国が違えば、子育ても違います。日本の子育てと、他の国の子育ては、どう違うのでしょうか?テレビなどで観ることもあって、日本の育児との違いに驚くこともありますよね。他の国の子育て法を知ることで、自分の子育ても変化してくるかもしれませんよ♪
今回は、アメリカの子育てについて、調査してみようと思います。
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目次
アメリカの子育て、日本との違いは?
アメリカの映画やアニメで子どものいる家庭の様子が描かれたものがありますよね。それを見て、日本との違いに驚くこともありますよね。アメリカの子育ては日本と違うところがたくさんあります。どんなところが違うのか、アメリカの子育てを覗いてみましょう♪
産後の入院は短い
アメリカは、産後の入院の時から違います。日本では、産後の入院は普通分娩で5日くらい、帝王切開だと7日~10日のところが多いですよね。しかし、アメリカは、医療費が高額のため、産後は普通分娩で異常がなければ、2日ほどで退院なのだそうです。帝王切開でも4日ほどで退院するそうです。
生まれたときから自分の部屋が与えられる
これは、皆さんも良く知った話ですよね。アメリカは子どもの「自立心」を養うために、生まれる前から子ども部屋を用意して、生まれたら、その部屋で一人で寝ることになります。夜も、赤ちゃんの泣き声が聞こえるように、トランシーバーを置いたりして、ママは別室で寝ます。
お腹が空いたなどの時は、ママが子どもの部屋に行き、お世話をして、また寝室に戻るのだそうです。少しくらいの愚図りなら、放っておかれることもあるようで、そうすることで、赤ちゃんの夜泣きも減ってくるのだそうです。結果、ママもゆっくり眠ることが出来るので、産後の体力の回復も早く出来るのだそうです。
日本は住宅事情などもあるので、なかなか出来ないことですし、なんとなく冷たいように感じますよね。でも、アメリカでは、その代わり昼間、起きているときはたくさんスキンシップをして、愛情をいっぱいかけてあげるのだそうです。
※最近では、添い寝の習慣も良いとされ、アメリカなどでも推奨されているようです。
お風呂は一緒には入らない
アメリカではお風呂も、子どもと一緒に裸になって、入ることはないそうです。赤ちゃんの頃はシンクなどにベビーバスを置いて入浴させますが、2~4歳の子は、親は、服を着たまま子どもの体を洗ったりするそうです。それどころか、非常識とみられてしまいます。更に、子どもが異性の親とお風呂に入ることは、性的虐待と見なされてしまう事があるそうです。
また、子ども部屋も兄弟でも異性の家族とは別室にするそうです。
パパのイクメンは当たり前
アメリカは、家族との時間を重要視する国です。また、日本と違って、就業時間も短いので、子どもとの時間もたっぷり取ることが出来るのです。なので、アメリカのパパは、育児参加は当然のことなのです。道でも、積極的に抱っこしたり、時間が合えば、子どもの学校の送迎なども、すすんでやってくれます。
日本では、仕事の忙しさもあるし、まだ「育児は女がするもの」という考えが多かったりしますから、なかなか難しい事ですよね。
ちょっぴり過保護?
アメリカは、子どもが一人で街を歩くことは禁止されています。子供の一人歩きだけでなく、車の中や家での留守番も禁止されています。そして、学校の登下校も、習い事の行き帰りも保護者の送迎が義務付けられています。アメリカでは、子どもを一人にすることは良くないことなのです。
日本では、小学生になったら学校へは、通学班など子どもだけで登下校しますよね。留守番だって出来ちゃう子もいます。これは、比較的、安全な治安だから出来ることなのです。
また、アメリカは親が子どもに、しっかり付き添い、色々なリスクやトラブルから守るべきだと考える親が多いのだそうです。そのことから、日本からしたら、「過保護すぎるんじゃない?」と思うこともあるかもしれませんね。
子どもは地域全体で守る
アメリカは、子どもは地域全体で守るものとの考えが強い国です。なので、アメリカは妊婦さんや子連れに、とても親切にしてくれます。困っていたら、知らない人でも声をかけて、手伝ってくれるのです。電車などにベビーカーで乗るのも、当然の権利とされています。
日本でのベビーカー論争などは、アメリカの人から見たら、不思議に思うのではないでしょうか?
