電気・水道・ガスなどのライフラインは生活において必要不可欠なものです。しかし使用している最中に消費量が目に見えるものではないので、ついつい無駄遣いをしてしまいがちなもの。意外とルーズな光熱費を見直して、節約テクニックをマスターすれば、家計に嬉しい請求書が届くはず!頑張りましょう。
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目次
光熱費節約において心がけること
効果的に節約したいのであれば、エネルギーを使用している割合の高いものから順に見直しをし、減らしていくことが大切です。また、季節によって変動の激しいものになります。
頑張ったのに、先月と比べてあまり消費量が変わっておらず、意味がないのではないか、と思いがちですが、比べるのであれば、先月ではなく昨年の同じ月と比べてみましょう。また、ひと月あたりの節約は小さいものかもしれません。年間を通して成果を感じられるように小さな心がけを継続していくことが大切です。
使える!節約術5選
時間帯割引契約に切り替え&契約アンペアを下げる。
最初に引っ越してきた時から、契約プランを変えたことがありますか?また、現在の契約内容をしっかりご存知でしょうか?実際には、ほとんどの方が「従量電灯」という契約になっているそうです。この契約、どの時間帯に電気を使っても電気の供給金額は一律となっています。これを今回ご紹介した「時間帯割引契約」に切り替えることで、時間帯ごとに電気の供給金額が変動するようになります。
一律だった供給金額に比べて、夜11時~朝の7時までの電気代を80%オフにする代わりにその他の時間帯は30%ほど高くなります。この仕組みを把握し、うまく電気を使うようにすることで、大きく電気代を節約できます。
夏・冬必見!エアコンによる電気代を減らそう
エアコンの電気代、どのように工夫していますか?「とにかく我慢する!」なんて意見もよく耳にしますが、夏の暑い時期や冬の寒い時期に無理をして体調を崩しては意味がありません。エアコンを使用する際、設定温度を1度上げれば約10%の節約になると言われています。夏は28度、冬は21度を目安に設定しましょう。送風は「自動」がオススメです。
また、エアコンのフィルターをまめにお手入れして、綺麗に保つことで消費電力にも大きく影響します。エアコン本体の寿命も延びるので、お掃除はこまめに行いましょう。
使用するお湯は必要最低限にして、できるだけ水を使う。
1番エネルギーを使用しているライフライン、それは「給湯」です。オール電化のお宅も、ガスを利用しているお宅も同じです。お湯を使うこと、それはかなりのコストがかかっているのです。使用する水とお湯のコストの差はおよそ3倍だと言われています。単純にいえば、今までお湯を使っていたものを水に変えれば給湯にかかるコストも3分の1になります。お風呂など、生活には必ずお湯を使うシーンがあります。
しかし、何気なくお湯を使っている時はありませんか?食器洗いや、お風呂掃除で流す水など無意識にお湯を使っている方が多いのではないでしょうか?本当に必要なお湯以外は水を使うように心がけることで大きな節約になります。
お風呂は光熱費見直しの宝庫!
お風呂には光熱費を見直すカギがたくさんあります。まずは浴槽のお湯の温度。高く設定しすぎていませんか?38度~39度が目安です。また、近年便利な追い炊き機能のついたお風呂が多くなっていますが、追い炊きは意外とコストがかかるもの。やむおえない場合を除いて、家族みんなが間隔をあけずにお風呂に入れる時間帯にお風呂をわかしましょう。
こまめにお風呂のフタを閉めることも大切です。とくに冬場なんかは、シャンプーや身体を洗っている間もフタを閉めるように習慣づけましょう。
節水のカギはシャワーにあり!
シャワーの使用量が増える夏。夏になると水道代が上がるなぁ、と感じたことはありませんか?外出先から帰宅して、まずシャワー。お風呂も浴槽につかるのはあついからシャワーで済ます、なんて経験はどなたにもあるのではないでしょうか?一見シャワーで済ませば浴槽にお湯をはるよりも使っていないように感じますが、実際にはシャワーを15分程度使用すると、およそ浴槽1杯分のお湯を消費しているのです。
また、シャワーでの節水に欠かせないアイテムが「節水シャワーヘッド」。ご自分でシャワーヘッドを簡単に節水用のものに付け替えるだけで、大きな節水に繋がります。シャワーの出る穴の数が少なくなるので、水の使用量を無意識に抑えることができます。水圧はむしろ高くなるので、快適な使用感で節水することができる優れものです。
光熱費の節約を実践するにあたって、1番大切なことは何でしょうか?それは、「家族みんなで理解し、無理のない範囲で継続していくこと」ではないかと思います。電気やテレビの消し忘れや、流しっぱなしだった水の使い方など、改めて習慣づけることで大きな節約になると思います。いきなりワンランク上の徹底した節約を目指すよりも、今ある「無駄」をなくしていくことから始めましょう!
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