働きながらの子育て。これからも自分らしく仕事を続けたい、そのために保育園に子どもを預けようと決めたなら、まずは保育園とはどんなところなのか、通える範囲の保育園にはどのようなところがあるのか、ぜひとも見学をしてみましょう。
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目次
保育園を見学するまでの手順は?
では、保育園を見学するにはどんな時期に、どのようにして申し込めばいいのでしょうか。
保育園の見学の前にしておくこと
仕事を続けていくことを決めている方でも、出産後すぐに仕事復帰をされたい方、出産後しばらくは赤ちゃんとの時間をとりたいと考えている方、いろいろな方がいると思います。
すぐに保育園に預けるにしても、もうすこし大きくなってから預けるにしても、比較的余裕のある妊娠中に、通える範囲にどんな保育園があるのかをインターネットなどで調べておくと安心ですね。
区役所や市役所に行けば、保育園のパンフレットが入手できる場合が多いですし、自治体のホームページにも認可保育園の一覧などがあることが多いですから、それらを参考にして、それぞれの保育園について受け入れ年齢や保育時間などをあらかじめ調べておきましょう。
保育園の見学はいつごろから?
保育園の見学は、基本的に平日になりますから、仕事の時間と重なってしまいますし、出産直後は小さな赤ちゃんを連れて出かけることは中々難しいですから、もし、0歳の4月から保育園に入園を希望するのであれば、できることなら産休の間に通える範囲の保育園の見学をしておきたいところですね。
でも産休中に回れなかったという方も多くいるのも事実。そんなときのために首が座らない赤ちゃんでも使用できる抱っこ紐などを予め用意しておくと安心です。
少し子どもとの時間を取ってから仕事に復帰しようとお考えの場合は、お子さんが生まれてから見学に行くというのでも、遅くはありません。保育園にもそれぞれ雰囲気の違いがありますし、お子さんの意見も大切です。お子さんに合った園を選ぶためにもお子さんと一緒に見学をしてみてはいかがですか。
見学に行く時期や予約の方法は?
保育園の見学に行くのにふさわしい時期というのはあるのでしょうか?4月から保育園に入りたいという場合、自治体にもよりますが、申込期間が11月~12月にかけてというところが多く、10月くらいから見学の方が増えてきます。ゆっくりと見学をしたいのであれば、春から夏、秋の初めにかけての時期がおすすめです。
しかし避けたほうがいい時期というのもあります。例えば、4月には入りたてのお子さんが多いので普段とは様子が違いますし、保育園のほうでも中々見学の時間を作れない場合があります。またゴールデンウィークやお盆休みなど、長いお休みの後では、環境の変化に戸惑うお子さんも多く、普段の様子とは違うこともあります。
その他インフルエンザが流行している時期や、行事が立て込んでいる時期などもやはり避けたほうが無難です。運動会などの行事は公開している園もありますので、見学に行ってみるのもいいですね。
いよいよ見学をすることに決めたなら、保育園に直接電話をして見学の予約をいれます。保育園があいているのは平日ですから、平日に電話をすることになります。登園直後のバタバタとした時間帯などを避けて、お昼寝の時間や降園後など、保育園が落ち着いている時間にお電話をするといいでしょう。
お電話では見学に際して何か持っていくものがあるかどうかの確認をしておくといいでしょう。念のため、筆記用具や携帯用のスリッパを持っておくと安心です。
おそらく、保育園から見学の際の来園時間については、だいたいこの時間帯に、という話があるとは思いますが、見学に適した時間帯は午前中の園児が活発に動いている時間帯です。
多くの場合、見学当日は、お約束の時間に園へ行き、インターフォンを鳴らします。そして、そのお時間の見学の方がそろってから、園長先生などが園の中を紹介ながら回ってくれます。最後に園の特徴などを教えていただいたり、質問をしたりして、見学は終了します。
見学する際のポイントは?
保育園に見学に行く前に、どんなことに注意をして見学をすればいいのか、いくつかあらかじめ考えておくといいですね。質問などもあらかじめ考えておくとスムーズです。では、どんなところに気を付けてみればいいのでしょうか。ここでいくつかのポイントを挙げてみます。
保育室の様子は?
保育園の中を見学するときは、玄関や廊下、階段、そして保育室の中に入って、保育室の中もきちんと清潔に保たれているかということを確認しましょう。
新しいか古いかということではなく、古くてもきちんと手入れされ清潔に保たれているかということが大切でしょう。また、保育室が風通しよく、日当たりもいい明るい空間であるかどうかもポイントです。ぜひとも保育室の中まで入って見学してみましょう。
子どもたちの表情や様子は?
保育園へ行ったならば、子どもたちの表情や様子がきになるところ。暗い表情でつまらなそうにしている子どもばかりでは、不安になってしまいますね。子どもたち一人一人が元気に生き生きとした表情で楽しそうに過ごしているかどうかというのが、多くの親御さんが一番気になるところではないでしょうか。
子どもたちのための設備は十分にある?
保育園には、赤ちゃんが眠る静かな場所と子どもたちが元気に動き回れる広い場所が必要です。これらの場所がきちんと確保されているかどうかも気になるところですね。そして、子どもたちが遊びまわる場所には十分なおもちゃや絵本はあるでしょうか。
また、外遊びについても、園庭や遊具があるか、ない場合にはそれに代わるような公園があって、しっかりと外遊びの時間を確保できるかなども聞いてみたいですね。
その他、非常時の時のための避難口や避難階段がきちんと設置されているか、地震への備えなどについても聞いておきたいポイントです。
保育士の様子は
保育士の資格を持つ先生が何人くらい保育にあたっていて子どもの数に対して保育士さんがきちんと足りているのか、というのは聞いてみたいところです。
そして保育士さんは笑顔で楽しそうに保育をしているかどうか、ということも見学するときにはよく見てみましょう。元気で明るい様子だと安心しますね。
その他に気になることがあったらぜひ質問を
例えば給食はどのような献立は?延長保育のときに軽食や夕食はどのようなものが出るの?また給食室はきちんときれいになっているの?などと疑問に思ったことがあれば、ぜひ聞いてみてくださいね。
やはり実際に行ってみて
ホームページやパンフレットなどでいろいろな保育園の基本的な情報はわかります。しかし保育園は大切なわが子を預けるところ。やはり実際に行ってみて、それぞれの園の様子などをしっかりと確認し、自分たちに合った保育園を選びたいものですね。これから保育園を選ぼうと考えているみなさんにとって、この記事がすこしでもお役に立てれば嬉しいです。
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