また、子どもを守らなければ!と言う考えが強いアメリカでは、少しでも虐待の疑いがあると、すぐに通報されます。
子どもを預けることは当たり前
日本では、仕事などの事情がない限り、あまりない事ですが、アメリカでは子どもをベビーシッターや託児所に預けることは普通のことです。アメリカは子どもとの時間も大切にしますが、夫婦2人の時間も、とても大切にします。
なので、アメリカでは子どもをベビーシッターなどに預けて、夫婦だけでデートしたりも普通にあるそうです。
日本だと、子どもが生まれたら、なかなか夫婦に時間を取ることは難しいですが、たまには、そんな時間も必要かもしれませんね。
ママ友ともオープンな会話を
日本では、ママ友と話すときでも、よほど気心の知れた関係でなかったら、そこまで深い話はしませんよね。でも、アメリカは、自分のことや子ども、家庭のことまで、かなりオープンな会話をするのだそうです。そのため、悩みを聞いてもらうことが出来、アドバイスなども貰うことが出来るのですね。
日本も、何でも話せるママ友などがいると、気持ちが楽になりますね。
我が子のことを他人の前でも褒める
日本人は、他人の前では子どもを含む、身内のことは下げて話すことが多いですよね。あまり褒めることはしないどころか、欠点ばかり強調したりしてしまいます。
しかし、アメリカでは、他人の前でも子どもを褒めます。日本だと、自慢話だと変な目で見られるけど、アメリカでは普通なのです。褒められることが多いのは、子どもも嬉しいし自信がつきますね。
頭の形に拘る
アメリカは、何よりも頭の形が気になるのだそうです。赤ちゃんにヘッドギアを付けていたりするのを見かけるそうです。小児科で勧められることもあるようです。
子どもが泣いたときは思いっきり泣かせる
日本では子どもが泣いたら、周りから白い目で見られる不安から、とにかく泣き止ませようとしますよね。実際に白い目で見られることもありますし。
一方、アメリカでは子どもが泣くのは成長の一環だとしています。なので泣いたからと無理に泣き止ませることはしません。外出先でも、人目のないところや、車の中に連れて行って、周りに迷惑が掛からないようにして、思い切り泣かせます。泣いている間は、あまり声をかけたりせず、黙って見守っていることが多いのだそうです。
「泣いたからって、わがままは通せないのよ!」という事なのだそうです。
しつけの違い
アメリカは、しつけには厳しいですが、体罰は絶対NGな国です。日本だと、子どもが悪いことをしたら、手やお尻を軽くペンっ!とすることもあるでしょう。それをアメリカでやったら、すぐに通報されて、下手すると養育権を取られてしまいます。
アメリカでは、しつけの時は、自室や部屋の隅っこなどの決められた場所にいさせて、子どもに反省をさせるのだそうです。それで、子どもが冷静になった時に、親子で話し合いをするのです。
トイレトレーニングはゆるく
アメリカでのトイレトレーニングは、とってもゆる~いです。「いつかは取れるもの」と考えていて、他人と比べることもなく、周りの人も、4歳くらいになって、おむつをしていても、何も言われないのです。
日本だと、2歳くらいからトイレトレーニングは意識し始めますよね。幼稚園などに入る前に、何とか取らなきゃと焦ったり、周りからも「まだ、おむつなの?」なんて言われちゃいますよね。これって、ママにとっては、すごいプレッシャーになっちゃいます。
お小遣い事情
日本では、お小遣いは月ごとにあげたり、必要な時に渡したりしますよね。
アメリカは月にまとまった金額をどんと渡して、子どもに金銭管理をさせるのです。自分のおやつや、おもちゃはもちろん、家庭によってもやり方は違いますが、学校で使う文房具や、洋服も自分で管理させます。お小遣いがなくなったら、次の月まで、余分にもらえることはないので、子どもたちは手伝いなどを積極的にして、お小遣いをもらおうとするそうです。
まとめ
アメリカの子育て事情、いかがでしたか?
日本と比べて、「え~?」って思うことも、「良いな!」って思うこともありましたよね。日本には日本の、アメリカにはアメリカの文化があるように、子育ても違います。アメリカの子育てで良いなと思うものは、日本でも真似してみたら、子育てが、楽しくなるかもしれませんよね♪
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