掃除洗濯、お買い物や食事の準備に後片付け。プラス子育て…大まかにくくってしまえばカンタンに聞こえますが、家の中の用事を一手に引き受けている主婦(主夫)は本当に忙しいのです。掃除にしてもトイレにお風呂、玄関・ベランダとやるべき個所はたくさんあります。例えば洗濯は洗濯機が代行してくれますが、干したり取り入れたりはしてくれませんしもちろんたたむなんて論外で、家事を細かく言い出すと限がありません。
ひと段落してようやくひとりの時間と思ったら寝る時間。働きに出ていたら尚更忙しいし、一日家事に追われているように思えてきます。できるだけ自分の時間を確保できる時短ポイントを自身の体験を交えながらご紹介したいと思います。ちょっぴりヒントにしていただいて少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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「ながら作業」はやめて「ついで作業」で
洗濯物をたたむ時、ついついテレビをつけてゆっくり座り込みたたむのに結構時間かかってしまったことってありませんか?小学生の宿題ではありませんが、『テレビを見ながら』や『○○をしながら』は何故か時間ばかりかかってしまいます。
時間ができた時にゆっくりすればいいので先にやっつけてしまいましょう。私自身、集中力が無かったのもありますがテレビを見ながら洗濯物をたたみ始めても殆ど進まず、そのまま携帯を手に取り…なんてことが度々ありました。あまりにも自分の時間が無い事に気づき、用事を済ませることに集中。結構な時短になりました。
洗濯物話のついでに「ついで作業」の話(笑)。「ついで」というのは『ある一つの事をやる時合わせて別の事をやる事。』
洗濯は洗濯機を回してから干して乾いたら取り入れてたたむ。これが一連の作業となるのですが、(当たり前ですね)別々に作業すると個々に時間がかかります。では、どうしたらよいのか。洗濯機を回す作業を夕方にします。そうすると前日干していた物が乾いていて取り入れついでに干せます。ちなみに色柄物は影干ししてくださいね。下着などは室内に引っかけて置いて朝、外に干します。
度々洗濯関連の作業時間を取るよりも「ついで作業」にしてみてください。私自身、働いている時、朝早くから洗濯する時間がなかったので洗濯作業を夕方にスイッチしました。取り入れついでにたたんでしまうと、シワシワにならずに済みますよ。また、洗濯機が回っている間に別の作業をします。買い物に行ったり、食事の準備をしたり。洗濯機が回るのも時間がかかりますので有効活用してくださいね。
便利アイテムをフル活用
我が家の食事の準備で時短革命を起こしたのが電子レンジと圧力鍋。
今まで野菜をゆがく時はお鍋にお水を入れ火にかけて…とかなり時間かけてしていました。けれど今ではお皿に洗った野菜を入れふんわりラップ→チンッで完了。スチーム容器なるものもあります。カレーや煮込み料理も圧力鍋でプッシュ~と鳴ればもう完成です。料理の時短を考えるのであれば便利アイテムは欠かせません。掃除用品や洗濯用品にも便利アイテムはたくさんありますので手に入れてみるのもいいかもしれませんね。
また、便利アイテムの他に、便利な機能もフル活用するのもいいですよ。例えば炊飯器や洗濯機の予約機能。予約機能を使うことによって、予定も立てやすくなります。
行動パターンを作ろう
日々、だいたい同じことの繰り返しなので、自分の気分や体調に合わせて家事をこなすことができます。面倒くさいと思ったら手抜きしてもいいと思います。ただ、しょっちゅう手抜きになるといけませんので主婦(主夫)中休み日を作ってはどうでしょう。主婦(主夫)は休めませんので手抜きしてもOKな日を作るのです。気持ちに余裕もできるし、また頑張るかって気にもなるのでオススメです。
ほかに食事の準備や後片付け中にレンジまわりの掃除やキッチンの床拭きなどちょい掃除をパターン化しておけば大掃除みたいにならずに済みます。ちなみに皿洗いは調理中に出た汚れものは調理中に済ませて食事後は皿洗いとちょい掃除だけで終わります。
お買い物も一週間の献立は考えるのが面倒くさくなってくるので、3日くらいの献立を考え買い物リストを作っておくのも手ですね。
家族の協力
協力といってもパートナーやお子さんに家事のお手伝いをしてもらうのではありません。手抜きをしても小言を言わない協力のことです。主婦(主夫)だって人間だもの。しんどい時も面倒くさい時もあります。そんな時に小言を言われると「いつもちゃんとやっているのに!」と文句も出るしモチベーションも下がります。忙しい中たくさんの家事をこなすにはモチベーションも大切です。褒めてもらうのはなかなか難しいことですが、普段からコミュニケーションをとっておけば小言も言われないでしょう。
また、掃除する時にたくさんの物があると手間がかかることも伝えておきましょう。意外と掃除に手間がかかることを分かっていないパートナーが多いようです。
最後に
家事を分類してしまうと時短にするのは本当に大変だし、やることが減らない限りたっぷり時間が必要です。ただ、要領よくやると一時の時間で終わることができます。
やる事は違うけれど仕事も家事も要領よくしていくと、自ずと早く片付いていきます。決まった時間の中で無理せずできることをする。「早く終わらせてしまわないと!」と気持ちがしんどくならないように楽しみながら時短家事をしてくださいね。
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