毎日使うキッチンのシンク、きれいにしていますか?特に小さなお子さんがいる家庭では離乳食の準備などで朝からキッチンに立ちっぱなしということも多いと思います。掃除なんてやっていられない!と忙しく動き回っているのではないでしょうか。しかしちょっと待って下さい。
キッチンのシンクはいつも汚れものや水が流れているので、知らないうちに水垢やカビなどが増殖しているんです。そういったものをきれいに取り除くことで、キッチンに立つ時間が楽しくなりますよ。今回はそんなキッチンのシンクの水垢汚れの掃除方法をご紹介します。
今回は一番多くの人が利用していると思われるステンレス製の水垢掃除についてです。これを読んで、早速今日から実施してみて下さい。
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ステンレス製シンクの汚れとは
光の加減で白いカスのようなものがシンクに見えます。これは石鹸のカスや水道水が蒸発してミネラルが固まって残っている状態です。すぐにその汚れを落として、乾いた雑巾や布巾で拭き取ればきれいで目立たなくなります。
しかしまたすぐにシンクを使うからとそのままにしておくと、上から何層にも汚れが重なっていくので落ちにくくなってしまいます。まずはすぐに掃除をして汚れを取り除くことが必要です。特別な汚れではないので、すぐに落とせます。
クエン酸を使おう
クエン酸は重曹と並ぶ万能洗剤です。どのような物か見ていきましょう。
クエン酸とは
水垢はアルカリ性の性質を持っているので、酸性のクエン酸で汚れを落とすことが出来ます。スーパーやホームセンターなどの洗剤のコーナーなどで売っています。水垢として固まってしまった汚れは台所用洗剤でスポンジでこすってもきれいに落ちません。
このためクエン酸がとても有効です。クエン酸にはお酢なども含まれます。また消臭効果もあるので、シンクのイヤな臭いも取り除いてくれます。
クエン酸スプレーを作ろう
まずはクエン酸スプレーを作りましょう。これがあることでとても掃除が簡単に行えます。水400ccにクエン酸10gを入れて溶かします。すぐには溶けないので時間を置くと溶けていきます。100円ショップなどで売っているスプレーボトルに移し替えて完了です。とても簡単ですぐに使えます。
使い方
先ほどのクエン酸スプレーをティッシュやキッチンペーパーの上から吹き付けます。そこから数十分~数時間置きます。その後、スポンジなどでこするときれいに落ちます。水垢の汚れ具合によってこの時間は変わっていきます。また蛇口部分の細かい場所も同じようにスプレーを吹き付けてから、歯ブラシや楊枝で汚れを取り除きます。
注意事項
水垢専用スポンジやメラミンスポンジなどをよく見かけます。しかしこれは目に見えない細かい傷を付けることで水垢を落とします。そのためあまりおすすめはしません。出来れば使わずに、キッチンペーパーや台所用スポンジなどを使いましょう。
重曹も掃除をする上で、万能の洗剤として使うことが出来ます。しかし重曹とクエン酸を混ぜると発泡し、かなり強烈な臭いを発します。キッチンはもちろん、場合によっては家中に臭いが充満してしまうので、混ぜないようにしましょう。使うときには、重曹を使って水洗いをしてからクエン酸を使用しましょう。
ステンレス製のシンクは塩素系にとても弱いという性質があります。塩素系漂白剤を薄めたものをシンクに流すことは問題ありません。しかし長時間つけているとサビの原因になります。せっかく掃除をしたのにさびてしまったということがないように注意しましょう。実は醤油なども塩素系の食材です。これらもシンクについてしまったらすぐに拭き取りましょう。
表面に筋状のヘアラインがあることがあります。そのときにはその筋状に沿って拭いていきましょう。反対に拭いたり、強く拭きすぎてしまうと痛む原因になります。
ついでに排水溝もきれいに
排水溝の掃除には重曹が有効です。軽く水を流した排水溝に向かって重曹を振りかけます。そしてスポンジで擦っていけば、ヌメリもきれいに落ちます。これはヌメリやカビが繁殖しやすい三角コーナーにも使えます。一度試してみて下さい。
まとめ
シンクの水垢はカビやヌメリと比べるとあまり目立ちません。また水垢だから大丈夫と考えてしまい、放置したままということがあります。しかし時間が経つと落ちにくくなってしまうので早めの掃除が必要です。
ステンレス製のシンクの場合は水垢や曇りが取れると、とてもきれいでピカっと光を反射してシンクが輝きます。毎日キッチンを使うことが楽しくなるように、出来れば1ヶ月に1度はしっかりと水垢を落としましょう。見違えるように明るいキッチンへと生まれ変わりますよ。
洗剤もどれを使っても良いということはありません。どうしても相性というものがあるので、注意事項を読みながら行いましょう。今まで以上に料理が楽しくなると良いですね。
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