暑い日が続き、いよいよ夏本番。大人は夏バテも気になる時期ですが、子供たちはエネルギーが有り余るほどに元気いっぱい。でも日中は気温が高く公園や散歩に出かけると、熱中症の心配があります。かといって毎日室内遊びだけでは、飽きてしまいます。
そこでオススメなのが、子供用のビニールプールを使った水遊び。室内遊びより体を動かせる上、熱中症のリスクもなくママ&パパのお出かけ準備も不要。そんな夏のお役立ちアイテム、子供用のビニールプールの選び方をご紹介します。
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目次
選び方の基準は大きさと形状
一口に「子供用のビニールプール」といってもそのタイプはさまざま。ママ&パパ世代が子供のころは、サイズも小さく形状のバリエーションも少なかったのですが、近年ではその種類も豊富です。
たくさんの種類がある子供用のビニールプールの中から最適なものを選ぶ際は、使う場所と子供の年齢を考慮することが大切です。
大きさを決めてから形状を決める
ビニールプールの大きさは遊ぶ場所によって決まります。マンションであればベランダの大きさでサイズが決まりますし、一軒家の庭で遊ぶ場合は敷地の広さによって変わってきます。形状やオプションに目が行きがちですが、まずは遊ぶ場所の広さを計測しましょう。
遊ぶ場所から大きさ決める
各プールの商品詳細には「高さ」「縦」「横」(円形であれば「直径」)の数値が記されているので、設置したい場所のそれぞれの長さを測ります。測るとき、水をどのように入れるか考慮して置く場所を想定してください。これを無視して「できるだけ広い場所」の大きさを測ってしまうと、ビニールプール自体の設置ができても、水を入れるに苦労します。
マンションのベランダで遊ぶ場合
マンションのベランダは横に長いですが、縦の長さが短いのがネックです。そこでオススメなのが、長方形のビニールプールです。縦の長さは短くても横に長ければ子供が全身を水につけることが可能です。
限られたスペースなので少しでも大きなサイズを選びがちですが、縦の幅は実際の長さより少し小さめのものを選ぶとよいでしょう。ホース、もしくはバケツで水を入れることを考えると、窓の近くの設置が想定されます。窓の近くはサッシのヘリが飛び出していることが多く、多くの場合アルミなどの金属製であるため、とがった部分がビニールを傷つけて穴が開いてしまう可能性があります。どうしてもぎりぎりのサイズになってしまう場合は、ビニールとサッシのヘリの間に段ボールなどを挟んで対策をしておきましょう。
また、ベランダの床はコンクリートで固いため、ビニールプールの底辺が柔らかいものがオススメです。床面にも空気を入れることができるタイプだと、下がコンクリートなどで固い場合でも、プールの底自体が柔らかくなるため、けがのリスクを抑えることができます。
・CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) レクタングラベイビープール
一軒家の庭で遊ぶ場合
一軒家の庭で注意が必要なのは傾斜と地面の状態です。傾斜がついていると子供が足を滑らせやすくなります。また地面に石や木片などがある場合は、底面がごつごつしますし、底面に空気を入れられるタイプを選んだとしても、傷がついて破れる可能性もあります。
最近のビニールプールは外国メーカーのものが多く、大人も一緒に入れるような大きいサイズのものが多くあります。大人数で遊べるのでオススメですが、平らで地面が芝など柔らかい場所をあらかじめ設置場所として想定をして、長さを測りましょう。
・ベストウェイ製 ファミリープール
年齢で決める
大きさが決まったら、子供の年齢に応じてプールの形状を決めます。普段使うおもちゃと同じように、年齢によって考慮する安全面などが変わってくるため、年齢に合ったものを選んであげる必要があります。
つかまり立ちの時期は壁面が固いものを選ぶ
生後半年くらいでつかまり立ちをする子供にオススメなのが、壁面が硬めのタイプです。プールの中でつかまり立ちをする際に壁面が柔らかいと、バランスをとって立っていることが難しくなってしまいます。壁面部分が一つの層のものよりも、いくつもの層に分かれているタイプ
のほうが空気を入れたときに強度が強いので、壁面部分が2つ以上に分かれているタイプを選びましょう。
また壁面の高さが高いものだと、壁面に手をかけられず立つことができなくなってしまいます。サイドの壁の高さが50cm程度のものがオススメです。
・ビニール【コンパクトプール】
歩き始めたら大きさを重視
歩き始めたらできるだけ大きなサイズのプールがオススメです。プールの中でおもちゃを使ったり、ほかの子供と一緒に遊べるようなるので、床面積の広さが求められます。「子供が1人で入るには大きすぎかな」と思っても、ボールや水鉄砲などのおもちゃを大量に投入したり、お友達と一緒に複数人で入ると、意外と狭くなってしまうものです。
またこの時期は身体の成長が早いので、2歳の時に適正な大きさだと思っていても、4歳のころには手狭になってしまうことも。場所が許す限りできるだけ大きなサイズを購入しましょう。
・クマノミ プレイセンタープール
設置の場所を決めてから、形状を決めよう
ビニールプールを購入する際には、まずは設置場所を選んで大きさを決めます。その次に子供の年齢に合わせて、形状を決めていきます。
ビニールプールのデザインや形状、付属品などを先に見てしまうと、設置場所に対して大きさが合わなくなりがちです。
特に子供と一緒に見て決める場合は注意しましょう。子供たちは大きさの条件など一切気にしません。大きさの条件に合ったものをいくつか選んで、その中から子供に選ばせるのが良いでしょう。
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