家じゅうの掃除が一番時間かかる家事ですね。子どものおもちゃがおいてあったり、本棚の隙間やタンスの上など目に付きにくい場所のホコリ、酷い時には脱いだ服などもあったりして…掃除機をかける前の片付けにひと手間もふた手間もかかります。できるだけ効率よくキレイに掃除するポイントをいくつかご紹介したいと思います。
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掃除は朝のうちに
当たり前のことですが人が動くとホコリが舞います。けれど何故かタンスが置いている部屋などあまり人が出入りしない部屋にもホコリはあります。本当に不思議です。人が動いたら空気が動くのですが、ホコリはその空気に乗って浮遊しています。ですので、人が寝静まって空気の動きが穏やかになった夜にじっくり時間をかけて降ってきます。人の出入りが少ない部屋にホコリがあるのはホコリを含んだ空気が入っていたからです。空き家がホコリっぽいのはホコリを含んだ空気が入ったまま締め切っているからなのです。ホコリが全くなくなることはありません。どれだけ減らすかがポイントになってきます。
ホコリには花粉・ハウスダスト・髪の毛・家ダニの死骸など含まれています。アレルギーの原因にもなりますので、落ち着いている朝に掃除してしまいましょう。要は前日までのホコリを舞う前に吸い取ってしまおう!ということです。
できるだけお天気のいい日にしたいのが掃除。けれどいつもお天気がいいとは限らないし…ホコリが舞うのはイヤですよね。そんな時は掃除機をかけずハンディーワイパーやフローリングワイパーなどホコリが舞わず除去できる道具を使います。畳なら雑巾で乾拭きするのがいいですね。掃除を始める前に窓を開け風通し良くすることをお忘れなく。
掃除の順番
家じゅうの掃除が終わった後で小さなホコリが舞っているって経験ありませんか?手順を前後するだけできれいスッキリの掃除に変わります。順序立ててご紹介しますのでヒントにしてください。
敷物をのける
フローリングにカーペットやラグなど敷いているお宅は多いと思います。まず、カーペットやラグ上のホコリが散らばる前に包み込み外へ出してしまいましょう。布団も静かに上げて干せるものは全て外へ出し掃除機をかける前に外ではたきます。布団ははたき過ぎると中から含んだダニの死骸やハウスダストが出てきますので表面のホコリを落とす程度にします。布団たたきなどでパンパンッなんてしないでくださいね。
敷物をのけた後で、壁に付けておいてある棚などを手前にずらし裏側に風を通し掃除ができるくらいのスペースを確保しておきましょう。
ホコリ落としは上から
ホコリは上から降ってきますのでもちろん上から落としていきます。電灯やエアコンの上から始め、高いところから順番にしていきます。昔ながらの「ハタキ」はホコリを舞わすだけなので使うのは避けましょう。持ち手の長いハンディーワイパーなどでホコリが舞わないよう拭き取る感じで落としていきます。一度掃除に使ったワイパーシートはキレイに見えてもホコリが付いていますので処分します。また雑巾代わりにフローリングワイパーのシートを使うとホコリが舞わずキレイに拭き取れるのでオススメです。
掃除機の掃除
キレイに掃除したいのに道具の掃除機が汚れていては掃除になりません。まず、掃除機から掃除しましょう。掃除機にはいろんな種類が出ていて分解して部品を水洗いできるものがあります。取扱説明書を読んで掃除してみましょう。ホコリを吸う掃除機、ネジ穴などにホコリが詰まっています。爪楊枝に少し湿らせたティッシュペーパー(ウェットシート)を巻き付けて取り除いてやりましょう。ヘッド部分にも髪の毛や糸くずなど絡まっていますのでキレイに取り除きます。掃除機フィルターも一度の掃除くらいでは一杯になりませんが、ハウスダストやダニの死骸などが入っている物なので取り換えていつも清潔にしておきます。
掃除機をかける
掃除機をかける際どこからかけていますか?窓を開けているわけですから当然空気は流れています。ホコリも風上から風下に向かっていくわけなので追いかけるようにかけていきます。例えば東から風が吹いていると東の窓の元からかけていくという感じです。ホコリは隅にたまっていきます。まず、ヘッド部分は付けず隅から吸い取ります。
ヘッドを付けて中心部分からかけ始め最後にもう一度隅を掃除し、順に風下に向かって家じゅうかけていきます。家じゅうかけ終わったらカーペット・ラグなど干してある物を取り入れ敷くのですがバサバサっとするとまたホコリが舞うのでソ~っと静かに敷きなおします。敷いた後カーペット・ラグ上と周りを掃除して終わりです。掃除機フィルターを取り換え片して終了となります。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがだったでしょうか。掃除に手慣れている方にとっては当たり前の事ばかりだったかもしれません。私自身、手順を教わることなく結婚し、当時を思い出しながら書かせて頂きました。文章にすると手間のように思いますがポイントは『除ける・ずらす・かける』だけ。家族にも自分の物は自分で片す協力をしてもらいましょう。この記事を少しでもヒントにして頂いて自分の時間を確保してもらえれば嬉しいです。
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