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二人目の育児と一人目の育児の違い

一人目の育児は何もかもが初めてで、いろいろな人の話しを聞いたりインタンーネットや本で情報を集めたりと試行錯誤していませんか?

これが二人目だと一人目で育児しているから大丈夫と周りから甘く見られる人も多いのではないでしょうか。「二人目は育児に慣れてるからもう大丈夫」「一人でも手がかかるのに、二人目なんてどうなってしまうのだろう」とさまざまな不安や考えがあります。

今回はそんな一人目と二人目育児の違いについてご紹介します。今後二人目を考えている人も、今二人目育児をしている人もこれを読んで少しでも育児の参考にして下さい。

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二人目育児と一人目育児の違い~妊娠編~


育児は妊娠中から始まっていると言っても過言ではありません。つわりや一人目の子育てなどやることや辛いことも多い時期です。では具体的に妊娠中はどのような違いがあるのでしょうか。

つわりは赤ちゃんによって違う

二人目だからつわりも軽いイメージがありませんか?赤ちゃんの性別によって違うとも言われていますが、つわりの詳しいメカニズムは分かっていません。一人目が楽だったからと思っていると、二人目の方がつわりがひどく入院したという人もいます。

また二人目だからとつわりがつらいことを訴えても、周りが一人目のように深刻にとらえないケースもあります。つわりは何人目などは関係なく、また慣れもないということを自分も周りも覚えておきましょう。

つわりがあっても上の子の育児がある

二人目の妊娠中はつわりや切迫早産・流産で辛くて料理が作れなくても、上の子の育児があります。一人目の時には辛ければそのまま寝ていることも出来ました。しかし家にいるときには上の子のお世話があります。

年が離れているとまた違いますが、2歳や3歳差の場合はまだ子どもが小さいので親が手をかける必要があります。苦しくても動かないといけません。しかし周りは二人目だからつわりがあっても大丈夫でしょと追い打ちをかけることがあります。周りに理解してもらいながら上手く協力してもらいましょう。

出産準備で買い足す物が少ない

一人目の出産で必要な物はほとんど揃っています。あとは新生児用の紙おむつなどで、出産後に何が必要か分かっているので入院準備もとても楽です。一から買わない分、経済的です。また出産後に保育園などを考えている人は、場合によって二人目は免除や半額などを行う自治体があります。

二人目育児と一人目育児の違い~出産編~

いよいよ出産です。出産ももちろん個人差はありますが、やはり一人目と二人目ではある程度の傾向があるようです。一つずつ見ていきましょう。

二人目は出産時間が短い

一人目の出産は陣痛によって少しずつ産道が開きます。そのため一般的に10時間以上かかると言われています。この陣痛の時間が一番苦しいですが、経産婦は産道が出来ているので一般的に4~6時間だと言われています。

そのため出産までの時間が短いと言われています。またそれに合わせて、一人目育児で日頃から動いていたり産道が出来ているので予定日よりも早く生まれる人も多いようです。

入院中のお見舞いが少ない

一人目の出産は親や親戚、友人など多くの人がお見舞いに来てくれたけど二人目の出産は夫すらあまり来ないという人も多いのでは?まず出産の入院中の上の子の世話を誰かにお願いするという問題が出てきます。親や夫にお願いした場合、慣れない育児でバタバタしてお見舞いに来ないことがあります。

また「二人目だしいいか」という空気が流れて友人たちも来ないということもあります。しかし入院中は新生児の育児のスタートで、24時間体制で体も疲れています。この機会に上手く休んでしまいましょう。

二人目育児と一人目育児の違い~育児編~


一人目は分からないながらも一人目のことだけ考えれば良いですが、二人目は赤ちゃんと一人目の両方の育児が待っています。では具体的にどのように違うのか見ていきましょう。

手の抜き加減が分かる

一人目の時には「この通りにやらないと」と几帳面に行っていた洗濯や消毒なども、「これくらいなら大丈夫」と大らかになります。一人目の育児を通して、どれをどのくらい手を抜いて良いのか分かるようになります。

また少しくらい赤ちゃんが泣いても動じません。「はいはい、今ご飯作ってるから泣いててね」と声をかけながらササッと家事や上の子のことを出来ます。少しの間なら、泣いていても最低限ミルクや授乳とおむつ交換だけしてあれば大丈夫です。

また離乳食も一人目は手作りしたけど、二人目はレトルトを使っている人も多いと思います。手抜き加減が出来るので精神的にも楽かもしれません。

赤ちゃんが二人!?一人目の子が赤ちゃ返り

上の子はいくつになっても、下の子が出来ると母親を取られたようで寂しい気持ちになります。かまってほしくて赤ちゃん返りや、情緒不安定になってよく泣く子もいます。一人目のときは赤ちゃんの育児だけしていましたが、二人目は「とにかく上の子重視」と言われています。下の子よりも上の子の育児の方が大変かもしれません。

夫と役割分担が明確に

一人目の時には子どもは母親で荷物は父親が持つということが多いと思います。しかし二人目の時にはそれぞれ子どもを見ながら荷物も2倍なので負担は大きくなります。授乳期間中は母親が下の子を見て、父親が上の子を見ながら荷物も持つという役割分担が気づかないうちに出来ていきます。

ママの知り合いが増えるので精神的に楽

一人目の時にママ友や子育て支援センター、また幼稚園や保育園に通っている場合はそこでの知り合いが増えます。そのため一人目の時に出来た知り合いから二人目育児や、いろいろな相談が出来るため精神的に楽になります。また二人目育児ではママ友を作ろうと頑張るママも少ないようです。

二人目育児は行事も適当に

一人目の時には出産前からお宮参りなどの行事について考えていたけど、二人目の時にはいつの間にか行事をしないままだったという人も多いですよ。またそれに合わせて写真や動画などの記録物が少ないということもあります。もし写真を取っても上の子と一緒で、下の子だけの写真は少ないのではないでしょうか?大人になったら見返せるように、下の子の記録もきちんと撮っていきたいですね。

また予防接種もうっかり接種期間を過ぎてしまう人もいます。病気になってからでは遅いので、予防接種も一人目と同じようにすぐに受けるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?二人目とはいえ、一人目育児とはまた違った苦労や大変さがあります。しかしその分、楽しさや手抜きも出来るようになります。一人目も二人目も楽しみながら育児をしていきたいですね。

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