夜であっても明るい室内で活動を行うため、昼と夜の区別がつきにくくなっています。こんな環境で過ごすだけでも、日常の中で大きなストレスが生まれ身体に様々な悪影響を起こしているのです。
しかし、動物としての根本的なリズムが整えば、焦るという時間が不要になります。
自律神経のバランスが整うことで、常に追い立てられるような状態から抜け出し、自分自身の休息を感じることができるようになります。
そうして、気持ちの余裕ができれば胃腸の調子も整いやすくなります。朝に軽い空腹感を感じ、時間に余裕があれば、朝食を楽しみながら摂ることができます。
コーヒーをゆっくり飲みながら、一日の予定を考えれば、職場や学校で自分の机についたときに、何をすべきかクリアに選択することができるでしょう。
早起きしてそのメリットを最大限に生かし、朝の時間をゆっくり過ごす自分を想像してみましょう。リセットされた状態から一日を始める自分を想像してみてください。
早起きはハードルが高いと思う人は、まずは15分だけ早起きしてみませんか?そしてその15分をどんな風に過ごすか、考えてみましょう。
ゆっくり動く朝にする
早起きは無理、辛い、と考える人も多いかもしれません。でも、その5分の惰眠で一日をよりストレスフルにしているとしたらどうでしょうか?早起きのメリットよりも夜更かしのデメリットを選択していることになります…。
早起きが辛いと思う人は、大抵夜更かしをしています。熟睡ができなかった人もいるでしょう。夜にしか自由時間がなく、ストレス解消に使いたいという思いから夜更かしをしたり、夜に刺激過多になって眠れなくなったりすることが多いのではないかと思います。
しかし、そうして早起きできずに朝からバタバタと慌ただしく過ごせば、夜にリセットしたはずのストレスは元通り。一日が焦りというストレスからのスタートです。これこそが人生にとってのデメリットではないでしょうか。
明日の朝、15分早く起きたら、とにかくゆっくり動いてみましょう。丁寧に顔を洗う、丁寧に服を選ぶ、コーヒーをゆっくり淹れる、朝食をゆっくり摂る…どれか一つだけでもいいので、ゆっくり過ごしましょう。
鼓動が聞こえるくらいにゆっくりと。それだけで一日が変わります。続けたら、きっと人生が変わるはずです。
静かな朝にする
早起きのために大きく音楽をかけたり、騒がしい目覚ましを使っている人もいるかもしれません。しかも、スヌーズ機能で何度も何度も刺激を与えながらの朝では、焦りを感じるのも当たり前。
静かな時間を過ごせるのも早起きのメリットの一つですね。普段から刺激を受けないと生活できない環境にいると、睡眠の質が低下しストレスが大きくなります。たまには静かな時間を過ごしたいものです。
それには、やっぱり早起きした朝が一番です。心も身体も静かに、リセットしてみませんか?
太陽の光を浴びる
早起きすると日の出が観れるかもしれません。日の出の時刻の太陽を浴びることは、身体にとってもメリットが沢山あります。
紫外線は朝8時頃から強くなります。その前に太陽を浴びれば、日焼けなどを気にすることなく、日光の恩恵を受けられるようになります。人は日の光を浴びて、体内でビタミンDを生成しています。
ビタミンDの不足で鬱などの症状が出やすくなることもわかっています。日中は室内で過ごすことが多い人は、早起きして太陽の光を浴びるようにしましょう。一日のリズムも付きやすくなりますよ。
まとめ:早起きのメリットはやってみないとわからない
早起きは、本当にメリットが多いのです。精神的にも肉体的にも、早起きによってリセットされることが沢山あります。早起きのメリットは、やってみないとわかりません。
まずは、いつもの自分の朝を振り返ってみましょう。そして、同時に、夜の過ごし方を振り返ることになると思います。急に睡眠時間を早めても眠れない場合が多いので、まずは遅寝早起きから始めてみましょう。自然と早寝のリズムに変わってくるはずです。
とはいえ、これ以上早起きすると睡眠時間が確保できないという人もいらっしゃることでしょう。無理のない範囲で、ゆっくりと穏やかな朝を過ごせるといいですね。素敵な一日の始まりを、ぜひ楽しんでくださいね。
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